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初見で気付けないミスを洗い出す方法


絵の中に結構重大なミスが含まれているにも関わらず、それに気付かず絵をSNSに投稿してしまった、なんて経験はあるでしょうか。



投稿し終えた後で、「あれ、うわ待ってめちゃくちゃ破綻してるやん...!」と気づくけど時すでに遅し。



不特定多数に自らの作画崩壊を晒す羽目になった経験は、僕も何度もしています。



もちろんテクニックとして、あえて正確でない人体構造にしてしまうというやり方もあるんですが、それはあくまで“狙ってやっている“場合に限っての話。



僕も「いや、これはこういう表現だから!!」と自分に言い聞かせゴリ押そうとした時期もありますが、表現というのであればそれがプラスの魅力を生み出していなければ意味がありません。



違和感を生むだけの破綻はマイナスにしかならないので、意図しない作画崩壊はできれば避けたいですよね。



絵を投稿する前に破綻に気づくための一つのテクニックとして、「別角度から見た時の視点を想像する」という方法があります。



例えば、このような斜め顔を描くとしましょう。


この時点で気づく人は気付きますが、この角度では奥側の耳は隠れて見えなくなるはずです。



ところがこの絵では、斜め45°ほどの角度にも関わらず奥の耳まで描いてしまっているんですよね。



耳の端が少し見える程度ならまだしも、ここまでガッツリ見えるとさすがに気になります。



ですが夢中になって描いていると変に目が慣れてきて、なんだかこれでも大丈夫な気がしてきてしまうんですよね。



それに違和感に気付いたとしても修正するのもめんどくさいので「きっとこの違和感は気のせいだ」と思い込んで無視するなんてのもあるあるです。



ですが、そんな時こそめんどくさがらずに一度、上から見た時の顔がどうなっているかも想像して実際に図を描いてみましょう。


ちゃんと描くのは大変なので、あくまで位置関係がわかる簡単な図でOKです。



こうして見ると、「その角度からはその耳の見え方しないだろ」というのが一発で分かりますよね。



一つの視点だけではどうしても、絵のデフォルメ的に違和感なく見えてしまう時があります。



ですがそれは他人から見た時は、すごく引っかかる要素になる場合も多いんです。



なので、この辺りは一度チェックしてみても良いかもしれません。



ここまで理解した上で、それでも「こう描いた方が可愛く見える」という場合には、その描き方を採用するのも良いと思います。



ちなみに僕は斜め顔を描く時にも、奥側の耳まで描くことがあります。



その時は「だってその方がバランスよく見えるんだもの」って思ってます。



では続いて、もう一つよくある例を紹介していきましょう。



このようにお尻を向けてこちらを見ているポーズがあるとします。



一見よくあるポーズに見えなくもないですが、これも上から見てみると「体が極端に折れ曲がってないと成立しないポーズ」になっているんですね。



なぜこういったポーズになってしまうかというと、どうしても見せたいこだわりポイントがあるからなんです。



描いている側の意図としては、お尻も顔もしっかり見せたいという狙いがあるんですよね。



ただ、それを無理やり実現させようとすると、このようなあり得ないポーズを生み出してしまったりするんです。



「見せたいものが先行しすぎる」これは僕もめちゃくちゃよくあることです。



ただ、一旦落ち着いて「この見せ方は流石にやりすぎていないか?」を検証した方が良いかもしれません。


この場合は、お腹の曲がり具合的にこのくらいの角度であれば成立しそうです。



となると顔は、肩で隠れるくらいが自然になりますね。



「顔は大事なパーツだからしっかり見えるように描かないと」と思ってしまいがちですが、あえて隠すことで逆に色気が出ることもあります。



思い切って描かない部分を作るというのも大事です(捨てる勇気)



というわけで今回は、初見で気付けないミスを洗い出す方法についてお話ししました。



「どこが間違っているのか?」を探る意味でも、ラフまで描いた段階で一度、別角度からの視点を持ってみると良いかと思います。



それでは!


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