今回は、YouTubeに関するお話です。
SNSやYouTubeにおいて、数字としての成果が出るときは運要素も大きいんですが、闇雲に投稿していればいつかバズるというものでもありません。
「こうすれば見てもらえるんじゃないか」という工夫を意図的に仕掛けて、1%ずつ成功確率を上げていく作業も大事かなと思っています。
例えば、0.1%で当たるくじを100回引いても当たりを引ける確率は10%未満。(9.521%らしい)
ですが、5%で当たるくじであれば100回引くうちにほぼ確実に当たりが出ます(99.41%らしい)
つまりただ数をこなすだけじゃなく挑戦そのものの成功確率を上げる作業が必要になってくるというわけです。
そんなわけで、できるだけ多くの人に絵を見てもらうための工夫をしている僕ですが...
現在は、Skeb依頼で描いた絵のタイムラプスに、音楽と喋りを付ける形式の動画をショート動画として投稿しています。
参考動画( https://youtube.com/shorts/hj1o0T0tJhU?feature=share )
単なる一発屋で終わるかと思われたショート動画でしたが、思ったよりもシリーズとして伸びております。
メイキング動画シリーズの反響は以下の通り。
1本目:94万再生 6.8万いいね
2本目:35万再生 3.1万いいね
3本目:25万再生 2.3万いいね
4本目:51万再生 4.3万いいね
チャンネル登録者数の方も2.9万人突破と、あげている動画の本数にしては好調な伸びです。(現在9本目)
もちろんたまたまバズったといえばその通りなんですが、それは先ほども書いたように確率を上げる作業があってのものだと思っています。
そうやっていろいろと試す中で、まだ数本ではありますが、ある程度動画の“型”みたいなものが出来てきました。
できるだけ多くの人に動画を見てもらおうと思ったら、大きく2つのポイントに気をつける必要があるなというのが見えてきたんです。
それは離脱を防ぐ工夫と、反応率を上げる工夫。
せっかく中身の良いコンテンツを作っていても、内容以外のところで減点されてしまうと、途中で離脱されてしまいます。
極端な話、画質がガビガビで無音で何の説明もない意味不明な動画を見せられても、最後まで見ようとは思いませんよね。
そのため最後まで動画を見てもらえるように、編集や構成で離脱率を下げる工夫が必要です。
そして減点されない土台ができた上で、今度はそこに反応率を上げる仕掛けをしていきます。
減点を減らすというのはあくまでマイナスをゼロにする作業なので、それだけでは不十分です。
次はゼロからプラスを生み出すための加点要素が必要なんですね。
高評価を押したくなる、コメントをしたくなる、何度も再生したくなる仕掛けです。
主にこの2種類の工夫をすることで、再生されるコンテンツ作りができるようになるのだと思います。
そこでここからは、この2点について具体的にどのような工夫を行ったのか、僕の例をご紹介していきます。
あくまで一例に過ぎませんが、ひとまず一定の成果が出たことは事実なので、皆さんがショート動画を作る際の一つの参考にしてもらえたらと思います。
ショート動画を伸ばす上で一番大事なのはおそらく「情報密度」で、短い動画の中に多くの情報を詰め込むこと。
僕の場合、タイムラプスをただ垂れ流すだけの動画では伸びませんでした。
やっぱり無言で動画が出来上がる様子を数十秒眺めるだけでは間が持たないんですよね。
今は、見せたいポイントごとに動画をカットして、数秒おきに画面が切り替わるようにしています。
例えば、全体のラフ→顔→胴体→手→足、みたいにパーツごとにズームした映像をパッパッと切り替えていくと飽きづらくなります。
「序盤・中盤はあまり絵の全体像は見せず、最後に完成した全体像を見せる」という構成が、やはり王道で安定して視聴者を楽しませられる構成だなと思います。
この辺のカットは無料の編集ソフトでもできる作業ですね。
(僕の場合はPCでダヴィンチリゾルブというソフトを使って編集しています。)
話す内容に関しても、絵のテーマ→見てほしいポイント→気をつけたポイント→どうでも良いユーモアなど、話題を短く切り替えています。
テンポよく情報を詰め込んで、視聴者が動画から離れるタイミングを無くすことで、視聴維持率をあげているというわけです。
情報量が少ない動画でも伸びないわけではありませんが、その分コンテンツ自身の“強さ”が求められます。
見せ方を全く工夫しなくても、最後まで見続けてしまうくらい絵が上手いとかなら良いですが、少なくとも僕はそうではなかったのでこのような工夫を凝らしました。
動画内で話す内容の中に、視聴者が反応しそうな要素を入れてみましょう。
「〇〇を描きました。」みたいな事実だけをいくら羅列しても、見る側は「はいそうですか」としか言えません。
視聴者が口を挟める余地がないと、コメント数が増えず動画が盛り上がりづらくなります。(コメントが少ないと、アルゴリズムの関係上動画の表示回数が下がる)
そんなわけで僕は動画内に視聴者が突っ込みやすそうな小ボケとか、小ネタとか挟んでるんですが...
僕が一番おすすめするのが「絵の魅力をプレゼンする」ことです。
過去記事でも書いたことがありますが、絵を見る人はその多くがぼんやりとしか作品を見ていないので、「何となく良いな」くらいの感想しか持ってくれません。
なので、こちらから具体的に「ここ見てください!可愛いでしょ!」と指を差してあげることで、初めてそこに目が行くんです。
僕の場合も
「脚を露出させてます。みんなこれが好きなんでしょ?」
「パーカーにでかいスニーカーとかみんな好きな組み合わせでしょ?」
みたいに、自分から見て欲しいところを発信しています。
すると視聴者も
「太ももがムニってなってるところ最高です!」
「服装のデザイン好きです!」
と、具体的なコメントを返してくれるんです。
絵の説明とかって野暮に思われることもあるかもしれないんですけど、それってほぼ絵描き側が勝手に思い込んでるだけなんですよね。
そりゃ自慢げに1から10まで説明されたらウザいかもしれませんが、基本的に見てる側からすると絵の見方を教えてくれた方が嬉しいんじゃないかと思ってます。
僕も人の絵の解説を聞いて初めて「そんな所までこだわってたんだスゲー!」と思うことが多いので。
別にそういったクレームが来たことも一度もないので、堂々と絵の魅力をアピールしていくのはアリかなと思います。
というわけで今回は、ショート動画を伸ばす工夫についてお話ししました。
絵を見てもらう一つの方法として、ショート動画を作りたいと考えている方はぜひ試してみてください。
長尺の動画となるとまた戦い方が変わってくると思うので、今後はそっちも研究していけたらと思います。
それでは!