いろいろあったが、あの後しっかりと眠れたのでスッキリとしている。 それは真由も同じようだった。 そんな俺たちの部屋をノックする音。 真由が対応してくれた。 戻ってきた真由の手にはウルトラウーマンの着ぐるみが。 俺が首を傾げると真由が言った。 「スタッフだったよ、今日潜る時用のウルトラウーマンの着ぐるみだって」 「へーそうなんだ」 俺はそう返事をしたが、何が違うのかさっぱり分からなかった。 「じゃあ、早速着てみるね」 そう言うと全裸になって着替え始めた。 天真爛漫な真由を見ていると俺は笑顔になり言った。 「俺も手伝うよ!」 「お願い」 ウルトラウーマンの着ぐるみに足を通して違いにすぐに気づいた。 それはブーツも一体になっているということ。 しかもファンが着けやすいようにヒールがなくほぼ素足に近いということ。 さらに着せながら気づいたことはいつものウルトラウーマンの着ぐるみより小さいということ。 ラバースーツを着ても着れるウルトラウーマンの着ぐるみとは違い、全裸の真由でもピッタリしているので着るのに苦労していた。 そしてブーツと同様にグローブも一体になっていた。 だが、一番違うところはマスクの内側。 マスクを被ると目の部分は水泳用の水中ゴーグルがそのまま覗き穴となっており、ゴーグルは鼻まで覆い水が侵入しない構造になっていた。 口の部分はマウスピースになっていてこちらも水の侵入を完全に塞ぎ、呼吸ができるようになっていた。 さらに背中のファスナーは防水ファスナーの二重構造でかつファスナーを閉めると真由の体にピッタリ過ぎるほど張り付いた。 ヒダのマジックテープでファスナーを完全に隠してしまうところだけは同じだった。 そんなウルトラウーマンに着替えた真由は確かめるように体を動かしていた。 そんなウルトラウーマンとなった真由を見ていて気づいたことがあった。 それは胸の膨らみの天辺に乳首が勃起しているのが薄らとだが分かること。 そして、股のところにはマン筋がクッキリと浮き出ていた。 いつもラバースーツを着いるので目立たないが、今日はいつもよりもさらにピッタリしていることと全裸で着ぐるみを着たので分かるのだろう。 もちろん、普通の人が見て気づくレベルではないと思う。 おそらく真由のことを知っている俺だからこそ気づくことだと思うのだが… 。 でも、他人に見せたくない。 そんな思いから俺は真由に昨日と同様に黒い競泳水着を着せてから自分の準備を始めた。 俺も今日はウエットスーツを着るため、ピッタリとした水着を履いた。 着替えやすいように2人ともTシャツに俺は短パン、ウルトラウーマンはミニスカート姿で部屋を出た。 集合場所へ向かう途中、いつもより真由から聞こえてくる呼吸音が気になる。 「真由、大丈夫?」 「だひひょうふ」 そう返すと真由は指でOKサインを作って見せた。 マウスピースで呼吸音が顕著になっているのは何となく分かるが俺にとっては大切な真由のことが心配で仕方なかった。 集合場所からはマイクロバスと船を乗り継いで昨日と同じ離島へと向かった。 早速、シュノーケリングの撮影が始まる。 撮影用のカメラマン2人が潜水装備一式を背負い先行して海へ。 陸上ではライフセイバーの資格を持ったダイビングインストラクター2人も待機している。 服を脱いで水着になると、ウエットスーツへと着替える。 シュノーケリング時はスプリング(半袖、半ズボンのウエットスーツ)に着替えた。 もちろん、ウルトラウーマンも。 水中ゴーグルとシュノーケルがセットになったものを装着する。 ウルトラウーマンには不要かも知れないが、見た目だけでこうするのだろう。 足にフィンを着けると後ろ向きで海へと入っていく。 シュノーケリングから撮影するのは、スキューバダイビング前にウルトラウーマンの着ぐるみに水が侵入しないかのテストもあるのだと思った。 浅瀬をシュノーケリングしながら楽しむ様子の撮影だが、普通に美しい海を覗いていると自然とテンションが上がり楽しくなってきた。 それは真由も同じようだった。 シュノーケリングの撮影を終えると、真由はスタッフから筆談でウルトラウーマンの着ぐるみについてチェックを受けていた。 水の侵入具合などを細かくチェックされていた。 この後のスキューバダイビングの撮影を行うので当然のことだろう。 そんな様子を見ながら俺はスキューバダイビング用のフルスーツのウエットスーツに着替えるのだった。 チェックを終えたウルトラウーマンもフルスーツのウエットスーツに着替える。 ただ、当然のようにウエットスーツでできたウルトラウーマンの着ぐるみの上にウエットスーツを着るのだからスムーズにいくはずもなく、俺やスタッフも手伝ってウルトラウーマンにウエットスーツを着せた。 流石にウルトラウーマンの着ぐるみとウエットスーツの2枚重ね着した真由の動きは妙な感じになっていた。 間接が上手く曲がらないようだったが、器材を装着していよいよスキューバダイビングの撮影へ。 海に潜ると意外にも水が冷たくウエットスーツを着ていても少し寒く感じるほどだった。 これなら真由にとってはちょうどいいだろうと思った。 事前準備が良かったため、撮影は順調で無事に終わった。 撮影中は興奮してウルトラウーマンがサンゴ礁や魚を指差すシーンも撮影できた。 そこへウミガメが現れた時、真由はかなり興奮していたので大丈夫か心配になるほどだった。 離島でスキューバダイビングの撮影を無事に終えて、ホテルへと戻る。 ウエットスーツを脱ぐのに時間がかかりそうであることから、俺もウルトラウーマンもそのままウエットスーツ姿でホテルへと引き上げた。 ホテルの部屋へ戻ると浴室へと直行する。 先にウルトラウーマンのウエットスーツを脱がせるが、かなり苦戦を強いられた。 俺に身を任せていた真由だが、ウエットスーツの上半身を脱ぐと俺の首に腕を絡ませてきた。 水着を脱がせてみると真由の乳首が勃起しているのが、着ぐるみ越しでも薄らと分かった。 つづく