【尿意ゲージ付】バイト少女の不幸な一日
Added 2022-05-03 08:46:07 +0000 UTC食品工場。世界においても有数と言われる日本の食品流通を支える起点である。 そこではレンジひとつで本格的な味が楽しめたり、あるいはそのままでも楽しめたりする商品が毎日製造されている。 「……どうしよう、これ……」 そんな食品工場の一角、原料保管に使われる冷蔵庫の中で一人、途方に暮れる少女がいた。 夏休みに小遣い稼ぎのためバイトを始めた高校生の彼女が、気温2〜3℃の冷蔵庫の中で何をしているのか。 落ち着きなく室内をうろつきまわり、扉の前をぐるぐると回っては寒そうに身体をさする彼女が、ここで何を。 「ふつう壊れるかなあ……点検とかしてないの?」 その答えは、何もしていない。というよりできないのだ。 なぜならそれは、彼女がここに閉じ込められているから。 原料を取りに冷蔵庫へ入り、ルール通りに分厚い機械の扉をボタン1つで閉める。ここまではよかった。 しかしその後、出ようとボタンを押しても何も起こらないのだ。 冷蔵庫の扉は重く分厚く、手で開くのには相当の労力がいる。だからこそ機械で開いたり閉じたりするようになっているのだが、どうやらその調子が悪いようだった。 寄りにもよって人が入った後に、とは思うものの機械が不調となるのにタイミングはないものである。 だが通常、このような場所で用いられる扉には手動で開けるための取っ手があり、この扉もまた例外ではない。 それを掴んで開けるというのが通常の、閉じ込められるなど緊急事態におけるマニュアルではある。 しかし、それも今回においては適用されなかった。 それというのも手動で開けようとすると、開けた端から閉まってしまうためだ。 恐らく電装系の不調により「閉まる動作」を延々と繰り返す状態になっているこの扉は、手動で開いてもそこからすぐに閉まってしまう。 男手をかき集めたとしても、機械の力に到底適うはずもない。 同じく機械の力によってこじ開け、電装系を修理する以外に出られる方法はないのだ。 すでに駆けつけた他の工場員によって事務所へ連絡は届いていて、あとは業者の到着を待つのみである。 とはいえそれがいつになるかはわからない。それが少女を焦らせていた。 「はやく出たいんだけどなあ……寒いし」 気温2℃。とても長居するような環境にはなっていない場所にいるというのは、それだけで心身に悪影響を及ぼすものだ。 異物混入防止のため全身を覆う作業服を来てはいるものの防寒性は低く、その下にはただの普段着しか着ていない彼女にとってこの寒さは致命的である。 ましてや今は夏。普段着として着ている服もその暑さを見越した薄手のもので、防寒性など無いに等しい。 このような寒いところに長くいられるような格好ではないのだ。しかし閉じ込められているため、否が応でもここにいなくてはならない。それが彼女を憂鬱にさせていた。 現在時刻は11時ちょうど。昼休憩を目前に控えた中での悲劇は続く。 AM12:00 【290/560 51%】 昼を告げるチャイムが鳴り響く中、少女はなおも冷蔵庫に取り残されていた。 当然ではあるが、業者を呼んだとしてすぐに来てくれるわけではない。準備もあるし移動の手間もある。それは理解できていても、やはり気が逸ってしまうのは避けられない。 だが、彼女が焦るのは業者が来ないからというだけではない。 ぶるりと身体を震わせる彼女の、その反応には寒さ以外の理由があった。 寒いところにいれば避けられない、ある生理現象。 寒さによって加速するそれが、少女を苛んでいた。 「っ……」 (こ、こんな時に……!) お腹をさすりながら、開かない扉を見つめる少女。 寒さと時間。そして募りゆくそれとの戦いが幕を開けた。 PM1:30 【400/560 71%】 「あ、あの……!まだですか!?まだ業者さん……来ないんですか!?」 「あの、お願いします……!だれか、だれか……あけて……!」 閉じ込められてから2時間半。その間に少女の様子は一変していた。 くねくねと腰を揺すりながら、扉に縋るようにして声を張り上げる。明らかな異常事態を全身でアピールしていた。 それも無理はない。普段なら昼休憩の時に行っているものが行けてないうえ、この寒さ。 少女がその身を苛む感情……尿意を隠せなくなるのも、致し方ないことである。 この不幸の中で一つだけ幸運なことがあるとするなら、他に閉じ込められている人間がいないことだろう。 他に誰かがいたなら、このようにあからさまな動きをすることができずにもっと辛い思いをしていただろうから。 しかしこれで誤魔化せるのもいつまでかわからない。寒さの中で2時間半も放置された彼女の身体からは体温が著しく奪われ、さらに空腹も合わさって衰弱は激しい。 そんな中で、彼女はいつ来るかも分からない業者を待ち続ける。 PM2:30 【480/560 85%】 「あ、けて……!あけてぇぇ……!」 閉じ込められてから3時間半が経過した。 この頃になると扉に縋る彼女が、もう叩くことさえできないほど衰弱しきっていた。 くらくらと目眩すら覚える中で、ただひとつだけ明確な感覚があるとするなら、ぎりぎりと下腹を圧迫する尿意だろう。 時間と共に凶悪さを募らせるそれは、この極寒と合わさって通常よりも遥かに早く彼女を責め立てる。 そしてそれは、いよいよもって耐え難いものとなってきていた。 「ぅあ、あっ……!」 じゅ、じゅじゅぅ…… 押さえた手の中で弾ける、温かな感触。 打ち当てられる温水の感触が、呆けた頭にそれを認識させる。 漏らしてしまった小便。少ない残り時間。 それは少女に、ある決心をさせた。 ここから出られるのがいつになるかわからない。指先だって痺れて、もう前を押さえる体力さえ残り少ない。 だからもう仕方がないのだと自分に言い聞かせて、少女は冷蔵庫の隅へと向かっていく。 着ていた作業着を脱ぎ捨てて、自分の周りに作業用の台車を並べて壁を作って、準備を整えていく。 (だってもう、我慢……できない……!) これからしようとしていることの、その恥ずかしさを振り切るように、少女はズボンの端に手をかけてそこから一気に下着ごとずり下ろした。 冷たい外気の中、顕になる少女の淡い陰裂。押し付け続けてきたためか、仄かに赤みを帯びた肌色が我慢にひくつく。 僅かに溢れ出たそれの熱気が湯気を立てる鮮やかな割れ目。それを冷蔵庫隅の排水溝に近づける。 しゃがみこんで、向きを整えて、すべての準備が整うと、少女は我慢してきたそれを解き放った。 【620/560 110%】 しゅいいいいぃぃぃぃぃ……!!! 気温2℃。極寒の中に放たれる熱々の小便は、もうもうとした湯気を纏って地面に跳ね返っていく。 閉じた陰裂を微かに割り開かせて放たれる勢いのいい尿線は、美しい一筋の軌跡を描いて排水溝に吸い込まれていく。 氷の世界に刻まれる、鮮やかな黄金色のアーチ。僅か十数秒だけの芸術が、ここにあった。 「はぁぁ……」 それは寒さの極限状態にある少女に、一時だけの至福をもたらした。 ぱちぱちと視界が弾け、思わずため息が溢れる。 膀胱の中身を出し切る頃には、少女は名残惜しさを感じてすらいた。 (って、何考えてるの私……!) そんなイケない思考を振り切るように、少女は割れ目から滴る残尿を腰を振って飛ばし、その上から下着を纏う。 きちんと拭けていないが故の不快な湿り気はもう仕方がないものと割り切って、少女は密やかに放尿の後始末をするのだった。 PM4:00 (だ……れか……たすけて……) 少女が放尿してからさらに1時間半が過ぎた。 この頃にはもう立っている体力すら残っておらず、その辺りにあった段ボールを敷いてうずくまっていた。 空腹も限界を超え、寒さに震える力すら無くなった少女はただ、心の中で助けを求め続ける。 ガコン!! そしてそんな少女の思いに応えるように、扉の開けられる音がした。 ようやくやって来た業者が機械によって扉をこじ開けたのだ。 電装系を直すより先に少女の解放が優先され、5時間ぶりに少女は極寒から出ることができた。 その後はもう仕事どころではなく、すぐに食事をして帰宅して風呂に入った。温かなお湯は凍えきった少女の身体にはこの上もなく染み渡り、少女は幸せな時間を満喫するのだった。