③ しばりしばられ【特別編】投獄沙希ちゃん
Added 2022-02-19 08:38:06 +0000 UTC前のお話 → https://nobe.fanbox.cc/posts/3302559
「着いたわよ」
車が停車し、縄原の声とともにスライドドアが開けられた。
「まずは目隠しを外してあげるわね〜」
そういうと縄原は私の目隠しを外した。
「っ…眩し……」
ずっと目隠しで視界を閉ざされていたため、外の光が眩しく感じた。
「せっかくだし、良いもの付けてあげるわね」
縄原の方に視線を移すと、彼女の右手にはリード付きの首輪が握られていた。
「…悪趣味……。」
「光姫ちゃんに似合うと思って買ったのよ。」
「……変態…。」
「お友達の沙希ちゃんには負けるわよ。」
「……フン」
抵抗しても酷いことをされるだけなので、大人しく首輪を付けられることにした。
「…さっさと付けなさいよ……!」
「うふふ、そう焦らないで。」
縄原は私の首筋を指でなぞってから首輪を巻き付けてきた。革製の首輪はひんやり冷たかった。
「似合ってるわ。私の目に狂いはなかったわね。」
「…女の子を縛って…首輪も付けて……心は痛まないの…!?」
縄原は私の煽りに不敵に微笑みながら口を開いた。
「可愛い女の子を縛っているのよ…、楽しいに決まってるじゃない!」
「っ……(そうだ…私は囚われの身……)」
縄原の迫力に怖気づいてしまった。
今の私は縄原に捕まってしまっている。沙希を人質に取られ、逃走することも許されない。そもそも身体をギチギチに縛られているため、縄抜けすらままならないのだ。
「大人しくなったわね。それじゃ、行きましょう。」
「ぁう…」
縄原にリードを引かれ、私は車から降りた。
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「おっきい倉庫…?」
私が降ろされたのは大きな倉庫の中だった。私たちが乗ってきた車は倉庫内の駐車スペースに停められていた。そのためこの倉庫が何処にあるのか……これから私が監禁される場所が何処なのか…知る由もなかった。
「ほら、いくわよ。」
「ん…引っ張らないでよ…」
縄原にリードを引かれ、私は歩き出した。
少し歩くと地下へと続く階段があった。
「階段…?地下室ってこと…?」
「いくら騒いでも外に漏れることはないってこと。」
「……!」
この階段を降りてしまえば、もう助かることはないのかもしれない。それでも沙希が待ってる。あんなやつだけど…独りにさせたくはない…。
私はゆっくりと階段を下っていった。
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地下には鉄格子で仕切られた牢屋が存在し、牢内には椅子に腰掛ける沙希の姿があった。
「沙希ちゃん、お友達を連れてきてあげたわよ。」
「ふぐぅ…!?」
力なく座っていた沙希は、縛られている私の姿を確認すると急いで立ち上がって近づいてきた。
「沙希…」
鉄格子越しに沙希と対面する。
沙希の身体は私と同じように麻縄によってギチギチに縛られていた。
「ふご…んぐぅ……!」
沙希は必死に身体を捩らせていた。
ミチミチ…と縄が軋む音が牢内に響く。それと同時に沙希に食い込んだ麻縄が彼女の身体のラインを強調させていた。くわえて長時間縛られ、身体が敏感になっているのか沙希の頬は紅潮しており、口のボールギャグからは涎と甘い吐息が漏れていた。
「っ……!」
危ない…。親友が縛られている姿で変な気持ちになりかけてしまった。
「少し準備があるから牢屋の中に入ってなさい。」
縄原は首輪を外し、私は牢屋の中へ入れられた。
「ぐぃぅぎ〜(みつき〜)」
私は待ち合わせしていた友人とやっと会うことができた。お互い縛られている姿で…。
沙希は私の元に駆け寄ってきた。そこで、例の映像のことについて言及することにした。
「…ねぇ沙希…私捕まるときにアンタがここでナニしてたか見せられたんだけど…。」
「ふぐぅ!?」
みるみる頬が紅潮していく。
「私すっごい心配したんですけど…!それなのにアンタはお気楽に…」
「ぅがっげぇ〜(だって〜)」
沙希は恥ずかしさと申し訳なさが入り混じった表情で見つめてくる。
こいつ…こんな顔もするのか…かわいいな…。
「こんなに縛られてさ……、股縄もキツいし…。」
「むぐぅ!(まってて!)」
沙希は私の後ろに周りモゾモゾと動いていた。
クイッ
「ひゃぅぅ!?」
沙希は私の股縄を引っ張り上げた。
股間の縄が秘部に擦れて思わず声を上げてしまった。
「バカ!ナニするの!」
「もが…もが…!(違う違う!股縄良くなったでしょ!)」
「え…?」
沙希が私の股間を見つめていたので股縄を確認すると、不思議と秘部に感じる刺激が弱くなっていた。
「むぐぅ?(どう?)」
「う…うん…、すごく楽になった。」
「むぐぁ!(よかった!)」
沙希はニコニコしながら私の方を見つめてきた。縛られているのにお気楽なものだ。それでも沙希の笑顔を見てると気持ちが楽になった。
「ふふ…、貴女たちは本当に仲がいいのね。」
安堵したところで縄原が口を挟んできた。私たちが囚われの身である事実を嫌でも思い出してしまう。
「……縄原」
「感動の再会を邪魔するようで悪いけど、さっそく“ゲーム”を開始してもいいかしら?」
「ゲーム…?」
「やることは単純よ。二人で協力してこの牢獄から脱出してみなさい。私たちは一切邪魔しないわ。」
「邪魔しない…、どういうこと?それで貴女にメリットはあるの?」
「別に…。まぁ一種のアトラクションみたいなものよ。気軽に楽しみなさい。」
気軽に…って、こんなにギチギチに縛りあげておいて何を言ってるんだ…この市長は。
「まぁでもそうよね。あなたたちはなぜか縛られ慣れてるみたいだから、難易度を1段階上げてみようかしら。」
よく言うよ…。
縄原はボールギャグとピンク色のローターを2つ取り出した。
「うふふ…楽しみだわぁ…」
縄原はこれから始まる“ゲーム”に胸を躍らせていた。
私たちは縄原による“ゲーム”に参加せざるをえなかった。