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ハルカナ
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素足を見せるのが恥ずかしい私が憧れのミカ先生と秘密の特訓をするって話♥④

4:また、お風呂にて…… 「はぁ…………。何であんな返事……しちゃったんだろ?」  外気に触れさせ汚れてしまった素足を清める儀式を行うかのように、私は足をソープ付きのタオルで念入りに擦り洗う行為を繰り返していた。  思い返すのは今朝方先生と約束した新しい条件への返答……その返答への後悔と不安。私の頭はその事で一杯になり、足を3度も4度も過剰に洗い流している事にも気付いていない。   「今度は見せるだけじゃなくて、触られるのかぁ……。先生に……この足を……」  溜息をつきながらも私は洗い終わった右の足を内側に傾け、自分自身の目で自分の足の裏を眺める仕草を取る。 「こんなトコを触りたいだなんて……どんだけ先生ってば変態なんだか?」  私はその様に呟きつつも試しにと言わんばかりに自分の左手を足裏へと這わせて触ってみる事にした。 「コチョコチョ触るって言ってたけど……それってこうするって事よね?」  這わせた手にボールを握る様な形を取らせ、その形のまま指をモゾモゾと動かし自分でくすぐる真似をしてみるが……当然ながら自分自身でくすぐっても何も感じない。肌に何か触ってるなぁ~っという程度の感覚しか味わえず、すぐに次の溜息が口から零れてしまう。 「自分じゃ何も感じないか……。まぁ当然だよね? 本人がくすぐってんだし……」  左足も内側に傾けそっちも反対の手を這わせて触ってみる。左足の方は右足よりも敏感なのかムズッと気色悪い感触を僅かに感じたが、それでもすぐに刺激に慣れてくすぐったいと感じるまでには至らなかった。それは分かり切っていた事だから、何でこんな無駄な事をしてしまったんだろうと自分に呆れてしまうのだが…… 「でも……この触ってる手が先生の手だったら……どう感じるんだろう?」  と、今日会った先生の姿を思い浮かべながら再び手を動かしてみる……  白衣姿の先生がいやらしい笑みを浮かべながら手をワキワキさせ、椅子の上に乗せた私の足めがけてその手を近づけさせて来る……。その様な想像を軽く目を閉じて思い浮かべながら再び自分の足裏を自分で触ってみると……   ――ゾクッ♥ 「ヒャひっ!?!?」  その瞬間、足の裏全体にゾワッと寒気の様な刺激が走り、私は思わず目を大きく開かせ悲鳴に近い驚き声を風呂場に響かせてしまった。 「ハァハァ……な、な、なに?? 今の感じ……」  慌てて自分の足の裏を確認するが、そこに添えられている手は当然私自身の手であり他の誰の手でもない。足裏の方も、見る限り何か特別な事が起きている訳でもなさそうで……変わった様子は伺えない。  私はすぐに自分の足裏から手を離し目の前で指をワキワキさせてみたり、また足裏の方に向かわせて再度触らせてみたりを繰り返してみるが……あの時の寒気はその後は一切感じられず、アレが何だったのか分からず仕舞いで洗体を終え湯船につかる事となった。 「先生が触る事想像したせいで……あんな感じ方したのかなぁ? それとも……目を瞑って触ったから意図しない刺激に感じて……くすぐったく感じた??」  私は湯船に浸かりながら自分の足をアレやコレやと色んな触り方をして刺激を加えてみるが、自分で触っている事を意識しているせいか先程の様な寒気はやっぱり感じない。 「うぅ……何だったのよぉ……。私……もしかして、足の裏先生に見られてから、感覚がおかしくなってない?」  足の指を動かしてみたり、足先を反らせてみたり、逆に足の指を丸めさせてみたり……お湯の中で自分の足の動きを観察しながら先程感じた刺激を思い返してみる。でも、勿論自分の足なのだから自分の意思通り動くし、水の抵抗感や手の触り心地は想定通りで特別な刺激にはなり得ない。  それを確認した私は何とも釈然としない表情を浮かべたまま、顔を鼻下の所まで水面に沈めてブクブクと泡立たせる仕草を取る。 『うぅ……嫌だなぁ……。明日保健室に行くのが怖くなっちゃうよぉ……』  一瞬だけだったとは言え、虚を突かれたような刺激を足に感じてしまい、私は増々自分の足に自信が持てなくなっていた。  あの一瞬だけは自分の足じゃない別の何かになったような気がした……  いや、手の方が別のモノに感じたというのが正確なのだろうけど……とにかく、あの寒気は私の意思とは関係なく私の口から悲鳴を搾り出させてしまったのだ……あの刺激がもっと強かったならと考えると怖くて仕方がない。自分がどんな反応をしてしまうのか想像出来なくて……それが怖いと思えて仕方がない。  でも……  確かに怖くて不安だと思っているのは確かだが、その一方で……  私の心の奥の何処かでは『今の刺激をもう一度味わってみたい』と、思ってしまういけない私が存在している。 『今度は先生の手に実際に触られたら……どんな感じ方をするんだろう?』『あの細くてしなやかそうな指が、私の弱いトコを意地悪に触ってきたら……私はどんな反応を先生に返してしまうのだろう?』  『さっき味わった寒気など比較にならない刺激を受ける事になるだろう……』と、想像は出来るが、じゃあそれを受けたくないか? と、自分で問いかけてみれば『受けたくない訳ではないかも』という曖昧な答えが浮かんできてしまう。  自分がどうなってしまうのか? という不安は大いに抱いているが、それ以上に『先生に触られてみたい』という想いが急激に膨らんでいる自分がいる。  先生になら……触られても良い……。ミカ先生になら……恥ずかしい自分の反応を見られても構わない……。  私は前々から思っていた筈なのだ……  ミカ先生みたいな、優しくて綺麗で笑顔の似合う大人に、私もなりたい……と。  子供の様に無邪気な一面を見せる時もあれば、真面目に叱る先生らしいところも見せて……話は真剣に聞いてくれて、自分の事も包み隠さず正直に話してくれる……そんな先生が私の憧れであり、目指すべき大人の姿であるのは今も変わらない。そんな先生に触られるのであれば……私は後悔とかしないと思う。  不安は強いけど……先生が優しくフォローしてくれるのであれば、私はそれ以上の不安は抱かない。 (半分はセンセの趣味かもしれないけど)元はと言えば私の相談を聞いて訓練を提案してくれたのだから……私もそれに応える義務はあると思ってる。  とても恥ずかしくて、とても不安なのは未だ消えてはいないけど、でも先生がやろうと言ってくれているのだから出来る限りの事は挑戦してみたいとも思う。  先生が見たいって言うのなら……  私は喜んで……素足を晒してみせるし……  先生が触りたいって言うのなら……  ………………先生が触り易いように……  …………素足を差し出そうと……思うし……  ………………っ♥


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