SamuZai
隊長
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欲求不満は蜜の味〜後編〜

翌日。 誘惑を跳ね除けたことで少し精神力を取り戻した初美は、これまでよりは落ち着いた様子でいた。 発情は未だもってひどいし、気を抜くと叫び出しそうになるが、それでもせめて人間らしくいたいとなけなしの気力を振り絞って。 『ようエース、気分はどうだ?』 「え、エース……?」 そんな彼女の前に、映像越しに社長が現れた。 そのにやにやとした笑いに嫌な予感を覚えながら、初美は毅然と対応する。 『ふむ、この前よりは落ち着いたようだな。この前はひどいもんだったからなあ』 『まあ、それはいい。今日はお前の男性恐怖症を治してやろうと思ってな』 「だ、男性恐怖症……?」 社長が何を言っているのか理解できずにいる初美の前に、1人の男が現れた。 それはがっちりとした身体つきをした金髪の男で、およそ初美の好みではない軽薄そうな外見をしていた。 元来大人しい性格の初美は、密室に男と二人でいるこの状況に思わず身構えてしまう。 『まあそう身構えなくてもいい。別に犯そうってつもりはないからな』 「そうそう、乱暴なことなんてしないから安心しなよ」 『まあ、一応動きは封じさせてもらうがな』 社長の合図と共に壁からマシンアームが現れ、瞬く間に初美の四肢を拘束する。 身に覚えのない男性恐怖症の克服という名目でこれから何をするのか、初美が怪訝に思っていると唐突に股間の貞操帯が外された。 腸内洗浄以外の目的では実に1ヶ月ぶりに解放された蜜だくの秘所が、猛絶なまでの欲求と期待にわななく。 「あ、ああぁ……!」 触りたい。イキたい。オナニーしたい。 言葉にできないそんな欲望が渦を巻き、無意識のうちに腰をへこへこと前後させてしまう。 拘束がなく、室内に誰もいなければ即座に秘所をめちゃくちゃに引っ掻き回していたであろう性欲が初美の胸を焦がす。 『おいおい、もう気が乗ってきたのか?淫乱娘が』 「いやいや社長、あんただって1ヶ月オナ禁したらやばいでしょw」 『軽口叩くな。さっさと準備しろ』 「はーい。じゃあ初美ちゃん、楽しく遊ぼうねー」 社長から準備をするよう言われると、軽薄な男はベルトを外してズボンを脱ぎ、いきり立つ下半身を露わにする。 その屹立するモノを見て、やっぱり犯されるのかと不安が胸をよぎる。 『まあそう不安がるな。我々にとってお前をレイプすることによる利益なんぞは1円たりともないのだから』 「そうそう、優しくするから安心してよ」 そう言いながらも拘束されて動けない初美に近寄り、ペニスを突き出してくる男。 こんな男たちなど信用できないとうち震える初美だが、しかし男のペニスは初美の割れ目に触れるか触れないかのところで停止した。 溢れた蜜をたっぷりまぶしながら、大きなペニスは極めてゆっくりと初美の発情割れ目に迫る。そして…… くちゅ…… 「ひぃぃんっ!?」 開き切った膣口に優しく触れた。その瞬間甘やかな声を挙げて初美は身体を仰け反らせる。 レイプへの恐怖より、1ヶ月ぶりに与えられたソコへの刺激に悦びを隠しきれない。 このまま犯されてしまったらどうなるのか。レイプされながらよがる、文字通りの淫乱になってしまうのではないか。 レイプそのものへの不安と同時にそんな不安も抱く初美を諭すように、男が耳元で優しく囁く。 「大丈夫だよ初美ちゃん。いいって言うまで絶対に入れたりしないから」 その言葉通り、男は膣口にペニスをあてがったまま動かすことなく留まっていた。 初美を見つめる男の目からも凶暴な雰囲気は感じられず、犯さないという言葉にも一定の信憑性は感じられた。 むしろそれより、男が初美を犯そうとするより、初美の方からそれを求めてしまいそうになっていた。 初美の心がいくら拒んでも、募り続けた本能が身体を狂わせていく。 入口に感じる勃起ペニスの硬さと熱さが、どうしようもなく生殖本能を刺激してくる。 発情に狂った膣穴がひくひく、ひくひくと蠢き、軽く触れるだけの亀頭に吸い付こうとしてしまう。 「男嫌いのままじゃ大変だからねー。今のうち、チンコに慣れておいた方がいいよ」 「よ、よけぃな……おせわ……です……!」 「身体を慣らすより、心を慣らす方がよっぽど大変だからねー。じっくりやってこう?」 発情しきった身体を、精神力でなんとか抑えつけている状態の初美。そうでなければ今頃は押し当てられたペニスに腰を叩きつけていただろう。 そんな初美の精神力をも奪い取り、性欲の化身に変えようという目論見の調教が始まった。 ペニスを押し当てたまま微動だにせず、ひたすら初美の心が折れるのを待ち続ける。 10分、20分、30分……時間が経つごとに熱く疼く子宮と膣を必死に抑え込んで。 40分、50分と待つ毎に耐えかねて、へこへこと腰を振りそうになるのを抑え込んで。 そして1時間が経つ頃、初美の脳は熱情に浮かされ蕩けきっていた。 種族としての本能。子孫を遺すため、強く激しくペニスを求めてしまう本能。 それはただ快楽を求めるだけの性欲とは訳が違い、もっと動物的に子種を望んでしまう。 この1時間よりももっと前から、1ヶ月も初美はその発情に耐え続けてきたのだ。そんな時、目の前に欲してやまないそれをぶら下げられて、耐えていられたこと自体が奇跡に等しい。 それは少女として残された最後の誇り、あるいは意地だろうか。はじめては好きな人に、という淡くも強い願いがその奇跡の原動力となった。 だがもう、それも限界を迎えようとしていた。 「あ……あ、ぁ……!」 そして、とうとう初美はぐいんと腰を突き出した。熱く熟れた膣でペニスを咥え込み、発情に見合うだけの壮絶な絶頂を迎える。 _________そう、思っていた。 「……なっ、……ぇ…………??」 「おっ、危なかったねー初美ちゃん。危うく挿入っちゃうとこだったよ」 疲れ果て、心折れて、朦朧とした意識のままペニスを受け入れようとした初美。しかし初美が腰を動かした瞬間、男が腰を引いて逃げていってしまう。 初美の心を折るのが目的のはずなのに、なぜもう折れているのに焦らすのか。初美にはまったく理解ができなかった。 「な、んでっ……!どうしてっ、どうしてぇぇぇっ!!」 「あれ、もしかして入れて欲しかったりする?だけどまだ許可が出てないしなあ……」 そう。男が挿入を避けた理由はひとつ。まだ許可が出ていないからだ。 初美はそれを、おねだりをしろという要求だと察した。もう完全に肉欲の化身と化した彼女に、それを拒むことはもうできない。 「い、ぃ……て……ください……」 「ん?どうかしたの初美ちゃん?」 「い、いれて……くださぃ……!もう……がまんできません……!お、おちんちん……いれて……ください……っ!」 「へえー!初美ちゃんとうとう男性恐怖症を克服できたんだね。よかったよかった」 顔から湯気を吹き出さんばかりに赤く染めながら、初美は挿入をねだる。 これでつらいつらい肉の疼きから解放される、そう思った。 だが、初美は根本的な思い違いをしていた。 「どう思います社長?挿入れてあげますか?」 「ダメに決まってるだろう。コイツの発情蜜は貴重な資金源だからな」 「だって。ごめんねー初美ちゃん。せっかくおねだりしてくれたけど、だめみたい」 「え……?」 そう、男の言う許可とは、初美からのものではない。 その傍らにいる社長。上司にあたる人物からの許可を意味していたのだ。 「いいと言うまで入れたりしない」というのは、初美がいいと言えば入れるという意味ではない。社長がいいと言うまで入れないということなのだ。 そしてその社長は、挿入を許可しなかった。その事実が意味することはひとつ。 「でも社長、このまま続けるとこの子勝手に挿入れかねませんよ?」 「なら見せつけるだけにしておけ。匂いを嗅がせるなり舐めさせるなり、方法はいくらでもある」 「了解でーす。じゃあ初美ちゃん、蜜がもったいないからおマンコはしまっちゃうね」 初美の心が折れようが折れまいが、挿入はしてもらえないということ。この肉の疼きが、まだこれからも続くということ。 その事実に絶望する初美の下半身にふたたび、貞操帯が取り付けられる。 「な、なんで!?わたし、ちゃんと……!お、おちんちんください!おちんちんくださいぃ!!」 「ごめんねー、社長の命令だから。代わりと言ったらなんだけど、舐めるのはいいよ」 ずいと眼前に突き付けられる、グロテスクな肉の棒。 血管を浮き上がらせるそれは、本来なら嫌悪感を覚えるような形のはずだ。特に見も知らぬ他人のものならばなおさら。 なのに、それなのに。 「ぁ……ぁ、あぁ……!」 突き出されたそれから、目を離すことができない。それどころか両の眼を見開き、血走らせさえもしながら見つめてしまう。 知らず知らずのうちに口をそれに近づけてしまい、そして……唇にその先端が触れた。 先ほどまで膣に触れていた熱さ、硬さを唇で感じて、まぶされた自分の蜜の匂いに脳を揺らされて、初美はとうとう口内にそれを受け入れた。 「はぷ……!ん、んちゅ、ちゅうぅ……!」 「お、いいねー初美ちゃん。その調子!」 当然ながら口淫などしたことがなく、不慣れな舌使いではある。しかし性欲に蕩けた彼女の吸い付きは技術とは違うベクトルの気持ちよさを着実に与えていた。 それはただ必死に、無我夢中でペニスにむしゃぶりついただけのことだが、それが逆に新鮮な刺激を男にもたらしたのだ。 男の方も慣れと自制心で抑えていたとはいえ、1時間も臨戦態勢で居続けたところにこの刺激である。そうそう長くは耐えられず、その時を迎えた。 「……っ!そろそろ出すよ、初美ちゃんっ……!」 「んっ……!ぐむ、ぢゅううぅぅっっ!!」 「……っ、くおっ……!」 びゅううぅ!!びゅぐ、びゅるるるる!! 口内で跳ね回り、熱く粘つくものを吐き出していく、男のペニス。 それをしっかと咥え込み、一滴も零さず全てを受け止めた。 そして絡みつくような粘度のそれを、ごくんと喉を鳴らして飲み込む。とても初めてとは思えない淫らな口淫を、初美はやってのけたのだ。 「……ふーーー、上手だったね初美ちゃん。ほんとに初めて?」 「んっ……く……。けほ、けほっ……!こ、これ……!?これ……が……!」 「見たことないかな?これが精子だよ。赤ちゃんの元。子宮に注いで、卵子とくっついて、赤ちゃんになるんだよ」 「せー……し……、しきゅう……に……」 初めて見る、男の精子。他人のものなど気色悪いだけのはずなのに、今の彼女にはそれがどうしようもなく……愛おしく見えた。 本能がそうさせるのだろうか。口内に放たれたそれを本来あるべき場所に欲しいと、より強く想いを燃え上がらせる。 「お……ねがぃ……します……!せ、せーし……!せーし、くださぃ……!し、し……えと……しきゅぅ……に……!」 「はは、精子欲しい?子宮に。でもごめんねー、社長からの許可が出てないし、連続では出せないから今日はもうおしまいだよ」 「そ、んな……!?で、でも私、もう……もう我慢、できません……!アソコ……熱くて、切なくて、もう頭……おかしくなりそうで……!」 「お、お願い……します……!なんでもしますから……!だから……!おちんちん、お……おま……こ……に……!おま……んこに……ください……!」 それは彼女にできる、精一杯のお願いだった。 口にするのも恥ずかしい淫らな言葉を用いて、なんでもすると自分の身すらも売り渡して、そうしてでも満たされない欲求を満たしたくて。 けれど、少女の欲求が叶うことはなかった。男は軽薄にごめんねと言いながら、身支度を整えて部屋から出ていってしまう。 元通りの姿に戻され、消えない欲望に小さな胸を焦がす少女を置いて。 そして残された初美は誰もいない部屋の中で、切なさに一人しゃくり上げるのだった。 _________ それからの日々は、まさに壮絶そのものだった。 男のペニスを欲してやまない初美に、連日見せつけられる立派な竿。しかしそれが欲しいところに入れられることはついぞ無く、口で奉仕しながら挿入の感触を思うことしかできない。 男の恍惚とした顔を見る度、満たされない自分が哀しく思えてくる地獄の日々。 それを生き抜くため、彼女がたどり着いた自衛の策。それは…… 「……っ出すよ初美ちゃん……!」 「んく……!んく……っ、ぷあっ!……せ、せーし……えへへ、せーし、おいひぃれふ……!」 口からでも満足感を得ること。精子中毒となり、精子を飲むだけでも僅かに満ち足りることができるようになること。 そうすることで秘所に注いでもらえない寂しさをほんの一ミリでも満たそうとしていた。 精子の臭いで、味で脳髄を痺れさせて、一時だけでもそれに酔いしれて、酒を飲んで悩みを忘れるごとく。 本質的改善からはかけ離れてでも、せめて自分の心を守るために。 「しかし初美ちゃん、フェラ上手くなったねえ。好きこそもののなんとやら……かな?それにしゃぶってる間ずーっと乳首いじってるよね。好きなの?」 「はいぃ……!乳首さわるとぉ、びりびりしてぇ……すきれすぅぅ……!」 せめてもの慰めとして始めた乳首オナニーも、すでにしていない時間が無いほどの頻度に成り果てていて、慎ましやかだった突起は見る影もなく肥大していた。 小指の先ほどにも大きくなったそれは、平らな胸に異質な存在感を主張し、それに違わぬ感度を誇る。そこまで育て上げたのだ。 「ずいぶんエッチな身体になったね初美ちゃん。えらいえらい」 「で、でも……!いちばんえっちなとこ、まだ、さわってないです……!いちばん、えっちな……!」 「んー……そこはねー、社長の許可がねー」 「き、きっととろとろで、すっごくきもちいいです……!だ、だから……だからぁ……!お、おまんこに……おまんこにくださいぃ……!」 「ごめんねー初美ちゃん。今日はもう行くね」 縋る初美を振り切るようにそそくさと男は立ち去り……後に残った初美は虚しく、カリカリと乳首を弄びながら涙を零す。 そしてそれから日付は経過し、彼女の勤務開始から2ヶ月が経った日。社長が皆に与えるご褒美の日がやってきた。 こんなにつらい疼きに耐え続けてきたのだ。蜜もきっと会社で1番出しているに違いない。そう思っていた。 『えー、今月の1番は……鈴原芽衣のようだな。おめでとう。思う存分ハメまくるといい』 「えっ……」 そこで読み上げられたのは、違う人物の名前。それが意味することはひとつ。 セックスはまだしてもらえないということ。 「そんな……!そんなっ、そんなっそんなそんなああぁぁぁああああ!!!!」 「ちんちんっ、おちんちんっ!!……っ、ちんぽっ、欲しいです!!いれてくださいぃぃぃぃ!!!」 「ちんぽくださいぃ!!ちんぽっ、ちんぽちんぽちんぽちんぽおおおぉぉぉおおおおおお!!!おねがいですからいれてえええぇぇええええ!!!」 「あーあ、初美ちゃん発狂しちゃってますよ?かわいそーに」 「こんなもの、狂ってるうちに入らんよ。ウチでは日常茶飯事だ」 「元からビッチならともかく、元が大人しい子でここまで行くのはレアじゃないすかね……ていうか、ウソついちゃっていいんです?」 「おいおい、元からこんなのは契約外のご褒美だぞ?何を気兼ねすることがある」 「確かにそうっすねぇ。1番と2番を入れ替えたからって、だーれも文句言いやしませんからね」 発狂する初美の様子をモニター越しに眺める、いつもの男と社長。 その手元にあるのはハチ蜜生産リストだが、そこに書かれていたのは…… 1位 日ノ本初美 これが意味することはひとつ。本来は初美がご褒美をもらう権利を有していたのに、社長がそれを踏み倒したのだ。 むろん社長にしてみれば、本当にただの「ご褒美」でしかないこのルールを律儀に守る理由はない。それでも初美にとって、これはつらく煮えたぎる情欲を発散するただひとつの方法だったのだ。 しかしその願いは、容易く踏みにじられた。いま初美が身を置くのは、そういう世界なのだ。 「たすけて……!いれて……いれてくださいぃ……!」 カリカリと片手で貞操帯を引っ掻きながら、初美は誰もいない部屋の中で懇願を繰り返す。 もう片方の手で虚しく肥大した乳首を転がして、少しでもその情欲を慰めようと無駄な努力を一日中、ずっと。 そんな日々を続ける中で、一服の清涼剤は軽薄な男への奉仕だった。 精液中毒となりつつある初美にとって、欲しいところではなくても唯一精液を摂取できる機会だからだ。 決して歯を立てないように、けれども口全体を窄ませてペニスに貪りつく様は、とても処女のものとは思えない。 背が低く胸が小さい、一見すると10代はじめ頃にも見える外見の彼女がそれだけの口淫をできるのは、好事家には堪らない要素だと言える。 知らずのうちに自分で自分を性的に調教までしてしまう彼女の日常。色欲地獄とも呼べるこの暮らしを少しでも和らげようという涙ぐましいまでの努力の結晶が、しかし自分をより淫乱にさせていくのだ。 初美がそんな日々を送る中、迎えた3ヶ月目のご褒美の日。 満たされない性の欲望に身悶えする中、初美は何度もモニターを見やるがそこに何も映ることはなかった。 一日待ち続けてもモニターが映ることはなく、また例の男がやって来てペニスを見せつけてくることもなかった。 切なさに発狂しながら喚き散らす彼女の様子をモニターで眺めながら、社長と男が会話を交わす。 「いやーいい感じっすね初美ちゃん。これならホントにロイヤルなんたら出せるんじゃないっすか?」 「ああ、確かにいい感じだな……」 「落ち込んでますね社長。やっぱ例の件ですか?」 「……ああ。ハチ娘の人権保護に向けたデモが起きて、とうとう警察が取り締まり強化に乗り出しやがった。ウチは契約書を交わしているからヤバいことをしない限りは問題ないが……」 「ご褒美は普通にレイプにあたるのでダメってわけですね。そうなると……人によっちゃ発狂しますね」 「ああ、だから面倒なんだ。いずれこうなるとは思っていたがな……」 「世の流れってやつですねえ」 「まあ、稼げるだけ稼いで飛ぶのもいいだろうさ。とりあえず褒美は無くして、発狂するようなやつは順次解放だ。こいつ以外はな」 社長が指さすのは、部屋の中でひたすら泣き叫ぶ初美。社内で最も価値の高い彼女は残る3ヶ月、性欲からも拘束からも解放されないまま過ごすことになるのだ。 人権保護のための活動に首を締められながら、初美はさらにつらい日常へ身を投じることとなる。 _________ それから初美の部屋には、誰も入ってくることはなくなった。 彼女がどれだけそれを望んでも、ペニスを望んでも、それがやって来ることはついぞ無い。 中に入れてくれなくても、咥えるだけでも。そんな願いすら届かずに、来る日も来る日も時間ばかりを無為に過ごしていく。 ゲームもサブスクも楽しむ余裕はとうになく、乳首への刺激と……そして1日1回の腸内洗浄の刺激だけが唯一の楽しみとなっていた。 直腸を吸い上げられる振動が僅かながら子宮と膣を揺さぶり、それが快感となっていたのだ。 極限まで研ぎ澄まされた性感を、しかし持て余し続ける日々。やっとの思いで見つけた抜け穴的な快感も、本当の悦びを得ることができない切なさを助長するに終わってしまう。 そんな日々を来る日も来る日も送り続けて、彼女が捕まってから4ヶ月、5ヶ月が過ぎる頃……彼女の様子は一変した。 「っっっっがあああぁぁぁあぁぁあああ!!!!」 限界を超えた衝動が彼女を突き動かす。満たされない欲望が余りにも辛すぎて、別の苦痛でそれを紛らわさなければ、正気を保っていられなくなりそうで。 それ自体が正気の沙汰ではないのを知る由もなく、初美はそこら中の壁に頭を叩きつけ始めた。 その様子はモニターで監視していた男たちの目にも入り…… 2ヶ月ぶりに、彼女の部屋へ男が入ってくることとなった。 「おと、こ………………???」 そしてそれは、初美にとって求めてやまない獲物がやって来ることを意味していた。 入ってきた社長と軽薄な男。その軽薄な方の身体に飛びつき、全体重をかけて押し倒す。 その股間から漂うオスの匂いを大きく吸い込み、貞操帯の着けられた股間をへこへことそこに擦り付ける。 盛りのついた雌猫でももう少しは理性を保っているであろう、野性的極まる交尾の要求。言葉さえ発することなく行動でそれを求める様は、余りにも動物的だった。 「女というよりメスだな……これで少し落ち着いてもらおうか」 そんな初美の首筋に、社長はアンプルを突き立てて薬液を注入する。 その中味は強力な鎮静剤。今ほど発情した者を相手にしては2時間ほどしか効果を見込めないし、完全に落ち着かせることも恐らくできないが、それでも会話をすることくらいはできるようになった。 「落ち着いたかね?日ノ本初美。いきなりだがお前はもうクビだ。人権がどうのとうるさい今、自分から傷つくような真似をされてはたまらん」 「じゃ、じゃあもうこれ外してくれるんですかっ!?」 「ああ、外してやるし外にも出してやる。金も今までの分は払ってやるとも」 「な、なら、お願いします……!いれてください……!わ、わたし、もう……!」 「それもだめだ。人権屋がうるさいからな。悪いがセックスがしたいなら彼氏を作るなりなんなりしてくれ」 「ぇ……」 そして初美は、彼女自身が事態を理解する間もなく速やかに会社から追い出された。 貞操帯を外され、今も蜜を垂れ流す下半身を庇うためにおむつを着けられ、新しい衣服を与えられ、荷物も全て返還されて、外へと追い出された。 約半年ぶりとなる外の空気。それを堪能することもなく初美は、街中で男を捜し始めた。 極限まで研ぎ澄まされた彼女の「メス」は野性的レベルに至っており、野性動物がそうするように自分に合ったオスを見分けられるようにまでなっていた。 それはある種の嗅覚とも呼べるもの。人間で言うところの「一目ぼれ」をさらに突き詰めたもの。 そして初美は、その相手を人混みの中から見つけ出した。 その相手はやや歳上の、気が優しそうな会社員の男性だった。 その人の元へ駆け寄り、胸元へと飛び込んで初美はこう言った。 「お願いします、たすけてください……!」 いきなり少女に飛びつかれて、事態を理解出来ず戸惑う男性の手を引いて、初美はある場所に向かう。 それは表通りから少し離れた場所にある、ある種の目的のために用いられるホテル。 いきなり会った少女に連れ込まれて驚く男性を無理やり引きずって、初美はホテルの手続きを進め、部屋へと入っていく。 邪魔をするものはもう何もなく、相性抜群の男性と2人きりになった初美。鎮静剤でも抑えきれない欲望のまま、男性を押し倒しズボンに手をかける。 「き、君!?なにを……!」 「わたし、もうだめなんです……!せつなくて、くるしくて……!おちんちんほしくて、おかしくなりそうなんです……!だから……!」 「わたしのこと、たすけてください……!」 ファスナーを下ろして、男性のペニスを露わにする。 例の男のものと比べるといくらか小さいが、小柄な初美には逆にちょうどいい塩梅の代物を口に含んでじゅるじゅると啜り上げる。 部屋に着いた時から微かな期待を抱いていたそれが、与えられた刺激にみるみる硬くなっていく。 準備を終え、屹立するそれを眺めながら、初美は股間を覆うおむつを取り外していく。 べっとりと無数の糸を引いて、べちょりと音を立てておむつが床に落ちる。彼女の発情を物語るそれが外れるなり、初美はペニスを一気に子宮へと飲み込んだ。 ずぶりと最奥へ突き込まれる熱く硬い逸物。半年近くも待ちわび続けたそれを受け入れた瞬間、初美は自分の身体が自分のものでなくなるような感覚を味わった。 「ん゛お゛っっっ……!!!」 身体がようやく得られた絶頂にわななき、膣壁がペニスを噛み締める度に、下腹部を中心に身体中へ幸福が駆け巡る。 ただ挿入しただけだというのに、初美は瞬く間に幸せの極地へと至り、尿口から部屋中を濡らす勢いで潮を噴射する。 結合部からは白濁した愛液が、痙攣に合わせてぶぢゅりと溢れ出す。 待ちかねていた、腟内絶頂(おまんこアクメ)。 「お゛お゛お゛お゛お゛ーーーーー♡♡♡♡♡」 きもちよくて、幸せで、幸福せで、シアワセ。 ケダモノのように男の腰にまたがって、一心不乱にその熟れすぎた性器を打ち付ける。 しとどに溢れる蜜がお互いの下半身にべっとりと糸を引き、腰がぶつかる度に粘っこい音を立てる。 一突きごとにイキ果てる極限発情女性器は、引き抜く時にはめくれ上がるほどペニスを咥えて離さず、受け入れる時にはにゅるにゅると蠢き悦んでうねりまくる。 それが人の胎であるなど信じられないほどアグレッシブに蠢くそれは、目を閉じれば無数の触手が蠢きペニスを搾り取ろうとしているようにも感じられる。それほど淫らな発情性器。 その凄まじいメスぶりに誘われて、とうとう男性の限界がやって来る。 短いうめき声と共に放たれる、熱く濃い精子。子宮内にドクドク注ぎ込まれる感触と共に、初美もまた大きな絶頂を迎える。 「せーし♡♡♡せーし♡♡♡♡せーし♡♡しゅきぃぃぃぃ♡♡♡♡♡♡」 欲しくて仕方のなかったもの。それを受け入れた時、彼女の発情は更なる段階へと至った。 話し合うため社長によって投与された鎮静剤。 それは話し合うまでの間効かせるため即効性を求めたものであり、持続は短い。その効き目が切れたのだ。 それによって剥き出される、会話もできず男を求めるメス全開の初美。野性とさえ言える極限の発情が、射精直後の男性に牙を剥く。 「え、ちょっ……!?」 落ち着く間もなく、萎びた男性器を咥えたままピストンが再開される。射精直後の亀頭に与えられる、痛くすらある鮮烈な感覚に男性は顔をしかめる。 若いとはいえ仕事直後の男性にとって、連続での射精はとても不可能だ。 それでもお構い無しに腰を打ち付け、萎えたペニスを夢中で貪る。 極限の発情にある初美にとって、ペニスはもはやそこにあるだけで喜ばしいものなのだ。それが一目ぼれの相手であるならなおのこと。 射精直後の亀頭を刺激され続けて、男性のペニスは萎えたまま熱い液を初美の中に垂れ流した。 力なく、零れるような吐精。相手が力尽きているのを構うこともなく初美は腰を振りたくる。 それはまるで、人の身体を使った自慰のように。 「…………………っっっ♡♡♡♡♡♡♡」 「も……やめ……」 仕事終わりに無茶な連続射精をさせられた男性の意識は間もなくして闇の中へと落ちていった。 ぐったりとする男性を前にしても、それが目に入る様子もなくひたすらペニスを貪る初美。 彼女の夜は、まだ終わらない。 _________ ______ __ 「あれ、ここは……?」 翌日初美が我に返ると、そこには惨状としか言いようのない光景が広がっていた。 絢爛なホテルの部屋の隅々にまでべっとりとした蜜がへばりつき、全裸の身体は全身筋肉痛。 股間からは白濁の液体がとろりと溢れる、情熱的な夜の余韻。 そして何よりも昨夜の悲惨さを告げるのは、その「餌食」となった男性が影も形もないこと。 男性に逃げられてしまうほどの何かが昨夜、ここで起きたのだと言うことを示していた。 「う……わぁ……わたし、なんてこと……」 男性に逃げられたこともさることながら、部屋そのものの様子もひどい。 おそらく男性を喰い尽くした後にターゲットとなったのだろう、部屋にある様々な角や突起。 挿入できそうな太さ、硬さ、長さのあるものは全て、べっとりと糸引く液体が余すところなく絡みついていた。 それが示す昨夜の自分の淫乱さに、初美は顔を赤らめる。 身体中の筋肉痛と倦怠感が示す昨夜の乱れぶりが、部屋中に撒き散らされた自分の体液が、余りにも恥ずかしくて。 しかもそんな姿を初見の男性に見せつけたとなれば。 (私もう……お外に出れない……) 意気消沈しながら部屋の掃除をしようとする初美が机に目をやると、そこには一枚のメモがあった。 蜜に濡れて滲んでいるものの、そこに書かれている文字の判別はついた。 そこには電話番号と思しきものが書かれていた。 (これ、なんだろう……?) 何かと思ってそれを手に取ると、その裏にもなにか書かれているのが見えた。 そこに書いてあったのは…… 昨夜は途中で寝てしまってごめんなさい 僕も初めてなので慣れていませんでした 仕事があるので先に帰ります よければ連絡ください 「こ、これって……!」 自分が巻き込んでしまった男性の連絡先。 そしてその書いてある内容は、男性は初美をそこまで悪く思ってはいないことを示していた。 (ちゃ、ちゃんと謝らなくちゃ……) そして後日初美はこの男性に謝るため連絡をとるのだが、それが馴れ初めになることを彼女はまだ知らない。 かくして初美の誘拐と監禁はひと段落つき、彼女の口座には驚くほどの大金が振り込まれることとなる。 途中で打ち切られたものの彼女の出した蜜の上質さは本物であり、最後に発狂する直前の蜜は紛れもなくロイヤルハニーだったためだ。 後にパートナーとなる男性との出会いと大金。苦労と引き換えにして初美は多くの見返りを得たのだった。


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