遥人「…はぁはぁ……」
ある寮の一室。
濡れた吐息が、かすかに部屋に響く。
その吐息を発しているのは、その一室の寮部屋に住む少年、遥人であった。
隣のベットでは、同じ相部屋の空が隣で寝ている。
遥人(……っ……空が寝ているのに……オレ、さいあく……っ)
空は、遥人の隣ですやすやとあどけない表情で眠っている。
そんな、純粋な親友の横でオナニーしている自分に罪悪感を感じながらも思春期の欲望を止める事ができない。
空にバレないように、遥人は布団を被りながらその行為に熱中する。
遥人「……っ……はっ……」
まだ少しあどけなさを残す、遥人には見合わない、同級生よりも若干大きめの性器を満遍なく、激しく扱く。
陰毛もがっつりと生えていて、性器は雄そのもの、しかし、顔立ちはまだまだ幼さを残している。
遥人の容姿は、大人と子供の間でせめぎあっているとても艶めかしい姿であった。
遥人「……んっ……んっ……」
性器に与えられる快感に、遥人は時折、喘ぎを漏らしてしまう。
同年代の少年達よりも、少し大きめな遥人の性器の先っぽから、透明な雫が溢れて来る。
その溢れた雫を、亀頭に塗りたくる。
遥人「……ああっ……」
泣きたくなるくらい切ない気持ちよさに、遥人はつい濡れた吐息の混ざった高い喘ぎを漏らす。
遥人「……あぁっ……はぁっ……」
遥人(……やばっ、声が……)
つい出てしまった少し大きめの声に遥人は少し焦り、隣で眠る空に意識を剥ける。
隣からは空の寝息が聞こえる。
遥人「はぁ……」
遥人(危なかった……)
もし自分の欲情に染まった声を親友に聞かれたら、顔向けできないくらい恥ずかしい。
今まで空に性的な話題を一度も振ったことがない。
恐らく、空は自分の事を純粋な親友として見ている事だろう。
だからこそ、自分がこういう事をしている姿なんて、見せたくないし、絶対に知られたくない事である。
遥人「……はぁはぁはぁ……」
でも、遥人も年頃の思春期の少年である。
沸き上がる性欲には抗おう事はできなかった。
遥人「……んっ……んんっ……」
しかし、寮生である遥人は、一人になれる機会は少ない。
そして、トイレやお風呂も共同。
トイレの個室なんて、壁一枚で仕切られているから、オナニーしてる最中に誰かが来たら、バレてしまう可能性が高い。
よって、性処理は部屋でするしかないのであった。
よって遥人は、真夜中にこっそりと起き、空が寝ているのを確認した後、オナニーするのが日常となっていた。
遥人「……はぁ……っ……っ……」
純粋な親友。
性に目覚めていなそうな……さすがにそれはないかもしれないが……。
そんな空と同じ空間でオナニーをしてしまう、やらしい自分に罪悪感を抱きながらも、性器を扱く。
もしも、空に見られたら、終わる。
自分のオナニーを見た空はどう思うだろうか?
遥人は、爽やかで、面倒見のいい、空の一番の親友。
そんな自分と空との関係が覆ってしまうだろう。
遥人「……んっ……ん……ぁ……」
でも、そんな大きなリスクがあっても、本能から来るこの欲望を止める事はできない。
遥人「……んっ……あぁっ……ああっ……」
遥人(……きもちいいっ……きもちいいっ……)
遥人の扱く手が、次第に早くなる。
先っぽから、液が溢れる度に、亀頭にそれをこすりつける。
遥人「……ああっ……」
遥人はたまらなく、声を漏らす。
遥人の吐息も更に荒くなる。
遥人「……はっ……はっ……んっ……」
どんどんと快感が性器に集まって来る。
遥人(……でっ、でるっ……)
遥人は素早く、ティッシュを二、三枚敷いた。
遥人「……んっ……あぁっ……はっ……ああっ……!」
そのティッシュに、向かって、沢山の精子が飛び散った。