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コラム:千里GANの「エソラゴト」02

どうも皆さんこんにちは。千里GANです。

第二回目の更新となりますコラム「エソラゴト」。今回も気軽に読み流していただければ幸いです。

前回は絵を描く「きっかけ」についてお話しましたが、当たり前ですがなんでもいいんですよね。何かに憧れてもいいし、自分のために描いてもいいし、打ち込める趣味が欲しいでもいい。

結局は始めるための原動力になればいいわけです。

これまでイラストを描いたことがある方もない方も今描いている方もこれから描こうかなと思っている方にも、極端に言えば紙とペンさえあれば成立してしまういい趣味だと思いますので、興味を持ってもらえれば嬉しいなと思います。

そういうわけで今回は「まず何をしたらいいの?」というところから考えていこうと思います。

ひとまず全く描いたことがないという方にアドバイスするならどうするか?という視点で記事を書いていこうと思います。

ちなみにあくまで「イラスト」なので、デッサンとか絵画みたいな美術的なお話ではございませんので、その辺ご注意くださいませ。

「道具」

まずは道具ですよね。

これは最初は、紙とシャープペンでいいと思います。

もちろん、デジ絵が描きたい!とか既に道具があるという方はそれで大丈夫です。

私は普段練習する時やアイディア出しの時はA4のコピー用紙とBの芯を使って描いております。シャープペンは代表的な文房具ですし、コピー用紙もスーパーやホームセンターなんかでお安くお買い求めいただけます。

デジタルの道具については、簡単に説明させていただきますと、余裕があるのであればいいものを選んだほうがいいと思います。

ペンタブレットには「板」と「液晶」の2タイプがありますが、これは一番いいのは電機屋さんなどで展示しているところに出向いて実際に使い比べてみることだと思いますが、基本的には液晶の方が描きやすいと感じる方が多いのではないかなと思います。

「板」は手元を見ずにモニターを見ながら描くタイプで、「液晶」は文字通り液晶が付いており、直接画面に書き込めるという代物です。

かくいう私も10年ほど板タブを愛用していて、昨年初めて液タブに買い替えたのですが、割と別次元の描きやすさでした。

ただ、今は昔よりもはるかに高性能な機材が安価で手に入るようになっておりますので、特に初めのうちは板でも全く問題はないかなと思います。

第3の選択肢としてiPadなんかもありますね。

友人が所有しているので、以前使わせてもらったことがありますが、描き味は液タブとなんら変わりないレベルまで達していると感じました。

持ち運びも便利で場所を選ばないので、携行したい方にはオススメだと思います。

とはいえあくまで「描いたことがない」という前提でお話しておりますので、その場合いくら道具をそろえても、何から始めたらいいか分からないと思います。

「初めてのお絵かき」

というわけで。誰しも最初は絵の描き方なんて分からないはずなのですが、誰に教わるでもなくいつの間にか描き始めている…。

幼少期、絵を描き始めたころ、どうやって描いていたか?と言われるとやはり。

例えば好きな動物やキャラクターなんかを必死に模写していたと思うのです。

え?模写?とお思いになるかもしれませんが、美術の授業を思い出してみてください。

スケッチも、鉛筆デッサンも、油絵も水彩画も、基本的に何かを見ながら描いていませんでしたか?

模写で何を得られるかというと、「観察力」と「理解力」なんじゃないかなと個人的には思っていて。

この物体を見たまま模写しようと思った時、これくらいの長さで、こんな質感で、こんな厚みで…というように、色々な側面からその対象を把握しようと努力すると思います。

その積み重ねが地力につながっていくものだと思っております。

ちなみに、描き写し、いわゆるトレースというものは、模写とは性質の異なるものでして。似て非なるものというか。

トレースは要するに「なぞり描き」なので、使う頭が全然違うんですね。

模写(あくまで線)というのがイラストを描く作業でどこに近いかというと、どちらかというと下地となる「ラフ」を描くのに近いとすれば、「トレース」は「ペン入れ(線画)」の作業に近いのです。

要するに、イラストを仕上げたいとなれば、(しない描き方もありますが)「ペン入れ」はほぼ必須項目になるわけなので、「トレース」の練習なんてしなくても絵を仕上げていればおのずと「なぞる」能力は身についてくるのです。

なので、私は「トレース」よりも「模写」という練習方法をオススメしたいなと。

実際何を模写したらいいの?となるかもしれませんが、それは各々、モチベーションの保てるものを描いていただけたら…と思います。

また、線を引く際に気を付けた方がいいポイントとして


Aの方は短いストロークで描いたもの、Bの方は出来るだけ長めに引きつつ、線の継ぎ目を目立たないように描いたものです。

単純に見栄えがいいというのもありますが、Bの引き方の方が「今自分が何を描いているか」ということを理解しやすいと思います。

線を重ねるな、ということではなく一本一本を少し長めに引けるように意識すると後で活きてくるのではないかと思います。

ちなみに何をしたらいいか分からないという方にひとまず「模写」という練習方法をオススメしているだけですので、自分なりに絵を描きたい!という方は是非それを試してみていただきたいと思います。

今回の記事、最後のアドバイスになるのですが、イラストというものは、誰でも簡単に始められる素晴らしい趣味だと思っております。

そんなイラストを描く上で、大切なこと。それは、描き続けることと、見直すことです。

何事も継続するというのは、簡単なようで難しいですよね。

身構える必要は全くないのですが、人によれど、ある程度上達するまでそれなりの時間がかかります。

私などは機材を使って本格的に描き始めたのは10年ちょっとくらいですが、そこに至るまで、机や教科書、ノートに山ほど落書きという形で知らない内に練習していたために、多少の地力が養われていたということになるわけです。

なんとなく絵を描くのは好きな人と、描き始めたばかりの人と、時間の差を感じるのだととすればそういったところで実はちょっとした差がついてしまっているのかもしれません。

別記事で書こうと思っていたことなのですが、絵が上達するタイミングというのは、一定の周期でくるわけではありません。何かに「気付いた」瞬間だと思います。

それは多分、絵だけではなくすべての物事において言えることだと思うのですが、「気付き」を繰り返して上達していくものだと。

たとえば、好きな絵柄やキャラクターをひたすら「模写」したとします。

前よりも形はとれるようになってきました。上手くなりました。

でも0からそのキャラクターを見ないでオリジナルのポーズで描いてみて、と言われたとします。すると恐らく、思っていたように描けないと思います。

その時に「あ、身体の描き方が分からない」とか、「この角度じゃないと描けない」とか

そういった壁に当たると思うんです。

それが次の成長へのステップで、「じゃあ人体構造を簡単に頭に入れてみよう」とか、「立体的にとらえるようにするにはどうしたらいいか」といった解決策を見出す。

そしてそれを克服する方法に「気付いた」時、一段上達した、という風になるんだと思います。

「見直す」という行為はその問題点と解決策を見出すために必要なステップだと思うのですが、そんなに難しく考える必要はなく、単純に今描いた絵を見て「ここが気に入らないな」とか「次はもっとこうしよう」という気持ちを持って次に活かしていく、というくらいの心持ちでいいと思います。

そして何より楽しんで描くのが一番長続きすると思いますので、自分の好きなものを好きなように描いてみるのが一番大切です。

それではまた次回お会いしましょう。

コラム:千里GANの「エソラゴト」02 コラム:千里GANの「エソラゴト」02

Comments

そうですねぇ。結局、なんでも上達する人というのは、何かしら「コツ」を掴むのが上手いのかなと。 好きなことは言われなくてもやるわけですが、一定の高さまでいくとそれだけじゃ登れなくなるのもまた事実で、その先に行くには多分、向上心というものが必要になってくる気がします。

千里GAN(活動縮小中・詳しくはプロフにて)

描いて、描き続ければこそ上手くなるってのはありますよね。 で、続けるなかで、おっしゃる通りある種の「気付き」があってなんか一段上がったなぁって思ったり。 技術的な話より参考になる大事なとこだと思います。

nyumo(nino)


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