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「健全な自責思考」を持ってる人は強い気がするという話


絵が上手くなるとか評価されるとか、絵でお金が稼げるとかっていうのは、基本的に失敗の連続からスタートします。



最初は全員そうなんですが、あるところから徐々に上手く行き始める人と、同じところをぐるぐるし続ける人に分かれていきます。



それが才能の差なのかと言われると、あんまり才能みたいなものは関係ないんじゃないかなあと自分や周りの人を見ていて感じるんですよね。



それぞれの人に事情があるので、誰でもプロになれる!とは言いませんが、7割型の人はプロレベルになれる“ポテンシャル自体”は持っている気がします。



じゃあ求める結果を得られるかどうかを分けるものは何かというと、健全な自責思考を持っているかどうかの差なんじゃないかなと。



自責とは何か良くないことが起きた時に、何事も自分に原因があると捉える、みたいな思考です。



例えば、野球の試合に負けた時、「あいつがエラーしたから負けた」みたいに考えるのは他責思考、「俺がカバーしていれば...」と考えるのが自責思考。



もっと簡単に言えば、人のせいにするか自分のせいにするかの違いでしょうか。



自責思考を持っていれば、短期的には上手くいかなかったとしても、長期的にその状況を巻き返す成長が可能になると思っています。



何事も自分のせいと考えれば改善ができるからです。



例えば絵が上達しないのはなぜかと考えてみると...



絵が上手くならない→それは自分のせい→描いてる時間がそもそも少ない→他の用事を入れすぎている→人の誘いを断りきれず不必要な用事が増えている



こんな感じで原因がわかれば、「勇気を出して人の誘いを断る」という判断をすることで絵の上達に一歩近づきます。



自分の行動が変わるから現状が改善されていくわけです。



これが他責思考になると改善が行われません。



「いろんな人が誘ってくるから絵を描く時間が作れない」

「教える人が悪いから上手くならない」

「今使ってる機材じゃ描きづらいから...」



あくまで悪いのは他者や環境なので自分は悪くない→だから自分は何も変える必要はないという判断になってしまうんです。



となると行動に変化が起きないので、同じことをずっと繰り返す羽目になります。



この思考の違いが数ヶ月、数年単位で大きな差を作るんじゃないかなと。



とはいえ、どう考えても相手が悪い!みたいな案件もありますよね。



例えば、ネット上で知らない人に嫌味なこと言われるみたいな。



自分は何も悪いことしていないのに勝手に相手が突っかかってきたとなれば、流石に自責する必要ねーだろと思ってしまいますよね。



ただ僕の場合は、そんな場合でも「人の嫌味にメンタルを乱されている自分に責任がある」と考えるようにしています。



人に悪口を言われてしまうのは自然災害みたいなものなので、ネット上ではいつか遭遇する運命なんですが、その後どう対処するかは自分次第です。



自責思考がある人は、「しばらくネットを離れる」「相手をミュートする」「スルーして忘れる」みたいに自分の行動を変えることで解決していきます。



これが他責になっていると、「相手が悪いんだから仕返ししてやる」みたいに考えて口論になったり、他のアンチを引き寄せたりしてかえって問題が大きくなったりするんですよね。



このように、自分が悪くなくても常に自分側の行動を変えることで問題を解決していけるのが自責思考の強さなのかなと思っています。



だから僕は、自分の絵が下手なのも、伸びないのも、売れないのも、変な人に絡まれるのも、誤解されるのも全部自分のせいだと思っています。



そしてネット上で人の悪口や、他人を責める言動は意識的に言わないようにしています。



それは別に優しさとかではなく、人を悪く言った時点で自分の力で問題を解決する気がないと宣言してることになってしまうからですね。



自分のために他責はしないという考え方です。



ただ一方でこのような心配もあるのではないでしょうか。



「なんでも自分のせいなんて考えていたら、精神的に病んでしまうんじゃないか」と。



実際僕もそういう考え方になっている時期はありました。



何か悪いことが起きるたびに、「俺ってほんとに終わってる...」と自分を責めて、どんどんネガティブなループに陥っていくという。



ですが今になって思うのは、これは僕が思う「健全な自責」とはちょっと違うんですよね。



自分を責めて病んでしまうのは、本当の意味で自分に責任があると思っていないように思うんです。



自分を傷つけることで罪悪感を解消しようとしているだけで、問題を解決するための具体的な行動変化が何もありませんよね。



「私の絵が下手なのは才能がないから」みたいに決めてしまうのも、原因を才能のせいにすることで努力をしない言い訳を作ってるとも言えます。



本当の自責思考は、自分を責めるというよりは、自分に責任を持つというニュアンスに近いです。



「問題に対しての責任を取る」となったら、そこには行動がセットでないと成立しません。



「今度は人気作品の二次創作を描いてみよう」

「好きな絵師の構図を参考にしてみよう」

「絵を投稿するときの文章に気を使ってみよう」



みたいな具体的な改善策が出てくるのが健全な自責思考なんじゃないかなと思います。



こう考えていると、実は病んでしまうことは逆に少なくなります。



描いた絵が全然伸びなかったとしても、「きっと何かが間違っているからだ、そこを直せば現状が改善される」と希望が持てるんですよね。



「もう無理じゃん!」「こんなに報われないのおかしい」と理不尽な何かにキレて投げやりになることがなくなってくるんです。



というわけで今回は、長期的に見て巻き返せる人の思考についてお話ししました。



世の中理不尽なことも多いので、周りのせいにしないって難しいと思うんですけど、それをなんとか自分の責任にできる人は結構強いなーと思います。



それでは!


「健全な自責思考」を持ってる人は強い気がするという話

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