エナメルボンテージの動画を見た女性が俺に聞いてくる。 「これって中の人苦しくないんですか?」 「さぁ?圧迫されたり、縛られたり、叩かれたりしても気持ちいいと感じる人もいるからね」 そう答えたが彼女からの返答はなかった。 目の前の動画から目が離せないようだ。 動画はゴムマネキン人形となった成美にエナメルボンテージを施しているシーンだった。 「これって途中で人形とかにすり替えたんですか?」 「いや、生身の人間だよ!」 「編み上げを締め上げるたびに動いているだろ」 「ホントだ!」 「この人凄いですね、こんな酷いことされてよく耐えてます」 彼女は感心したようにそう言った。 しばらく大人しく動画を食い入るように見ていたが、また声を上げた。 「えっ、まだ?!」 動画はテープボンテージでラップとテープでギチギチに拘束された上、バッグに詰められてもなお、ラップとテープで拘束される成美の姿を映し出していた。 そして、最後は段ボールに詰めてガムテープでグルグル巻きにしている映像を見ながら彼女は言った。 「先生、鬼畜だよ!」 「そうかなぁ?」 そう返した後、彼女はまた食い入るように動画を見ていた。 ガムテープで厳重に梱包された段ボールに[粗大ゴミ]と書かれたシールが貼られるとそのままゴミ置き場へ。 「このゴミ置き場に捨てられた女性はその後どうなったんですか?」 「ちゃんと回収されたよ!」 「てことは、死んじゃったんですか?」 「じゃあ、続きを見てみる?」 「ぜひぜひ!」 彼女はこの後成美がどうなったのか気になって仕方ないのだろう。 動画は俺自身が段ボールを回収して部屋へ戻ってきたところから。 カッターを使って段ボールを開けると、ゴミ袋、そして[廃棄処分]と書かれたテープ、ラップを破りながらバッグを取り出している。 彼女はバッグから引っ張りだされ、テープボンテージも解かれ、エナメルボンテージ姿の成美を見て少し安心したようだった。 エナメルボンテージからゴムマネキン人形にし、ラバーを脱がせていく。 ラバー衣装を全て脱がせて、全裸にラバーマスクだけとなった成美が床に横たわっているところで動画は終了した。 「えー!これで終わりですか?これじゃあ、女性が今も生きてるかどうかなんて分からないじゃないですか!」 「ちゃんと生きてるよ!今も俺の目の前で!大騒ぎしながら」 そう言って笑い掛ける。 「目の前って!えー!私ですか?」 「そうだよ!初めて成美ちゃんがボンテージモデルになった時の映像だよ!」 「えっ!本当ですか?これが私?!」 驚いて映像を見返す成美ちゃん。 「じゃあ、このゴムマネキン人形も私ってことですか?」 「そうだよ!」 「確かにあの時ラバーは着たけど… 」 そう言う成美ちゃんは少し天然で、ラバーに包まれて気持ちよくなって途中で寝ちゃったらしい。 「気づいた時には暑くて息苦しかったけど、動けないし、諦めてまた寝ちゃったのは覚えてるけど… 」 「今も、もしかして濡れているんじゃない?」 「そんなこと… 」 そう言って成美ちゃんは固まってしまった。 「ほらね、それに」 俺は動画を少し戻して、裸にした成美ちゃんの内ももを指差して言った。 「ここのホクロ特徴的だよね」 大きめの2つのホクロと小さなホクロが1つ、三角形を描いている。 「あっ!」 そう言うと成美ちゃんはミニスカートを捲り上げ、自分の内ももを確認する。 「成美ちゃん、パンツ見えてるよ!」 「もう見ないで下さい!」 成美ちゃんはそう言いながらも隠すことなく動画のホクロと自分のホクロを見比べていた。 顔を真っ赤にして成美ちゃんが言う。 「先生、酷いじゃないですか!私にこんな事をして、それに顔はNGだって言いましたよね」 「うん、だから顔はラバーマスクで隠したままだよ!」 そう言うと成美ちゃんは顔を赤らめたまま黙ってしまった。 画面には全裸で横たわる成美ちゃん、そしてお股からは愛液が垂れ流しになっている動画が流れていた。 「もうすぐ今日のモデルさん来るよ!ラバーマスクで顔を隠さなくていいの?」 「私、今日からゴムマネキン人形姿でアシスタントします、先生も手伝って下さいよぉ」 成美ちゃんはあのボンテージモデル以降、俺のアシスタントをしている。 ボンテージ写真家の俺のアシスタントをしていることが大学や友人たちにバレたくないので、ラバーマスクを被って顔を隠していたのだが、初めてボンテージモデルをした時の気持ち良さを思い出したらしい。 全裸になりラバー製のブラジャーとショーツを着けた成美ちゃんに俺は聞いてみた。 「ゴムマネキン人形にどこまでなるの?」 「全部です!」 「全部って、そんなことしたら見えないじゃん!アシスタント務まらないよ」 「じゃあ、目が見えるゴムマネキン人形にして下さい」 「でも、仕事が終わったらさっきみたいにいっぱいボンテージを私に施して、段ボールに詰めて下さいね」 「いいよ!でも途中で寝ないでよ!」 「はい、もちろんです!」 成美ちゃんは笑顔でそう言うと、ラバーマスクを被った。 おしまい