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ザ・ドッグトレーナー #63『最終日:朝 エリナ受けソフィア・リサ責めルート』(⇔62)

#63 ――5日目(最終日)朝  この日の調教室ではリサの拘束は行われず、代わりに昨日あなたによって選ばれた“エリナ”が中央の頑丈な拘束台に下着姿で寝かされた状態で手足を拘束され自由を奪われた状態にてスタートを迎えた。 「うぅぅ、こんな格好で拘束されて……恥ずかしいですわ……」 「なぁ~にが恥ずかしいよ? あんたはリサを調教中でも勝手に服脱いで裸見せてた露出狂じゃない。たかが下着姿に剥かれたくらいで、何を恥ずかしがる必要があるんだか?」 「アレは自分で脱いでいたから恥ずかしさを感じないんですぅ! 脱げと強制されて服を脱がされ……こんな風に手足を拘束されれば……誰だって恥ずかしくも思いますわよ!」  着衣しているものはブラレットと呼ばれる胸部にあたる布が三角生地になっているレースのブラジャーに、同じくレースで編まれた白いショーツ……と、普段からエリナの着用しているもので可能な限りの露出を生む格好へと彼女を着替えさせた。  そしてその格好を強いた後ソフィアはリサに彼女の手足を拘束しろという指示を出し、手は万歳の格好になるよう……そして足は肩幅に開く格好になるよう枷をはめさせたのだった。 「フフフ……どうかしら、リサ? あんたの事イジメたエリナがこんな格好で拘束されているのを見て……あんたはどう感じる?」 「え、え、えっと……そ、その……やっぱりスタイル……良いのね? 妹さん……」 「はぁ? あんた何処見て顔を赤くさせてんのよ? そこじゃなくて……もっと見るトコあるでしょ?」 「んえっ? み、見るトコ??」 「ほら、もっと……こういう場所を見て興奮しなさいよ。こういう場所を~♥」 「っっ!? そ、そこって……わ、わ、ワキ……?」 「そう……今なら見放題だし触り放題よ? だって……エリナは手を降ろせないんだから……♥」 「ッっ!?!?」  伸ばした手は斜め上に限界まで引っ張る形に拘束されてある為、エリナの肉付きの良い腋は確かに見放題となっている。ソフィアはその腋を指差し、リサに間近で見てやるよう促しを入れた。 「うっ……うぅ……妹さんの……腋。モチモチしてそうで……柔らかそう……」  リサは顔を近づけ改めてその見事な腋のカタチに感嘆の声を漏らす。  肉付きの良いふくよかな腋の肌は、鎖骨の骨と胸部の内骨とが交差し緩やかな凹凸を形作っている。特にその凹凸が顕著に表れている腋の窪みに目をやると……そこの肌肉がエリナの僅かな身体の動きによって筋が伸びたり、逆に窪みの堀が深くなったりと変化が見られリサの興味を余計に引いてしまう。 「どう? エロいでしょ?」  エリナの腋に引き込まれる様に顔を赤らめながら見つめているリサに、ソフィアは彼女の頭の中の言葉を代弁する率直な言葉を口から出す。それを聞いたリサは内心を見抜かれた事にギクリと顔を引き攣らせながらも「え、エッチ……です……とても……」と恥ずかしそうに言葉を返した。  リサがその様に素直に言葉を返すと、ソフィアはクスリと笑みを零して彼女を驚かせる言葉を続けて発言する。 「今からこのエロい腋のくすぐり方を教えてあげるわ♥ あんたにね……」 「ほぇ!? くすぐり方を……教える??」 「そう。あんたのご主人様からの依頼でね? カラダの調教とは別に“くすぐる技術”も教えて欲しいって追加注文があったのよ……」 「くすぐる……技術??」 「まぁ、正直……ルルシア様の身体の弱いトコとか強いトコとかは私達には知りようが無いから、あくまで誰にでも通じる一般的なくすぐりの作法的なものにはなるんだけど……」 「一般的な……作法?」 「それでも、素人の適当なくすぐり方よりはルルシア様を少しは満足させられると思うから、今から教えるくすぐり方をちゃんと頭に叩き込んでルルシア様の所へ行くように! 良いわね?」 「は……はぁ……」  今まで“受ける側”しか味わってこなかったリサにとっては、これがどういう状況なのかを把握するのに時間がかかってしまっていた。突然呼び出され、また拘束されるのかと思いきや逆に拘束する側へと回され、昨日まで責め手だったエリナの自由を奪うという行為を行わされた……  それは昨日までそれをヤられる立場だったリサにとって……“立場が逆転している”という事実を受け入れるのに時間がかかるのは当然の事だった。 「よし、じゃあまずは……台に上がって、エリナの身体を跨いで股間付近に座って体重を預けてしまいなさい」  リサはオロオロと顔を左右に振りながらもソフィアの指示に従い、靴を脱ぎ裸足になってエリナの拘束されている台の上へと上がり込んだ。そして、言われた事に従うように腰を落としていき……彼女の股間部分に尻を着け、そこに自分の体重を預けて座位の姿勢を取った。 「いいわ。それから少し身体を前屈みになれば……何が見える?」 「前屈みに……? えっと……こんな感じ?」 「そう……」 「あ、の……その……エリナさんの……両腋が……」 「そうよね? そこに座れば左右の腋を同時に見降ろせるわよね? 隣に立っていた時は片方の腋しか近くになかったけど……こういう体勢になって少し手を伸ばせば両方の腋を触るのが容易になるでしょ?」 「(ゴクッ)手を伸ばせば……触るのが……容易に……」 「じゃあ……早速だけど、手を伸ばしてみて?」 「手……伸ばす? 妹さんの……あの……腋……に?」 「そうよ♥ ほら、早くなさい?」 「は、はい!」  リサは前かがみの姿勢のまま両手を恐る恐る前へと伸ばしていった。  緊張しているのか指は小刻みに震え冷や汗が腕に滲み出している様子が伺えるが、それでもエリナの腋にその手が触れる位置に移動するまでそれほど時間はかからなかった。 「まだ触っちゃ駄目よ?」 「はっ……は、はい……」 「そう♥ そんな感じに……触れるか触れないかの位置に手を運んで、ワザとらしく指をくねらせてくすぐるフリをして見せなさい? これからこの指で腋をくすぐってやるぞ~、って見せつけてやるの♥ そしたら……受ける側は嫌でも意識してしまう事になるから……」  リサの手がエリナの腋の窪みに触れる直前で指をワキワキと動かして見せ始める。それはソフィアのように滑らかな動きではないが、肌の感度の良いエリナにとってその動きはくすぐりの刺激を存分に想像させられ……身震いと共に小さな悲鳴を上げてしまう程の嫌悪感を与えた。 「そうやって……くすぐったい刺激の想像を十分に掻き立ててやったら……そのまま手をゆっくり腋の肌に近づけて行って~」  ソフィアの優しい口調の誘導に合わせ、リサの指はくすぐるフリをしながらゆっくりとエリナの腋肌まで高度を下げていった……。そうしていくとまず、指の中でも最も長い“中指”の指先がエリナの腋肌に触れる感触をその先端に味わう事となる。 ――コソッ♥  指が曲がったタイミングで腋の伸びきった肌に触れたものだから、図らずとも指は肌を引っ掻くような動きになってしまった。  その“引っ掻く動き”を最初に腋の肌に刺激として受け取ったエリナは、彼女の普段の大人しそうな所作からは想像も出来ないような甲高い悲鳴を上げ、リサを驚かせる事となった。 ――コソ♥ コショ♥ コショコショッ♥ コチョ♥  最初の刺激から間を置かず、リサの指は次々にエリナの左右の腋へと降り立って引っ掻きの刺激を与え始める。その刺激に耐え難いこそばゆさを感じ取ったエリナは首筋を伸ばし、顔を出来得る限り上へと向けて盛大な吹き出しを行ってしまう。 「ぷっっっはっっ!? んはっっ!!! んぁ~~~っはははははははははははははははははははははははははははははは、やだぁはははははははははははははははははは、くすぐったいぃぃ~~~~ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  吹き出した後はダムが決壊するかのように激しい笑いの洪水がエリナの口から溢れ出してきた。リサは彼女の笑い悶えの激しさに驚きを隠せない表情となるが、手を動かすのは止めずそのままワキを自分の思うままにくすぐり続けた。 「あらあら……なぁに? エリナったらだらしないわねぇ? まだ何も技術的な事は教えてないのよ? もう少し我慢してくれなきゃ、調教師としての威厳が損なわれるじゃない……」 「にょは~~っはははははははははははははははは、だ、だ、だってぇへへへへへへへへへへへへへへへへ、姉様ぁはははははははははは、わたくしぃぃひひひひひひひ、身体が敏感だからこういうの耐えられなひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  自分が指を少しくねらせるだけで目の前の大人の女性は笑い狂ってしまう……リサはエリナの笑い悶える姿を目の前で見ながらそのような優越感を感じ、胸の奥から熱く滾る何かが押し上がって来る感覚を味わう。 「ったく……いきなり笑ったら訓練にならにってのに……。まぁいいわ。じゃあ、ここからはあんたにワキの責め方を教えるわね?」  そう言いながらリサの隣まで歩を進めたソフィアは手を伸ばし、彼女の手に自分の手を重ねて今やっている動きを一旦止めさせる。両方の手の甲に自分の手を重ねたソフィアは、そのままリサの手を軽く摘んで操る様に指定の位置へと移動させ、無理な体勢になりながらもリサへの指導を開始した。 「まずはココ……腋の窪みの中心から少し下にズレた箇所。ココを触ったら分かるけど……丁度肋骨の一番上の骨が浮き出てる箇所があるでしょ?」 「あ、は、はぁ……ココ? かな?」 「そう、そこに人差し指を置いて?」 「こう……ですか?」 「ッ!? ぅひぃぃぃっ!!」  リサが指を置くとすかさずエリナが体をビクつかせ、悲鳴による反応を返してくる。 「うん。んで、そのまま親指をもう少し下の方へ運んで行って……この辺。二番目の骨が浮き出てるトコら辺にその親指を置いて、人差し指とその指で摘まむように力を加えて揉み込む刺激を送ってあげなさい?」 「えっと……こんな……感じ?」  リサはソフィアに促されるままに、二本の指でエリナの脇の下を少し強めに揉み込む動きをさせてみた。 ――モニョモニョ♥ モニョモニョモニョ♥ 「っっひ!? ひぃぃぃ! うひぃぃぃぃぃっっ!?」  その刺激を受けたエリナは先程よりも大袈裟な動きで手足をバタつかせ、身体を震えさせ始める。 「そうそう……そんな感じよ♥ 後はその二本の指の力を強くしたり弱くしたりを適度に切り替えて、さらに揉み込む刺激を加えてあげなさい? そしたら……エリナはきっと……耐えられなくなるから♥」 「は、はぁ……」 ――モニョモニョ♥ ムニムニ♥ モニョモニョモニョ……  リサは言われるがまま指示通りに指先の力に強弱をつけつつ揉み込みを開始する。するとエリナはこの刺激にも…… 「あっっはっ!? はひゃはっっっ!!! だはぁ~~~っっはははははははははははははははははははははははははは、や、や、やめてくださいましぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、それ、教えるのやばっっはははははははははははははは、はひぃ~~~っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、イヒヒッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!」  っと、激しい笑いと手足の暴れを再現してしまう。 「う、うわ……凄い反応……」  指を動かす度にリサの指先には肋骨の骨の部分がコリコリと当たる感触が感じられ、そこを弄る様にくすぐるとエリナは爆笑に次ぐ爆笑を吐き出すようになる。 「フフフ……でしょ? 肋骨の間の肌は心臓に近いから特に刺激に敏感なのよ……それを二か所同時に、強過ぎず弱過ぎずの加減でくすぐられれば……誰だってこんな風に笑い狂わされる事になるわ♥」 「うわぁ~~~ヤバ……。ただ指二本を動かしてるだけなのに……」 「ギャハァ~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、そこ耐えられないぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ、耐えられませんってぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  激しいくすぐったさに身を捩って嫌がるエリナだが、腕を降ろせない為リサのたった二本の指の弄りにも抵抗する事は叶わない。抵抗できないエリナはただただ笑わされるばかりで肺の酸素を吐き出し続け徐々に呼吸の苦しさを感じ始める事となる。  リサはそんな彼女を間近で見降ろしながらも、自分の指の力だけでエリナを笑い狂わせている事実に気持ちの良い酔いが回る感覚を覚え始める。 「……コレ、楽しぃ♥ ヤられてる時はこんなこと思う余裕なんてなかったけど……あの余裕ぶっていた妹さんが、このたった二本の指に笑い狂わされて苦しそうに藻搔いているなんて……なんだか神にでもなった気分で気持ちが良いわ♪」 「ぎゃはぁぁっっっはははははははははははははははははははは、アギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、いひぃ、ひぃ、ひぃ、ひぃ……も、もう……やめて下さいましィぃひひひひひひひひひひひひひひひ……ひぃひぃ……」  サポートの為にリサの手の甲に手を重ねていたソフィアは、彼女が無事にエリナを笑い悶えさせる事に成功したのを見届けると役目を終えるようにゆっくりとその手を離していった。そして、完全にリサから手を離すとその手を胸の前で組み、笑い狂う妹を見下ろして満足げな笑みを浮かべ直し、この責めの解説を悠々と行い始めた。 「私達はこの責めを“ツボ責め”って呼んでるわ。腋の中でも特に効く場所……笑いのツボとなる場所……そこを弄って無理やり笑わせる責めだからツボ責めよ♥」 「ツボ責め……ですか……。へぇ~~」 「ツボ責めは確かに強烈な笑いを生む事が出来るのは確かだけど……でもね? 効果が高い分、やり過ぎるとすぐに刺激に“慣れ”が生じちゃうから、多用は厳禁よ。ここは笑わせたい! って思ったタイミングでこれで責めてしっかり笑わせて、十分に笑わせられたらすぐに別の責めに移行した方が賢明だと言えるわ……」 「慣れ? 別の……責め?」 「ほら、見てみなさい? エリナの反応が最初程は大袈裟に暴れなくなってきたでしょ?」  ソフィアの促しにリサは改めてエリナの全身を見返してみると、確かに彼女のリアクションが最初とは比べて大人しくなっている事に気付かされる。笑ってはいるが、その笑いも引き攣る様な笑いに変わっており……最初の吹き出す様な笑いではなくなっていた。 「ほんとだ……。なんか……笑いに力がこもってなくて……落ち着いてきた感じが……」 「それを少しでも感じ取ったら、責めを変えてあげる必要がでてくるわ」 「責めを……変える……」 「例えば……そうね……腋だけで考えるなら、最初に触った場所である“腋窩”の方に戻ってあげたり……」 「腋窩って……えっと、腋の“窪み”の方って事?」 「そうよ。そこに戻ったら、指先だけを肌に触れさせて、ゆ~っくり上下に撫でて刺激してあげてみなさい?」 「えっと……指の先だけで……こう、ですか?」  リサは手を胸横からエリナの腕の付け根まで戻し、拘束によって大きく晒されたままになっていた“腋の窪み”の部分へ指を運んでいった。 「ひっ!? ちょ、リ、リサさんっ! わたくし……腕を降ろせないのですよ! 降ろせないから……腋っ……無防備ですのよっ! そんな腋をまた……触ろうと?」  腋の“窪み”と言っても今はその箇所は見るからには窪んでなどいない。手を万歳の格好で拘束してあるため肌は引っ張られるように伸びきっていて肌は平らに近い形を維持している。  そんな伸びきった腋の中でも、腋窩と呼ばれる腋の中心部分は僅かに起伏が存在し窪みとは逆に丘の様に盛り上がっている箇所がある。リサはその丘の様に盛り上がった腋窩の肌に人差し指の先を優しく当て、ソフィアの指示通りにその指をゆっくり下の方向に動かして“指先でなぞる”刺激を送り込み始めた。  するとその刺激を受けたエリナは…… 「ひゃうっ!? うひっっ!? あひぃぃぃぃぃっっっ!!?」  まるで最初に触られた刺激を思い出すかのように身体全身を震えさせ、悲鳴に近い甲高い声を上げながら再び手足に力を込めて抵抗しようと力み始めた。 「そうね、そんな感じに腋の肌を優しく撫でるの。腋窩の肌はこういう……思わずムズ痒くなる様な刺激に弱いから、脇の下の強烈なくすぐりとのギャップも相まって余計にこそばく感じる筈よ♥」 「へぇ~~面白ぉ~♪ 妹さん、また手足をバタバタさせながら嫌がり始めちゃった♥」 「でも、この刺激も単調な動きではすぐに慣れられてしまうから、ヤるなら工夫して責めなきゃ駄目……」 「……工夫?」 「まぁ、やり方はいろいろあるけど……例えば、上下に撫でるだけじゃなくてたまに左右に動かして同じ箇所を触らないようにしてみたり、思い切って腋の端の方を触ってみたり、指先で円を描くようなくすぐり方をしてみたり……」 「……えっと、こんな感じ?」 「ひぃ、ひぃ! ひぃぃぃぃっひひひひひひひひひひひひ、やだぁはひっ、こしょばいぃ!」 「後はまぁ、指一本だけじゃなくて複数の指を使って触る箇所を増やしてあげたり、肌を軽く引っ掻くような刺激を与えても効くと思うわね♥」 「フムフム……こんな感じかなぁ?」  ソフィアは初心者のリサに分かりやすく伝える為に自分も手を構えてくすぐるフリをして見せ、このように動かすのだと教えようとしてくれている。それを見たリサはすぐにその動きを取り入れ、自分の指の動きに反映し責め方を実際に変化させていく。  単純な動きしかしていなかったリサの責めにその様な“工夫”が施されれば、当然エリナの受ける刺激は変化に富んだこそばゆさを感じる事となり…… 「ぶはっっ!? あびゃあぁぁははははははははははははははははははははははは!! うひゃ~~~~っははははははははははははははははははははははは、やめでぐだざいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ひゃは~~~っはははははははははははははははははははは!!」  落ち着きかけ、火が消えそうになっていた笑いは再び薪をくべられ火の勢いが持ち直すかのように激しい笑いを生み直し、エリナらしからぬ無様な笑いをリサに見せつける事となった。 「アハハ♥ また笑出した♪ エリナさんって、いつもニコニコしてザ・優しいお姉さんって雰囲気してましたけど……くすぐられると余裕のない笑い方するんですね? 笑い方も子供っぽいというか……形振り構わないって感じで……必死過ぎ♥」 「あはっっははははははははははは、うぁははははははははははははははははははははははははぁははははははははははははははは!! 苦ひぃ! リサさんっっそこやめでぇへへへへへへへへへ!!」 「うん? そこって何処ですぅ? ココですかぁ? それともこっちィ? これが弱いのかなぁ~? うりうり~♥」 「だぁ~~っはっっはははははははははははははははは、ギャ~~ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! 死ぬ! 死んじゃう!! これ以上ぁあはははははははははははははは、死んじゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふ!! くぁ~はははははははははははははははははははははははははは!!」  エリナのふくよかな腋の肌にリサの指先が触れる度に、その肌は指先の圧力に負けて凹んだり形を変えたりを繰り返し、腋肉の繊細さや張りの良さや柔らかさをリサにリアルに教えていく。  リサは肌の僅かな変化を視覚にも指先にも感じ、自分が今実際にあの“昨日までイジメる側だったエリナ”をイジメ返しているのだと徐々に自覚が芽生え始めていた。  その芽生えがリサの手の動きをさらに活発にさせ、加虐心を一層駆り立てる事となる。 「はひぃいぃっひひひひひひひひ、やはへぇっへっへっへっへっへっへっへ、ひぇへへへへへへへへへへへへへ!」 「リサ? 興奮するのはいいけど……くすぐる時はその興奮は“手の動き”に乗せない方が良いわ」 「っえ? 興奮を……乗せない??」 「あくまでくすぐりは冷静に……。どんなに嬉しかろうが、気持ち良かろうが、欲望のままに手を動かしてしまうのは責めの単調さや雑さを招いてしまうわ……。頭の中では常に“この女をどうやってくすぐれば効率的に笑わせられるか”を考えながら手を動かしてないと駄目……」  顔を紅潮させ今まさに興奮の渦中に居たリサにソフィアがあくまでも冷静に釘を刺す。リサはその忠告を聞きすぐさま前のめりになっていた顔を戻し、気まずそうな笑みを浮かべソフィアにぺこりと頭を下げる。 「フム……まぁ、この心得は調教師向きの考えになるから、本来ならあんたがそこまで気を回す必要はないとは思うけど……ルルシア様は“ヤるならとことんヤる”というのが信条だから、きっと自分が責められる側に回ったとしても中途半端な責められ方をするのを嫌うと思うのよね……」  ソフィアはその様にリサに返すと、手を止めてしまった彼女の手を再び取って、台から降りなさいと言わんばかりに彼女の手を引き無言の誘導を行った。 「ハァハァハァ……も、も、もう……終わりですの? はぁはぁ……これで……終わり?」  リサが座りの姿勢から立ち上がり姉に誘導されながら台から降りていく姿を見てエリナは、荒くなっていた呼吸を整えながら涙目でその様にソフィアへ言葉を零す。  しかしソフィアはその妹の言葉に返事を返す事無くリサの手を引き、次なる“目的地”へと彼女を誘導し歩みを進めていく。 「さて……“ワキ”の責め方は、まぁあんな感じと覚えておけばルルシア様も納得してくださるとして……」  ソフィアはリサを連れてエリナの上半身とは逆の方へと歩んでいく。  上半身とは逆の……下半身の方……  手首と対照的に枷が巻かれて拘束されている……“足”がある方へ…… 「姉様? ちょ、な、何で……そっちにリサさんを連れて行ってるんですの? もう終わりですわよね? この拘束……解いてくださるのですわよね?」  エリナの心配を他所に彼女の足元へとリサを誘導したソフィアは、ニヤリと口元に笑みを浮かべてリサの方を振り返る。そして、エリナの足裏を指差しながら…… 「次はコッチ……。エリナの“弱点”でもあるこの……“足の裏”の責め方を……教えて、あ・げ・る♥」  っと、片方の手で足裏を差しつつ、もう片方の手を顔の前に構えてリサに意地悪な笑みを浮かべ、くすぐるフリをして見せた。  リサはその指の動きとエリナの無防備に晒された足裏を重ねて見て、背筋にゾクゾクっと寒気が走る感覚を覚えた。しかしその寒気はすぐに、胸の奥から湧き上がる“期待”の熱に打ち消される事となる。  次はエリナの足の裏を触れるんだ……という好奇心を孕んだ期待の熱に……  →#64へ


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