今日は水湧学園の生徒・教員が総出でバスにて遠足に出かける日だった。 行き先は、水湧市辺境の山あいにある国立公園、水湧ヶ原に向かっていた。 ここは美織達が住んでる田舎から、もっと車を走らせたところにある湿地高原地帯である。 ここを見つけ出した祖先が『水湧ヶ原』と命名した通り、冷たい水が豊富に湧く地帯でもある。 ちなみに水湧市の水湧という市名も、ここからとった事でも有名である。 ・・・とのことをバスガイド代わりの先生が説明したが、真面目に聞いてた生徒は半々だった。
キキィー・・・!
バスが止まると、駐車場の目の前は広大な湿地帯だった。 生徒達がこの地に降りると、教師と一緒にビジターセンターけん自然博物館に入っていった。 展示物を流し見した一行は、学校の奢りで生徒・教師全員に店内のアイス売り場にてアイスカップを食べることになった。 美織・亜月・巴の3人は、いつもの学園生活の昼食と同じように楽しくしゃべりあい
美織「やっぱアイスと言ったらチョコレートだよね! すごく美味しい! あ、巴さんバニラ選んだんですか? それって確かホテルのビュッフェで出されてたやつですよね? また食べてるんですか?」
巴「うん、あの時は一生分食べたと思ったけど、見たらまた食べたくなっちゃったの~。 普通に店で売ってるバニラアイスより、こっちの方が全然美味しいんだもん」
亜月「私はそのバニラアイスはもういいや、このオレンジ味も美味しいよ。 あ、そうだ! みんなのアイス食べ比べしてみない?!」
3人はワイワイキャッキャ言いながらアイスを食べ合い、カップの中身はすぐ空になった。 すぐになくなったとは言っても、それなりの量があり、もしかしたら小さい子供達には多すぎるかもしれない・・・。 何はともあれ、3人とも美味しく食べ終わったが、それに比例して隣に座っていた鎌田麦・宮目日向は暗い表情で黙々と食べていた。 巴はそんな雰囲気を察してか、心配そうに
「ねえ、麦ちゃん日向ちゃん? どうしたの~? なんか今日はすごく静かだけど~、何か嫌なことでもあったのかな~?」
両少女は苦笑しながら重い口を開き
麦「あー、アイスカップ選ぶの失敗しちゃった・・・ 全然美味しくないの選んじゃった・・・」
日向「私もー、もう一回選び直したい・・・」
巴と共に亜月も、自分の妹に何かあったのかと心配したが、発言を聞いたとたん
「へ? 美味しくないの選んだ? げ!? 何よそのドス黒いのと灰色のアイスは?! もっと美味しそうなアイスを選びなさいよ!」
ちなみに3人が選んだアイスは、淡い色をした美味しそうなバニラ・チョコ・オレンジアイスであった。 それに対して麦のアイスはドス黒い紫色、日向のアイスは濃い灰色で、見た目からして美味しくなさそうなアイスだとわかる・・・。 美織は2人に何の種類のアイスをを頼んだのと聞くと、麦はドクターペッパーのシャーベット、日向は蕎麦粉アイスを頼んだらしい・・・。 麦はあきれながら
「自業自得じゃない。 ふざけてそんなアイス頼むからでしょ」
麦はムッとしながら
「ふざけてないもん! ドクターペッパー大好きだから選んだんだもん! でもアイスは美味しくなかった・・・」
日向は苦笑しながら
「昔お蕎麦屋さんに行って、蕎麦のアイス食べてそれがすごく美味しかったけど、これは別物だね・・・ 美味しくない・・・」
巴は意外そうに
「麦ちゃんってドクターペッパー好きなんだ・・・ 変わったジュースが好きなのね~」
亜月はやれやれみたいな顔をしながら
「で、そのアイスどうするの? 食べたくないなら捨てるしかないじゃん。 もったいないけど・・・」
麦と日向はアイスを持つと
麦「そうだねー・・・ もう食べたくないし、私は残すよ。 日向ちゃんはどうするの?」
日向「うん、私もそうする・・・。 思ってた味と違うんだもん」
すると亜月は、麦と日向が食べていたアイスカップをのぞき込むと、唐突に使っていたスプーンを取り出し、興味津々で
「ねえ! ちょっとそのアイス味見させてよ! どんなアイスか気になっちゃった!」
亜月がそう言うと、2人はアイスカップを差し出した。 アイスは3分の1ほど食べられており、若干溶けてはいたが食べられないほどではなく、亜月は早速スプーンでドクターペッパーのシャーベットをすくい食べると・・・
「うへぇー! めちゃくちゃドクターペッパーじゃん! 蕎麦のアイスってどんな味なのかな?」
続けて、蕎麦のアイスをすくい食べると
「おぉー・・・ 確かに蕎麦のアイスって感じはするね。 なんかお年寄りな人が好きそうな味・・・ あ、2人も食べてみる?」
美織「アハハ! 私もドクターペッパーのアイスってすごく気になってたんだ!」
巴「蕎麦のアイスって聞いたことないわ~。 どんな味なのかしら~?」
美織と巴も興味津々で、ドクターペッパーのアイス、蕎麦のアイスを自身のスプーンを使って食べると
美織「うへぇ、ドクターペッパーのアイスって、そのまんまドクターペッパーだね・・・ 美味しいかと聞かれたらまずい・・・ 私あのジュース好きじゃないから、なおさらかな。 ・・・蕎麦のアイスは、確かにおばあちゃんとかが好きそうな味だね」
巴「ドクターペッパーのアイス・・・ 風味も味もそのままね~、アイスとして食べるのはちょっと違うかな。 蕎麦のアイスは・・・ ああ・・・ なんか塩大福的な味だね・・・ この味、子供は好き嫌い別れるね」
亜月は美味しそうにパクパクアイスを食べ始め
「でも、ドクターペッパーのアイスも食べ慣れれば美味しいよ! 蕎麦のアイスはちょっとお子様には早い感じ、大人なら美味しい味だね! ・・・あれ? 美織っちと巴さんはもう食べないの?」
2人は苦笑しながら
美織「え!? 私はもういいや! 自分のアイスだけでもう十分の量食べたから・・・」
巴「私もいいわ~。 ここのアイス、結構量多かったもんね~」
「え? そうなの? じゃあ私全部食べちゃお!」
こうして亜月は満面の笑みになりながら嬉しそうに、パクパク一人でアイスを食べ始めた。 すると、そこへクラスメート低学年の女の子2人が、アイスカップもって亜月のところにやってきた。
「麦のおねーちゃん、私のアイスも食べる? なんかもう食べられなくてー」
「私のもあげるー。 アイスが多いいから残しちゃったー」
亜月はこのお願いに喜びながら
「え!? なんかずいぶんアイスが残ってるけど、もう食べないの? じゃあ、アイスもらってくねー! ありがと!」
亜月のテーブルには4つのアイスカップが並ぶと、夢中になって食べ始めた。 巴はアイスの量に心配し
「亜月ちゃん、そんなにアイス食べたらお腹壊しちゃうよ・・・。 ほどほどに、ね?」
と言うと、亜月は心配ないよと言わんばかりの表情をして
「へーきへーき! 私アイス大好きだから! それに、これくらいなら家でも軽く食べてるし」
美織も心配しながら
「え!? 家でもそんな量のアイス食べてるんだ・・・」
実はこれ亜月の嘘で、家でこんな量を食べたら確実に母親に止められている・・・。 冷えた美味しいアイスを取り上げられないように、とっさに思いついた食い意地根性の嘘だった。 アイスカップ4つ問題なく食べきった亜月だったが、ただでさえお腹が弱いのに4つもアイスを食べれば、この先何もないわけがなく・・・。
・・・
・・・・・・
そして全員アイスを食べ終わると中学生組は、散策・昼食を含め各自自由行動になった。 しかし、小学生に関しては担任が先導し、昼食も散策も集団行動で行われた。 中学生組は数日前に班決めをやり、3人はいつも通り、美織・亜月・巴のメンバーになり、このメンバーで昼食をとったり散策したりする事となった。 水湧ヶ原高原を散策する前に校長から、ポイ捨ては絶対しないように、時間は守るように、自然は大切に、という簡単な注意事項を聞き終わると、自由行動が始まった。 小学生組は先生と一緒に行動した。 男子・女子中学生メンバーは班とは名ばかりで全員で行動し、湿地帯の中央を突っ切るコースで歩き始めた・・・ そこには校長先生も加わっていた。 だが、美織達はと言うと・・・
巴「ねぇ、せっかくだから~、みんなとは違うコースに散策してみない?」
亜月は地図を見ながら
「そうだねー、じゃあこの水湧ヶ原の端っこにある、東の端コースを歩いてみようよ。 帰るときは中央を突っ切るような形で・・・」
美織「うん。 私もそんな感じでいいや」
そうと決まると、3人はビジターセンターの綺麗なトイレで放尿を済ませ、学園の生徒達とは別に自由行動をし始めた。
・・・
3人は青空のもと、水湧ヶ原の美しい湿地高原地帯を歩いていた。 水湧ヶ原のハイキングコースには行き帰り2本の木道が設置されており、その上を歩いてハイキングをする形だった。 ここにはハイキングコースは無数にあり、中央のコースは一番人が行き交う、大平原の湿地帯を見渡しながら歩く人気のコースである。 一方、美織達は人が少ない雑木林が茂る落ち着いた東の端コースを歩いていた。 3人はおしゃべりをしながら
美織「うぅーーん! いい天気だね! 晴れてよかった!」
巴「ほんとねぇ~。 でも、なんかここって寒いくらいに涼しいのね~」
亜月「ここ結構標高高いからね。 お母さんに上着持ってけって言われたけど、持ってくるんだったな」
3人はコースの中間ラインまで歩くと、相変わらずおしゃべりをしながら歩いていた。
巴「etcしたら、出てきたのが狸だったのよ~、私もうビックリしちゃって~」
美織「狸可愛いですよね。 あ、でも突然出てきたら私もびっくりするかも!」
亜月「へぇー・・・ それは、大変だね・・・」
この時、美織と巴は気づいてなかったが、亜月の表情は固く青ざめていた。 そう、腹痛・・・ 便意がやって来たのだ・・・ それも通常の便意ではない腹痛、下痢だ。 おそらくアイスを5カップも食べたのが原因だろう。 だが、今ここは湿地帯の散策道・・・ トイレという建築物は存在するはずがない。 トイレはさっきのビジターセンターに戻るしかない・・・ だが、そんな事を言えば1人で来た道を戻るしかないので、3人に迷惑がかかるし、1人でトボトボ戻って歩きたくくはなかった。 亜月は
(だ、大丈夫だよね・・・。 こーやって手でお腹を暖めれば多少は持つ・・・ よね)
そして東の端コース終盤に差し掛かった所で、左側に2メートルくらいの大きな岩がコースのすぐ横に鎮座していた。 美織・巴はその岩に特に注目するわけでもなく、通りすぎていき、飽きることなくおしゃべりをしながら歩いた。
美織「etcで、その風使いの銀髪男の子キャラがかっこよくてさー! もー興奮して寝られなかったよ!」
巴「あ! あの6話目から仲間になったあの男の子でしょ? 人気投票でもあの男の子はかなり人気だったのよ~」
亜月「!!!!」
2人がのんきに話してる最中、亜月の腹痛は限界を超えていた・・・ そう、もうこれ以上腹痛を引き延ばすことはできない・・・。 もう肛門が決壊寸前で、このままだと最悪の結果になるのは明白だった・・・。 亜月は悲痛な声で2人を呼び止め、今までの事情を話した。 話を聞いた2人は
美織「えぇ!? それやばくない!? どうするの!? こんな所トイレなんてないよー!?」
巴「そ、いきなりそんなこと言われても~・・・ 私達じゃあどうすることも~・・・ しかも、こんな所で・・・!」
美織は木道から地面に手を付けると、冷たい泥水が指を刺激した。 そう、ここは湿地帯、いわばここは巨大な浅い池・沼地なのだ・・・ 木道から一歩出れば靴と靴下も泥だらけ・・・ 木陰で野糞なんてできる環境ではなかった! そのことが2人には大きな焦りとなった。 あたふた焦り考える2人に亜月は
「美織っちと巴さんは、そっちとそっち側に立って人が来ないか見張っててくれる!? 私、もう、ここでしちゃうから!!」
美織「えぇぇーー!!」
巴「わ、わかったわ! さ、美織ちゃん! 言われた通りにしましょ!」
そうして、美織と巴は野糞する亜月ちゃんをガードというか、人が来ないか見張る役目を負った。 不幸中の幸いで、美織と巴が立ってる位置はちょうど急なカーブとなっており、2人のガードを突破しない限り亜月の排泄を覗くのは難しい、左側には大きな岩の陰に隠れることができ、右側には雑木林生い茂る湿地帯で人が踏み込めるような場所ではない。 野糞するにはまさに今がチャンスと言うか、最適な場所だった。 亜月は木道2本の中央分離帯に左右の足でまたがり、顔を赤くしながら恥ずかしそうに、スカートをめくり上げパンツを下ろし、お尻を落とした・・・。
亜月「う、ウゥゥゥ・・・!!」
お腹に力を入れて息むことなく、肛門から液体状の排泄物が
ブリュブリュブリュムリュムリュムリュムリュ・・・! ブリムリュムリュブブゥ!! ブリュブウウゥゥーーー!!!
蛇口をめいっぱい回したかのように大量の下痢便を勢いよく排出し、同時に股間から滝のようなオシッコが
ブッシャァァァァァーーーー!!
オシッコ・下痢便を、綺麗で透き通った水面に叩きつけた・・・。 ボチャボチャボチャボチャッ!! とオシッコと下痢便が激しく着弾・着水し叩きつけられる音は、美織・巴の耳にもはっきり聞こえた・・・。
美織(うわぁ・・・ 亜月ちゃん相当我慢してたんだなぁ・・・)
巴(かわいそうに~、そうとう切羽詰まってたのね~。 でも、校長先生ゴミは絶対捨てるなって言ってたけど、これはどうなんだろ? ま、女の子のちょっとした排泄くらい汚れのうちに入らないよね・・・、 アハハ・・・)
2人はそんな事を思いながら苦笑し、亜月は自身の老廃物をすべて排泄し安堵の溜息をついた。 亜月は最後の老廃物を出そうと力強く力み
「ウゥ! フゥン!」
ブブゥゥゥゥゥ! プゥゥゥ♪
最後の老廃物は腸に溜まったガスだった。
「ハァ・・・ ハァ・・・ フゥーーー♡」
亜月は腸内に溜まった老廃物とガスを放出しきると、なんとも言えない解放感と爽快感に身を委ねながら
(ああ、まさかこんな年になってまで外でウンチするなんて・・・ でもスッキリしたぁ・・・)
トイレの臭く狭い個室とは違い、大自然の中で排泄するという行為はやはり格別であった。 少女の頃は外で便意をもようせば、ウンチオシッコ限らず誰にも見られない所で排泄するのが常であったが、さすがに十代も過ぎれば人のいない場所でもためらう年齢だった。
(よし、そろそろ立たないと・・・)
亜月はポケットに入れていたティッシュを出し、2・3枚出すとお尻を丁寧に拭き始めた。 下痢が付着した肛門はヌルッと嫌な感触で、拭くのにティッシュを全部使ってしまった。 尻を拭いたティッシュは、いけないと知りつつも、下痢便で汚染された水面に捨てた。 パンツを履き、自身が排泄して汚した水面をもう一度確認した。 本来ならこの辺り、透き通った水中に綺麗な水草が生い茂っているのだが、今は茶色くなった絵の具のバケツが如く下痢便排泄物で一面を覆っている。 亜月は顔を赤くしながら申し訳なさそうに
(うわぁ・・・ ゴミは捨てるなって散々いわれたけど、これは論外だよね・・・!)
そうは言われても、緊急事態だったので仕方がない。 あのまま我慢してたら本当に最悪の事態になってだろう。
(まあ、別にプラスチックのゴミとかじゃないからいっか・・・。 やっぱ外でするのは恥ずかしいな・・・)
亜月はこの出来事を忘れようとするかのように、元気よく
「巴さん!美織っち! 終わったよ! 見張ってくれてありがとう! じゃあ、先急ごうよ!」
亜月は3人の先に歩み始めた。 後ろを見張ってた美織は亜月の残した排泄物の汚染地帯を通ると
(す、すごいな・・・ まあ、時間が経てば自然がきれいにしてくれるよね、うん・・・)
もう関係ないがここ一体の湿地帯は水の流れが極めて遅く、しばらくの間下痢便の滞留物は残っていた・・・。 ここを通った観光客・生徒は不気味な茶黄色に彩られた水面を見て頭に?マークを浮かべたが、まさかこれが中学一年生の女学生がした大量の下痢便とは誰も思いはしなかった。 3人また再びおしゃべりしながら歩み始めると、亜月はすっかり元気を取り戻し、2人にこんなことを言った。
「それとさ! さっきのこと、3人のだけの秘密だからね! ぜーーったいに誰にも言わないでね!」
2人は微笑みながら頷いた。 別に念を入れて警告しなくても2人にはわかっていたし、言いふらすような人格をした子達でもなかった。