私塾 2 -中編-
Added 2026-02-06 12:31:27 +0000 UTC瑛士はリモコンとスマホを接続させて、動画を選択すると、モニターに動画が再生され始めた。それは高嶺のメガネから発せられるヒプノディスクと同じ映像。さらにスピーカーからはホワイトノイズが流れる。 「んっ?えっ…あ…な…な、ん…だ…これ…」 どんな動画だろうと、ワクワクした表情を見せていた佳樹。だが映像を見て、一瞬目を見開いたがすぐにその面持ちは削がれて、口元が緩む。目が虚ろを帯びるのに、10秒もかかることなく、佳樹の緊張は解け、心も体もリラックスした状態へとなった。瑛士はその佳樹の様子に、満足気に笑みを浮かべる。ソファの向かい側。さっきまで瑛士は、佳樹と対面する位置に座っていた。瑛士は佳樹の座る壁側のソファへと回り込んだ。ソファの端に腰を下ろすと、そのまま距離を詰めるように身体の向きを変える。瑛士がさらに体勢を整えると、その動きに引かれるように、佳樹の身体は自然と後ろへ傾き、背中が、瑛士の胸元に触れる。されるがままに重心を預け、佳樹は瑛士の腕の内側に収まっていく。瑛士が両脚を伸ばし、もう一方を軽く折ると、佳樹はその間に座るような形になり、完全に背中を預けた姿勢になった。二人はソファの上に収まると、瑛士は本格的に施術を開始した。まず瑛士は、佳樹の顔をモニターを見るように固定させて、そっと耳元で呟く。 「しっかりと映像を見て。俺の言うことをよく聞いて、質問に答えるんだ」 「…はい、答えます…」 「いい子だ。佳樹は俺のことをどう思ってる?」 「尊敬する…大好きな先輩です…」 佳樹の回答に、瑛士は予想はできていたが、思わず綻んで吐息が漏れる。 「はぁ…嬉しいな…俺も佳樹のこと、大好きだよ。尊敬する先輩に大好きって言われてどう?」 「すごい、嬉しいです…ポカポカして…ハッピーな気分です…」 「なら、こうやって俺の声聞くだけでも嬉しい?」 「嬉しいです…」 「安心する?」 「安心します…」 「ならもっと俺の声に集中して、リラックスして、気持ちよくなろう。でも寝るなよ、画面はちゃんと見とけよ」 佳樹は瑛士の言う通り、さらに瞼を重くする。そしてその体も瑛士にもたれて預ける。 「はい…もっと…もっと…リラックス…がめん…みる…」 「いい子だ」 佳樹がより深く催眠に堕ちたタイミングで、瑛士が褒めると、佳樹は体を無意識にブルっと震わす。瑛士はその反応に愛らしさを感じて、さらに佳樹を優しい声色で堕としていく。 「今から俺の言うことをよーく聞いて、繰り返して、しっかりと自分自身に刻み込むんだ。ちゃんとできたら、いっぱい褒めてやるからな」 「…はい、繰り返して…、刻み込みます…いっぱい…ほめられる…」 「佳樹は先生の生徒だ」 「俺は先生の生徒です…」 「生徒は先生の言うことに従う」 「生徒は先生の言うことに従います…」 「先生の言うことは、絶対で正しい」 「先生の言うことは絶対で正しいです…」 「先生に従うことは、っ気持ちイイ」 「先生に従うことは気持ちイイです…」 瑛士は暗示の言葉を吐き出すたびに、その股間がムクムクと膨らんでいく。可愛い後輩を先生のモノにするこの瞬間にたまらなく興奮し、必死に抑えてるせいか、吐息が漏れ出す。体温も上昇して股間はさらに熱を帯びる。股間が佳樹にも当たってるせいか、それが連動するように佳樹の股間も膨らみを増していった。 「先生の命令は、絶対だ」 「先生の命令は絶対です…」 「っ佳樹の全ては、先生のモノだぁ」 「俺の全ては先生のモノです…」 「先生に忠誠を誓いますっ」 「先生に忠誠を誓います…」 「もう繰り返さなくていいぞ。はぁ…」 「はい…」 「ちゃんと刻み込んだか?」 「はい…刻み込みました…」 「ちゃんと言うことを聞けたな、佳樹はいい子だな。嬉しいだろ?気持ちイイだろ?」 「はい…おれ…えらい…いい子…嬉しい…気持ちイイです…」 「よしよし、なら今から大事なこと言うから、また俺の言葉を、よーく聞いて、従うんだ」 「はい…聞いて…従う…」 「佳樹は先生のモノだな?」 「はい…俺は…先生のモノです…」 「でも先生が誰かは分かってないよな?」 「はい…分かってないです…」 「残念だよな。せっかく先生のモノになったのに」 「はい…残念です…」 「ところで、さっきの俺が行ってる塾の話、覚えてるか?」 「はい…覚えてます…」 「そこの生徒は、先生に忠誠を誓ってる。お前は、そこの塾の先生のモノになったんだ」 「はい…俺は塾の、先生のモノ…」 「先生に絶対の忠誠誓ってるよな?」 「はい…誓ってます…」 「はぁ…嬉しい…もう分かるだろ?俺も先生のモノ。先生に絶対の忠誠を誓ってる生徒だ。これで佳樹も俺と同じ生徒同士、仲間になったんだ。お前も先生の塾の生徒になったんだよ」 その言葉に佳樹は、トランス状態のまま多幸感が溢れ出し、深い快感に全身が包まれた。 佳樹は単純に嬉しかった。瑛士の言葉に従い、まだ顔も知らないが、先生という絶対的な存在のモノになれて。忠誠を誓えて、気持ちよくて、光栄で。だけどそれだけではなかった。大好きな先輩である瑛士も先生のモノ。大好きな先輩といっしょ。2人は先生のモノ。先生に忠誠を誓う生徒。佳樹は心躍った。そして連動するように体が歓喜で震えだす。 「あっ、あっ…えっ、えいじ、っくん…も…うれしい…いっしょ…えいじくんも…うれし、い…」 佳樹の反応に、瑛士は佳樹を包み込んで顔を頸に埋め込んだ。 「そんなに喜んでくれるなんてな。いい後輩を持ったよ、ホント。でも今は落ち着こうな。ゆっくり、俺の声に集中して、落ち着いて。また深ーく、深ーく、リラックスしような」 瑛士が包み込んだ手で、トントンと落ち着かせると、佳樹は落ち着きを取り戻して、深く沈んでいく。 「どうだ?リラックスできたか?」 「はい…しました…」 「んなら、また俺の質問に答えてくれるか?」 「はい…」 「佳樹はセックスをしたことはあるか?」 「ないです…」 「へぇ…意外だな…オナニーは週に何回している?」 「だいたい1回です…」 「あんま性欲ないのか?」 「練習…忙しくて…」 「なるほど…だからさっき答えにくそうにしてたのか。練習、しんどいか?悩みがあるなら今スッキリしとけ」 「はい…俺…せっかく先輩に背中押してもらったのに…ついていくので精一杯で…他の一年よりおれは…」 佳樹の無機質な表情は変わらないが、だんだんと声色は落ち込み、言葉を失っていく。その様子に瑛士は優しく慰める言葉をかける。 「まだ気にすることないんだよ。一年なんだから気にするな。ついていくので精一杯ってことはついてはいけてんだろ?ならお前は十分凄い。周りとなんか比べんな。関係ねぇよ。それに俺のことも気にするな。佳樹が俺の後輩であるのに変わんねぇよ。そんでこれからは同じ仲間だ。部員たちよりも、家族よりも大事な仲間だ。分かったか?」 催眠状態もあって、佳樹はより深く瑛士の言葉を飲み込む。そのおかげか、瑛士の励ましに佳樹は無表情でありながら、頬を赤く染めてなにか重いものが取れたようだった。 「はい…」 「ならスッキリしたところで続きだ。オナニーするとき、オカズは何だ?」 その質問に、数秒前とは打って変わって佳樹は動揺した様子を見せる。 「あ…オカズ…オカズは…」 さっきまでとは違う様子に、瑛士は抵抗を許さないように口調を強めて、再び質問する。 「オカズはなんだ?答えろ」 瑛士の言葉に佳樹は声を震わせて答える。 「え、瑛士くん…瑛士くんに…会えなくて…」 佳樹の告白に瑛士の思考が一瞬止まってしまう。今は大事な先生の課題中。瑛士はすぐに我に返るが、その喜びは抑えられなかった。 「ハハッ…マジかよ…そこまで俺のこと慕ってくれてたのか。マジで嬉しい…。お前にしてマジで正解だったわ。今から俺の手で色々と教えてやるからな。そんでいずれは…ドロッドロに溶かしてやる…」 瑛士は卑しげな顔を手で覆い、天を仰いだ。そして一呼吸置いて、落ち着くと、告白をして震える瑛士の耳元で優しく囁いた。 「お前の気持ち、めちゃくちゃ嬉しい…ありがとう…なら今からお前の妄想、現実にしようぜ」 「げん、じつ…?」 「あぁ…そうだ…その為に、また俺の声をよく聞くんだ」 「わかりました…」 「佳樹は体が敏感になる。触れられた所は気持ちよく、快感でいっぱいになる」 「きもちいい…いっぱい…」 「そう…今から体感させてやるからな…さっき俺が言ったこと、ちゃんと覚えてるな?」 「はい…刻み込んで、覚えてます…」 「佳樹は俺が合図すると、リラックした状態から段々と浮上して目が覚める。俺が言ったことはちゃんと体に染みこんだままだ。そして目が覚めても、頭ん中では今見てるアノ映像をずっと再生させて、俺の言うことをよく聞ける状態にはしておけ。わかったか?」 「…はい…わかりました…瑛士くんの言う通りに…します…」 「それじゃあ佳樹…起きろ…」 その言葉とともに、瑛士はパチンと指を鳴らした。
Comments
ありがとうございます!後編、早くお届けできるよう頑張ります。 瑛士が堕ちた時の話についても、いつか書けたらいいなとは思っています。頑張ります!
シカク
2026-02-08 13:28:09 +0000 UTC最高です。 早く後編が見たいです。 ついでに瑛士が堕ちた時の話も読みたいかも…
hiro
2026-02-08 04:28:42 +0000 UTC