介護実習で介護する側と介護される側の2週間を終えて朝起きると、私と五十嵐 京介さんはヒトイヌにされていた。 介護実習中に性行為に及ぶという違反を犯したため、手足を折り畳みヒトイヌスーツを着せられていたのだ。 しかも、この着せられたヒトイヌスーツは一生脱げないシリコンスーツだという。 私と京介さんはこれから大金持ちの家で飼育されるとだけ説明を受け、狭いケージに2人一緒に詰め込まれて車で運ばれている。 車に積み込まれるとすぐにケージに遮光の布が被せられたのだが、何故かすぐに眠くなってきた。 もうどうすることもできない私は諦めて目を閉じた。 どれくらい時間が経ったか分からないが、気づいた時には台車のようなものに載せられて運ばれていた。 「おい、着いたぞ!」 運営スタッフの声がして、ケージが蹴られて強制的に起こされた。 私と京介さんはケージから引っ張り出された。 お互いを気遣うように顔を合わせてビクッとしてしまった。 京介さんの肌色のノッペラボウの顔のおでこ辺りに運転免許証が貼り付けられてあったから。 しばし、お互いの顔を見つめ合う。 おそらく私の顔にも私の運転免許証が貼り付けられているのだろう。 もうお互い顔を見ることはできないと思っていたのだが、運転免許証の顔写真であるがお互いの顔が見ることができた。 私の思い描いていた通り、京介さんは優しい顔をしていた。 同時に実習前に理由も分からず回収された運転免許証の使い道がこれだったのかと思った。 「あらぁ、これが新しいワンちゃんたちね」 声のする方を見ると、小太りのマダムが現れた。 私たちの近くまで来ると顔に貼り付けられた運転免許証を確認する。 「こっちの子は五十嵐 京介くんね、27歳、イケメンね」 そして今度は私に顔を近づけて続ける。 「こっちの子は赤城 葉月ちゃん、24歳、可愛いわね」 「でも… 、これはもう必要ないわね!人じゃないんだから」 そう言うと私と京介さんの顔から運転免許証を剥がして床に落とす。 そして私たちの運転免許証を踏みつけながら言った。 「あなたたちはそうね、今日から京介くんはキラで、葉月ちゃんはハルにしようかしら」 そう笑顔で言ったマダムは私たちを見てこう言った。 「それにしてもその姿はあまりにも無粋だからアレを着せましょう」 そう言って手を叩くとメイドたちが毛皮を持って現れた。 毛皮はコリーの着ぐるみだった。 「この子たち姿はこの家に相応しくないから、着ぐるみを着せてあげて」 マダムがそう言うとメイドたちは2人1組で私にコリーの着ぐるみを着せ始める。 コリーの着ぐるみは腹側にファスナーがあり、それを開くと手際良く私の短く折り畳まれた足をコリーの毛皮で覆われた脚へと通してしまった。 抵抗する間もなく今度は頭をコリー着ぐるみの頭へと押し込まれていく。 メイド2人掛かりである程度私の頭を着ぐるみに押し込むと、1人が外側から私の目の位置などを確認していた。 肌色のシリコンで覆われた私の目の位置は見た目には分からないはずなのだが、メイドは見事なまでに調整をすると、今度は私の短くなった両腕もコリーの着ぐるみの前脚へと通してしまった。 コリーの着ぐるみに収まった私を仰向けにすると、腹側にあるファスナーを閉めていく。 少し締めつけを感じながらもファスナーは完全に閉じられた。 「奥様、如何致しましょう?」 そう尋ねるメイドにマダムは言った。 「ハルちゃんはその姿で一生過ごすことになるからファスナーは不要よ」 マダムがそう言うと、メイドたはファスナーのツマミをニッパーで切ってしまい、ファスナーに沿って接着剤を塗るとファスナーを隠すように毛皮を貼り付けてしまった。 私は焦りを感じて、なんとかしようとしたが、手足の自由を奪われた私にできることはなく、私が人に戻れる手段は完全に断たれた。 私がヒトイヌからコリーの着ぐるみを着せられて見た目まで完全にイヌになってしまった横で私と同じように京介さんもコリーの着ぐるみを着せられてしまった。 ただ、2人ともシリコンスーツで分かりにくいが陰部は排泄のため、穴が開いていてそこだけは着ぐるみに覆われていない様だった。 完全にイヌの姿にされた私たちを運営スタッフは見下した後、マダムに話し掛ける。 「ご存知の通り通常の犬に比べて寿命は長いので、しっかりとお世話の方お願い致します」 「あと、発情期ですので避妊しないとメスイヌからは人間の子供が生まれてきますのでご注意下さい」 そう言うと頭を下げて運営スタッフは引き上げていく。 運営スタッフが何かを思い出したように振り返ると、マダムの前へ戻ってきた。 「キラに避妊のために排泄の時以外は常にコンドームを着けてあげて下さい、それと一緒にハルはコンドームを頭に被るのが好きなので被せて上げるといいかも知れませんよ」 そうマダムに伝えると、運営スタッフは帰っていった。 あれから、私と彼は庭の隅の木に繋がれている。 何もできず少し歩き回り横になるだけの生活。 辺りには糞尿が垂れ流しになっている。 私たちのすぐ後にやって来た小さなヒトイヌがトイプードルにされていた。 それが今のマダムのお気に入りだ。 私たちは庭の隅でお互いを慰め合うように体を重ねようとすると、メイドがやって来てキラのペニスにコンドームを着け、私の頭にも呼吸用の穴の開いたコンドームを被せる。 それが終わるとメイドは去っていく。 私と彼はお互いを慰め合うように今日も獣のような声で叫ぶしかないのだった。 おしまい
ごむらば
2025-11-16 12:29:22 +0000 UTCQ uga
2025-11-15 17:37:17 +0000 UTCごむらば
2025-11-15 00:45:36 +0000 UTCJan Koda
2025-11-14 15:18:09 +0000 UTC