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【第10回】お絵描き講座「模写のやりかた」

モルカーとエヴァロスで真っ白に燃え尽きたフクッチ(エロッチ)です。

今回は模写のやり方、教えます。具体的に言うと今回は形を線でとらえることを解説する講座になるので陰影や色は無視です。

模写がうまくできない人がどんな風にものの形を観てしまっているのかも教えちゃいます。

今回は珍しくどすどす刺してくので心をMにして読んでいってね。


では早速講座を始めます。




「顔が近い!(パァン」

ぶっちゃけ模写ってどうやればお手本そっくりの絵が描けるのか最初のうちは分からないよね。何なら模写しまくってるけどうまくなってる気がしないって人もいるはず。


そんな人たちに物を観るということをわからせてやる…

(この講座読む前に第7回「観る」第8回「模写とは」を読んでおくとさらに模写つよつよになれます。読んでね)


それじゃあ今回はこの絵を模写していくよ!

かわいいですね。バーチャル世界の僕です。推してね


じゃあさっそく白紙を用意して描いてくぞ!

えっと、まずは左の目をじっくり観察して…

よし!左の目はいい感じに描けたかな…



じゃあ次は右の目

ふむふむ…右の目もこれでよし…



それじゃあ今度は口その次は輪郭を…

(○○分後)……よし!集中してじっくり観察しながら顔を模写したぞ!


さて、全体を見てみるか……

…………なんか、ちがくない…?せっかくじっくり観察して描いたのに…


一つ一つのパーツ単体の形はそこそこいい感じだけどパーツ同士の距離や大きさがガバガバで全体のバランスがとれていなくてクオリティが残念になってしまっているね。


どうしてこうなってしまったのか。



答えは「顔が近い」から。じっくり観察してるようで全く全体が見れてないんだよ。僕が先生だったら顔と紙の距離が一定の距離以上近づいたら「顔が近い!」って言ってビンタしてやりたいね。


人は「お手本を真似するぞ!」と意識して集中すると、真似したい一部分だけを見てそのまわりはあまり見えなくなる生き物である。

だから模写の知識がないと「よく観察しないと!」と無意識に思い続けてしまい顔は自然と紙や画面に近づき視野はどんどん狭くなる。


そしてそんな作業が終わって頭を上げて絵全体を見てみると…


さっきみたいになる。



集中すると、視野は狭くなる。でも集中しないと模写はできない。



ではどうすればいいのか


そんな時は模写がうまい人(僕)の真似をしてみよう。

それじゃあ描いていくね。これはさっきと同じお手本。かわいいね


これを、こうじゃ

めっちゃ遠くから絵を見てます。さらに頭の中で中央線も描いてます。


え?遠くから見たら細かいとこ見れないって?

それが目的なの。最初はぼんやり全体の形が見えなきゃいけないの。だから顔を遠ざけてわざと細かいとこを見ないようにしてるの。


これを元にして最初のラフ、アタリを描いていくね。

白紙に枠の線中央線を描き込み、そこからの距離を測りながら「それぞれのパーツがどの場所に来るのか」というところだけを最初に全部やっちゃおう。(矢印は描かなくていいよ)

ここでは形は超ざっくりでいいけど、位置だけは超正確にするぞという意識で絵を見ながら距離を測りながら描こう。


ちなみに枠線や中央線からの距離だけでなく、目と目の距離目から顎までの距離目から頭頂部の距離、みたいに「パーツ同士の位置関係」にも注目しながら位置を合わせられるようになると枠線も中央線もなしで模写ができるようになるよ。

これは繰り返し練習すれば誰でも身に付くのでがんばろうね。


さあ、位置はだいたい描き込めたから…次はこうじゃ

さっきよりちょっとだけくっきり形を観てるよ。でも各パーツに注目するのはまだ早い


これを元に描き込むと…

だんだん解像度が上がっていくのが分かるね。最初の位置関係の描き込みをさらに精度を上げてやる感じ。


さっきよりは細かい形を描き込むけどとにかく位置関係について考えることをやめないように。形に集中するのは我慢しようね。

ここで顔が紙や画面に近づいたら僕が天狗のお面付けて「顔が近い!(パァン」ってビンタするから忘れないでね。


ここまで位置の調整ができたら次はこうじゃ

形のひとつひとつにも注目して観ているよ。次はやっと形に集中するターン。


今まで描き込んだ位置情報を元に形を描き込めば…

最初の失敗例に比べたらかなりいい感じになったね。


形に集中するターンとはいったけど、ここでも位置関係は常に気を付けること。形に集中して、顔を上げて全体のバランスを見て、また形に集中して…を繰り返して描いたり消したりしながら納得のいく完成を目指そう。



以上が失敗しにくくなる模写のやり方。


形に集中したらバランスが崩れてしまうのなら、バランスが崩れようがない状況を作ってから形に集中すればいいのだ。



まとめ

今回の話、簡単にまとめるとこう。

模写で忘れてはいけないこと、

それはまず最初に「形に集中しない」「位置関係を観る」こと

そして位置関係が固まってきたら「形に集中」しつつ「位置関係も観る」こと


バランスは命。パーツの形の良さはバランスが良くて初めて素晴らしいと認めてもらえると覚えておこう。


以上、模写のやり方講座でした!



余談「絵がデカい!(パァン」


絵はバランスが命だ。お絵描き初心者でそのバランス感覚がまだ身に付いていないにも関わらず練習で紙全体を使うようにでっかく絵を描いたり、キャンパスを拡大しまくって描いてしまっていないだろうか。


それ、そのまま続けていたら上達ペースは遅くなるよ。

なぜならその描き方は自分の絵の全体を観ることが困難になるから。そしてさらに単純に引く線の総距離が増すので絵の完成ペースも遅くなる。

とにかく練習としては効率が悪いのである。


絵を今よりも小さく描くことで

・描きながら全体が見える

・引く線の総距離が減って作業時間も減って楽になる

・完成時間が早まるのですぐ次の練習ができる

・一枚の紙で何個も練習できる

・純粋にバランスがとりやすい

というメリットがあるので、もしクソデカサイズで絵を描いている初心者の人がいたら今よりも控えめなサイズで練習してみよう。


ただし小さすぎると

・細かい描き込みが困難になる

・顔が近づいてしまうので目が悪くなる

・デカい色紙描くとき慣れなくて苦労する

というデメリットがあるので頭の隅に置いておこう。


ちなみに僕はけっこう小さく描く人。君も小さく描く人?

おそろいだね。これからも一緒にお絵描き楽しもうね。



さて…この講座を読んだ感想がつぶやかれてるかもしれないからエゴサしちゃおっかな(TLの海に消える)

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