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ごむらば
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ラバーフェチな彼女とのお出掛け

「ねぇ、お出掛けしようよ!」 彼女が甘えた声でそう言って俺に抱きついてくる。 「えー!今日は一日ラバースーツ着てるって言ってたじゃん!」 「うん、そうなんだけど、今日私の大好きな漫画家さんのサイン会があるの見つけたんだ、しかもここから近いし、時間的にもまだ並べば間に合うから」 彼女はそう言うのだが、彼女は今しがたかなりの時間を掛けてラバースーツを着たばかり。 それにファスナーにはすぐにはラバースーツが脱げないように小さな南京錠で鍵を掛けてタイマー式の金庫に入れたばかり。 金庫が開くのは今から6時間後。 俺は彼女に尋ねる。 「ラバースーツはどうするの?破っちゃうの?」 彼女は一瞬固まった後、何か考えているようだった。 「ちょっと待ってて!」 そう言うと別室へ走っていった。 「今日は出掛けないって言うし、自分でラバースーツを脱げなくしたのに」 俺はぼやくように呟いた。 しばらくすると、彼女が部屋から出て来た。 「準備できたよ!」 楽しげにそう言う彼女は先日買い物に行った時に購入した服、さらには新品のブーツまで履いて俺の前に現れた。 「これでバッチリでしょ!」 足はレギンスで覆われロングブーツを履いているのでラバースーツの痕跡は完全に消されていた。 スカートはレザーのタイトスカート。 彼女曰く、ラバーの擦れる音がレザーで誤魔化せるとか。 その辺りは分からないが、彼女がそう言うのであればそうしておこう。 上半身は長袖でハイネックのタイトなトップスの上からパーカーを着ているので上半身もほぼ隠せているが、手はラバーが露出している。 「手がラバー出てるけど」 俺がそう指摘すると、彼女は革の手袋を嵌めた。 「どう?これでバッチリでしょ!早く行かないとサイン貰えないから」 そう言って俺の腕を強引に引っ張っていく彼女。 「えー!それで行くの?」 「うん!もちろん!」 彼女は気づいていなかった。 自分がノッペラボウのラバーマスクを被っていてそれを隠せていないことに。 出掛けた先でどうなるのだろう? 俺は悪戯心から彼女がラバーマスクを被ったままである事を告げずに出掛けた。 彼女がラバーマスクを被ったままであるのに気づいたのは電車に乗った後のことだった。 おしまい

ラバーフェチな彼女とのお出掛け

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