智之「この明かりって……?」[p]
智之「あれ? 穴……?」[p]
智之「穴なんて開いてたっけ……?」[p]
部屋の壁から光が漏れている。[p]
智之(全然気づかなかった……)[p]
この壁の穴の先は遥人の部屋に繋がっている。[p]
智之(遥人に教えないと……)[p]
そう思って、智之は壁の穴に近づく。[p]
智之「おーい、ハル……」[p]
智之「……?」[p]
穴の中には湿ったような声と乱れた吐息が聞こえる。[p]
智之(遥人……?)[p]
壁の穴の先にいる遥人は何しているのだろうか?[p]
穴の向こうにある遥人の部屋からいつもと違う雰囲気が漂っている。[p]
智之(……っ)[p]
智之は意を決して壁の穴の先を覗く。[p]
「あっ、あっ……」[p]
智之(えっ……!?)[p]
「はっ、はぁっ……」[p]
智之「う、うそ……っ!?」[p]
穴の先に見えたのは、床に寝転がりながら、息を荒げている友人の姿だった。[p]
Yシャツがはだけ、ズボン、下着は身につけておらず、右手は性器を握っている。[p]
智之の心臓は一気に早鐘のごとく動きだした。[p]
智之の視線は友人の下半身に向いた。[p]
智之(遥人のちんこっ!)[p]
友人の雄々しく勃起させた性器に智之は衝撃と興奮と背徳感が一気に込み上げる。[p]
密かに見たいと思っていた、友人の性器。[p]
智之(でかい……っ、すげーえろいっ!)[p]
智之が想像していた性器とは全く違う、男らしい大きな友人の性器。[p]
友人は智之に普段向ける表情とは全くとは違う切なげな表情でその立派な性器を前に出した自身の精液を潤滑油にしながら、上下に扱く。[p]
精液で濡れている性器と陰毛がより一層いやらしさと背徳感を引き立たせている。[p]
「はぁ、はぁ、はぁ」[p]
「ああっ、あっ……」[p]
友人の隣に置かれたスマホには、女性が男性器に突かれて喘いでいる動画が再生されている。[p]
そのエロ動画を横目に友人は、小刻みに身体を動かしながら切なげに声を荒げる。[p]
智之(……遥人もこういうことするんだ)[p]
智之(エロ動画に興奮しながら……)[p]
智之(チンコを勃起させて……)[p]
智之(こんなやらしい顔で……)[p]
智之(こんな切羽詰まった声だして……)[p]
智之(チンコを自分で扱いて……)[p]
智之(精子だしてるんだっ!)[p]
友人の自慰行為を目の当たりにして見てはいけないと背徳感を感じつつも、智之は目を逸らすことができなかった。[p]
「んぁ、ああっ」[p]
「おまんこっ、んんっ」[p]
「ああっ、ああっ……」[p]
智之(遥人、すげー興奮してる……)[p]
「うわっ、ああっ」
智之(えろい……)[p]
普段の友人を知っている智之にとって、友人が獣のように発情し、自慰行為を行う姿は背徳的で官能的であった。[p]
女性を抱きたい。[p]
セックスをしたい。[p]
普段優しく純粋な友人もそのような欲望を持っている。[p]
目の前で繰り広げられる友人の獣のような自慰行為が何よりの証拠。[p]
「いくっ、いくっ、んあああっ!」[p]
友人の身体全体に一際力が入る。[p]
それと同時に、友人は沢山の精液を吐き出した。[p]
「ああっ、ああっ、くううっ、はぅっ……っ!」
智之(す、すげーっ!)[p]
智之(遥人がっ、精子だしたっ!?)[p]
友人のオナニーが終わった後、智之は性欲爆発し、友人と同じ行為を行う。[p]
智之「はぁはぁはぁ……」[p]
智之(遥人がオナニー、遥人がオナニー)[p]
まさかこんな形で大好きな友人の自慰行為に遭遇してしまうとは。[p]
智之「ぁ、んっ、はぁっ……」[p]
智之(普段のほほんとしてるくせに、純粋そうな顔してるくせに……)[p]
智之(遥人もエロ動画観て、興奮して、チンコ勃起させて、オナニーするんだ……)[p]
智之「んんっ、うあっ、はぁはぁはぁっ」[p]
本日見た友人の自慰行為を生涯忘れまいと、智之は先ほどの光景を脳内で反芻する。[p]
智之「んっ、ああっ、ああっ、はるとおおおっ!」[p]
智之「うわああっ!」[p]
智之はすぐに達した。[p]