SamuZai
Kara
Kara

fanbox


【F/M】タバコ盗んだからコショコショ地獄の刑

タバコ盗んだからコショコショ地獄の刑 (F/M, FFFFFFF/M) 「ちっ。ヤニ切れた」 「こっちもだ」 風馬はグリグリと吸殻を靴で擦り潰す。 茶色く染めた髪、ピアス、派手なTシャツ。その服装の全てが校則違反である。 「おまけに金欠だ。まぁ買えないことないけど…ほら、近くのたばこ屋いちいち年確してくっからさぁ」 風馬の悪友はまた舌打ちをした。 風馬は悪友と授業をサボってこの校舎裏で喫煙をしたり、飲酒をするのが日課だった。 「しけてるよなぁあそこ。さてどうすっかなぁ…あ…そうだ!」 風馬はぽんと膝を打った。 「いい方法があった。へへ…任せとけよ…ちょっといってくる」 風馬は学校を飛び出した。 風馬が目指すのは、学校のそばの廃工場だ。 そこには風馬の二つ歳上の姉・奈々瀬が仲間たちとたむろしている。 奈々瀬は風馬と同じく──というより風馬が奈々瀬の影響を受けたのだが──不良生徒である。 女子だけで構成されたグループであるにも関わらず、奈々瀬が幹部として属するその不良グループは校内でも強大な力を持っており、男子も不良たちも手を出せないでいる。 廃工場の周りには、昼間でもひとけがない。 "色んなこと"をするにはうってつけの場所なのだ。 風馬が廃工場に入るやいなや、奥から呻き声が聞こえてきた。 奈々瀬たちが敵対している他校の生徒をシメているのだ。 シメるといっても、単に殴ったり蹴ったりするのではない。 奈々瀬らは、その相手が最も嫌がることをするのだ。 例えば、虫が苦手な相手には──相手を縛り付けて集めてきた虫を表皮に這わせたり… 高所が苦手な相手ならば、この廃工場の高い梁から相手を吊るし続けたり… 閉所が苦手な相手なら、狭い鉄の箱に閉じ込め続けたり… 奈々瀬らはやることがとにかくエグい。 だから、男からも恐れられている。 ボロのソファやテーブルのある、いつも奈々瀬たちが喫煙や飲酒をしているスペースには誰もいなかった。 全員がシメに回っているようだ。 ──好都合だ。 風馬はキョロキョロと辺りを見渡し、誰もいないことを確認してからテーブルの上に置いてある、タバコの入った赤い箱を素早くポケットに捩じ込んだ。 あとは帰るだけだ。 絶対に、奈々瀬たちに見られないように。 風馬が駆け出そうとしたその時だった。 「あれ?風馬じゃん」 突然、よく通る声が風馬を呼び止めた。 風馬が振り返るとそこには見慣れた女──金色に近い明るい茶色にロングヘアを染めた女──がいた。 姉の奈々瀬である。 「なにしてんの?」 奈々瀬は腰に手を当てた。 「ちょ、ちょっと寄り道しただけだよ」 風馬は膨らんだポケットを見られまいと背を向けたまま答えた。 「寄り道って…いま授業中じゃん?」 奈々瀬はスマートフォンを取り出し、時間を確認する。 それはそっもそうなんじゃないかとはとても言い返せない。 「なに?どうしたの?」 「あれ?風馬じゃーん」 ぞろぞろと奥から奈々瀬の仲間たちが姿を現した。どいつもこいつも、パンツが見えそうなくらいスカートが短い。 「なんでそんなよそよそしいわけ?」 奈々瀬が首を傾げる。サラサラの髪がゆらりと揺れた。 「い、いや何も…」 「あれ?ここにあったタバコないんだけど」 黒髪の女がテーブルを指差した。 まずい。 風馬はそろりそろりと歩き出す。 このままでは。 本当にまずい。 「風馬」 よく通る姉の声が、風馬の身体を固めてしまう。 「ちょっとポケットの中、見せてみな」 奈々瀬が風馬の腰のあたりを指差した。 「えっ。なんで…」 「いいから」 「わ、悪いけど俺…急いでるからっ…」 こうなったら逃げるしかない。 風馬は勢いよく走り出した──が、どんっと何かにぶつかった。 「いてっ。なんっっ…」 風馬が目を開けると、見上げるほどに背の高い金髪ショートヘアの女──ヒトミ──が聳えるように立っていた。 「なに真面目ぶってんの。授業なんてサボってなんぼでしょ?」 ヒトミの大きな手に、風馬は細い手首を掴まれる。 振り解こうとしても、大きな手の握力は凄まじく、逃げられない。 「ちょっと見せてもらうよ」 ヒトミはそのまま、風馬のポケットに手を突っ込んだ。 「やめっ…」 「あれー?これなんだろうね」 ポケットから出てきたヒトミの大きな手には、真っ赤な箱が握られていた。 瞬間、寒気のするような視線が四方八方から風馬を突き刺した。 風馬の背筋に、ひんやりと冷たい怖気が走った。 「風馬。こっちおいで」 奈々瀬が普段は一切、使わないような優しい口調で風馬を呼び、手招きをした。 「こ、これは違うって元々持ってたやつで…」 「あんたそれ吸ってないでしょ」 奈々瀬の一言で、風馬は完全に言い訳を失った。 気づけば、風馬は奈々瀬たちにぐるりと取り囲まれている。 人数は、十人。多勢に無勢だ。 「どうする?奈々瀬…あんたの弟だけど…ケジメはつけないとだよね」 風馬の盗んだタバコの持ち主である黒髪黒ネイルのアキが腕を組む。 「そうだねぇ…」 「や、やる気かよ…!?」 風馬は拳を握りしめた。 相手は女だが、ケンカを売られるなら買ってやるまでだ。 勿論、かなり不利ではあるのだが。 「いいんだよ?別に。今から一方的に全員でリンチしても。でも…可愛いあんたの顔や身体に傷つけるのはねぇ。それに…お前は痛みにはめっぽう強いし?」 奈々瀬は困ったようにため息をついた。 「よく分かってるじゃん。分かったらさっさと道を開け…」 「こちょこちょ地獄にするか」 「はっ!?」 奈々瀬の口から飛び出したワードに、風馬は思わずギョッと目を剥いた。 「あれやんの?」 黒髪のアキが苦笑する。 「うん。こいつさぁ…昔からコショコショに弱いんだよ。これまでコショコショで何回泣かせたか…」 奈々瀬がニヤニヤと風馬を見て指をこちょこちょと踊らせる。 風馬はその指から目を逸らした。あの、ちょっと浅黒くて妙に長い指…あれにはこれまで散々泣かされてきたのだ。 「へぇ…」 こちょこちょっ!! 「うぉっ!?ちょっ!?」 突然、アキが手を伸ばして風馬の横っ腹を爪でこちょこちょと掻き、風馬は飛び上がった。 全身に怖気が走り回り、風馬は息を飲む。 くすぐりは嫌いだ。 幼少の頃から、奈々瀬によってトラウマを植え付けられている。 風馬が言うことを聞かない時、奈々瀬と喧嘩をした時…ことあるごとに奈々瀬は風馬を捕まえて馬乗りになり…地獄のこちょこちょの刑に処してきた。 そのせいで風馬はくすぐりにゲキヨワになり、マッサージさえまともに受けることが出来ない。 「じゃあ…奈々瀬の弟くんへのお仕置きは…こちょこちょ地獄の刑に決定だね」 アキが舌舐めずりをする。 風馬を取り囲む十人の女たちが一斉に手を突き出し、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ〜っと嫌らしく指をうねらせる。 「く、来るなっ!!来たらこっちも容赦しないからなっ!!」 宙をこちょこちょくすぐりながら迫ってくる細長い指どもをなるべく見ないように、風馬は精一杯の怒声を上げた。 「お前が吠えても怖くないよ?大人しく降参しな…。言っとくけど…ここにいる全員…こしょばしは激ウマだから覚悟しときなよ。この前も他校のやつ一人を全員でこしょこしょ処刑したから」 奈々瀬がサディスティックな笑みを浮かべた。 「ほら…自分から降参してお仕置き受けないと…無理やりこちょこちょして受けさせるよ?」 「ふ、ふざけるなって…!!」 拳を構えたまま、手をブンブンと振り回す。 だがそこに── 四方八方からにゅう、にゅう、にゅうと様々な手が伸びてくる。 「ちょっ!?」 指先たちが、風馬の首筋を撫で、横っ腹をなぞり、腕や胸にも爪を滑らせる。 「うあっ!?ちょっ!?おひょひょっ!!?ひゃはははは!?」 上半身のあちこちを襲うゾクゾクしたくすぐったさに風馬は跳ね、くねる。 ふらりとバランスを崩した時、背後にいた長身のヒトミに両手首をがっしりと掴まれた。 「しまっ…!?」 直後──。 風馬を取り囲む奈々瀬や他の女子たちの指指が、腋の下、脇腹、腰骨をこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!! グニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!!っと揉みくすぐった。 「うあっ!?うあああああはははははははは!!?やっっ!!?やめぇぇぇぇっ!!!」 痺れるようなくすぐったさが襲い掛かり、風馬はぐねぐねとくねりながら崩れ落ちた。 ヒトミがそのままグイと両腕をバンザイさせ、自分のむっちりとした太ももの下に敷く。 さらに、両脚にものし掛かられ、風馬は完全に拘束されてしまった。 「くそっ!!どけっ!!くそっ!!」 力いっぱい暴れても、自分より身体の大きなヒトミの太ももの下にある腕は動かないし、二人ずつのし掛かられ押さえつけられている足もびくともしない。 奈々瀬たちは地面に捩じ伏せた獲物である風馬を見下ろし、ニヤついていた。 凄まじい屈辱だった。 「それじゃあ…」 奈々瀬が風馬の身体に跨り、腰を下ろして馬乗りになった。 ずんっと体重が腰のあたりに乗る。 厭な気配がして、どくんどくんと心臓が強く脈打つ。 「こいつがどこをどうこしょぐられるのが弱いか…みんなにレクチャーしておこうね」 奈々瀬は指を目いっぱい広げ、ワキッワキッと曲げ伸ばしした。 奈々瀬はいつも、捕食する前に相手をこうして脅すのだ。 風馬は知っている。この奈々瀬の指がいかにくすぐったいかを。 だから、このままお仕置きとやらを受けてしまえば自分はタダでは済まないことは分かっていた。 なんとか、なんとかしてくすぐりを回避せねばならなかった。 「い、いつまで俺を子供だと思ってんの…?くすぐりなんかで苦しむ年齢じゃないんだよ」 こういえば、くすぐりをやめるのではないかと思った。 「へぇ。そうなんだ。じゃあさっきの悶えようはなんだったのかなぁ」 奈々瀬はそう言って指をこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとうねらせた。 気持ち悪いくらい滑らかな動きだ。 奈々瀬の指が風馬の胸の辺りに降り立ち、とんっと爪が立てられる。 「くぅっ!?」 爪を立てられただけで、風馬は軽く腰を浮かせてしまった。 「ねぇ?風馬くん」 奈々瀬がニヤリと笑い、指を曲げ伸ばししてワシッワシッと爪で胸の表面を二度、掻いた。 「ぎぃぃっ!!?」 風馬は口を歪める。 腕を下ろしたくても、ヒトミの体重によりそれは叶わない。 「お前さぁ…私のこしょこしょ舐めてんの?」 奈々瀬が不服そうに目を細めた時だった。 胸に突き立てられていたツルツルの爪が、するすると滑って脇の下に入り込み── こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!!っと腋の下を掻き回した。 「ちょっ!!?おあああああああああああああっ!!?あはは!?あはははははははは!!?やめっ!?やめぇぇっっ!!」 腋の下に、無数の異物が這い回る感触と共に忌避する刺激が注がれ、風馬の身体が激しく跳ねた。 喉が震えるほど絶叫する。 もっと暴れたいのに、首を振ったり、脚をビクビクさせるくらいしか出来ない。 苦しい。 こんなに押さえつけられてこしょこしょされるのは、初めてだった。 「分かる?お前はこちょこちょゲキヨワなの。それに私のこしょこしょはヤバいの」 奈々瀬は腋の下をワシワシッこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと激しく掻き回しながら言った。 「ぎゃはははははははははははははははっ!!?なんっっ!!?にゃはははははははは!?やめろっっ!!やめろってぇぇぇっっ!!!うははははははは!?」 奈々瀬のこそばゆい指から逃げようと、腰をくねらせ左右に激しく暴れても、奈々瀬の指先や爪の先は吸い付いたみたいに離れず、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと敏感なところばかりを引っ掻いていく。 じわじわじわじわ…と染み込んできたくすぐったさが精神を蝕んでいく。 言いそうになる──ごめんなさい──を。 「生意気なこと言ったから…ちょっとお灸を据えておこうねぇ?」 奈々瀬はモゾモゾッと爪の先をワキの窪みに潜り込ませ、爪の先でモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョーっと神経を掻きむしった。 「ぎゃっっ!!?ぎゃぁぁぁあああはははははははははははははは!!?くぁっ!?あっ!!?うは!?うはははは!!?ぁぁぁぁぁあははははははははーっ!?」 へろへろと力の抜けたみっともない声が腹から放出される。 あまりのこちょぐったさに風馬は、拘束されていることも忘れて腕を下ろそうとした。 しかし、ヒトミの体重がそれを許さない。 風馬は、脇をかっ開いまま、姉のお仕置きを受けるほかない。 モジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョ!! こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!! 「っっ!!!っっはっ!?はははははは!!?きつっっ!!?うはははははははははははははははははははははははははははっ!?もういいっっ!!いいってぇぇぇっっ!!」 触れられるだけでくすぐったくてたまらない腋の下の窪みを、これでもかというほどモジョモジョと爪で掻きむしられる。 体温が異様なほどに上昇していく。 「今から絶対に…私たちには楯突かないこと…分かった?」 奈々瀬は最後に、脅すように言って指をさらに素早く激しく踊らせた。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!! 「ぐははははははははははははははははははははははははは!!!?やめっっ!!?やめぇぇぇぇぇっっ!!!ぅははははははははははは!?」 さっきよりも素早い頻度で強烈なくすぐったさが脇の下に繰り返し繰り返し注がれ、風馬は首を振り回して悶えた。 「わかった?」 奈々瀬は声を低くし、今度はガシガシと汚れでも落とすように腋の下をこそばした。 「いっ!!?はぎゃぁあああああああああ!!?っっはははは!?はははははははははははは!!!はははははははははははははははははは!!?わがっだ!!わかったってぇぇぇ!!」 爪をしっかり活かしたガシガシ引っ掻き責めに風馬はついに屈辱を噛み潰しながら叫んだ。 奈々瀬はようやく腋の下から手を引っ込めた。 「はぁはぁっ!!けほっ!!」 じゅんわりと脇の下に奈々瀬の爪や指の感触の余韻が染み込んでくる。 睨んでやりたかったが、睨もうものならもっと酷い目に遭わされるのは明白だった。 「本当にこしょぐり弱いじゃん」 風馬の両腕の上に座り込んでいるヒトミが八重歯を見せて笑う。 「この子大丈夫?死んだりしない?」 「どうだろね?まぁどのみち…殺しはしないし生き地獄だけど」 女子生徒たちは口々に風馬を嘲った。 耐え難い屈辱が風馬を襲う。 だが、風馬が指先や爪の先だけでへろへろにされたのは事実だった。 「それじゃあ気を取り直してレクチャーに戻ろっか。まずは…横っ腹ね…」 奈々瀬は風馬の横っ腹にふわりと爪を立てる。 「うっ!?」 風馬は歯を食いしばった。いまさら無駄かも知れないが少しでもくすぐりには強いのだとアピールしておかないとこれからまずいことになる。 「こいつ細いから横っ腹も引き締まってんのね。だからこうやって爪を立てて…かるーくなめらかーに…こしょこしょこしょこしょぉーってされるのが効く」 奈々瀬は長い指を脱力させ、ふわふわと滑らかな動きで指を操り、爪の先で横っ腹をこしょぐる。 「ふっ!!?ふひひひひひっ!!?ひひひひひっ!!?」 大爆笑するようなものではないが…ジワジワと染みるようなくすぐったさと、爪の感触がしっかりと横っ腹に注がれ…風馬は口角をゆるませてしまう。 「我慢してるつもり?まぁいいや。そういう時は、こうやって爪をもっと立ててカリカリカリカリカリカリぃってやると落ちるから」 カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリっ!! 「ぎゃぁぁあははははははははははははははははははははは!!?ちょっ!?おはははははははははははは!?」 突然の爪をしっかりと立てた状態での高速くすぐりに風馬は堪らず笑い出してしまった。 「ね?こいつ…ゲキヨワなんだよ」 奈々瀬は苦笑しながら横っ腹に爪を立ててコショコショカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリと嬲り続けた。 「あへへへへっ!!?へへへへへっ!!?うへへへはははははは!?」 止めたくても、笑いはもう止まらない。 奈々瀬のくすぐったい爪が横っ腹を滑るだけで腹が勝手に震えて笑い声が溢れ出してくる。 「それから…まぁ腹筋は爪立ててこうね」 奈々瀬は風馬の引き締まった腹部に爪を立てて、ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシっ!!っと掻き回した。 「はっっ!!?ぐぁぁぁぁあははははははははははははははは!?そっっそこっっ!!?そこやめぇぇぇぇっ!!あは  ははははははは!!?」 腹筋を毎日欠かさず行っている腹部は特に敏感だった。 そこに爪を立てられガシガシされれば──たまらないくすぐったさが炸裂する。 「お腹の下の方?っていうのかな…そこはこうやって細かくこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ〜って感じ」 奈々瀬は下腹部に指を滑らせ、指どもで穴を掘るように細かくこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐった。 「かっっ!!?くははは!?ははははははははははははははははははは!!?くはははははははははははははははははははは!!?」 下腹部を掘るようにモゾモゾこちょこちょと襲うくすぐったさに風馬は堪らず身体を丸めようとしてしまう。無論、無駄なのだが…。 「まぁこんな感じかな」 奈々瀬は腹部から手を離し、ぐっぱぁっと指を曲げ伸ばしする。 「はぁはぁっ!!!む、無駄だと思うけどな。奈々瀬はともかく…他の人たちが同じ技術持ってるとは思えないんだよ…!」 奈々瀬のくすぐりが上手いのは分かっている。 だが、他の連中まで同じレベルの技術を有しているとは思えない──というか、思いたくない。 「あ。言っとくけど…ここにいるみんな私と同じくらいかそれ以上にこしょこしょ激ウマだからね」 「はっ!?」 「これ偶然なんだけど…みんな昔っから悪さした男子とかを捕まえてこちょこちょ地獄に落としてきた人ばっかりなんだよねぇー」 奈々瀬が周りを見渡すと、九人の女子生徒たちは一斉に指をこちょこちょこちょこちょとうにょらせた。 細長くてくすぐったそうな指どもが蠢く様は、風馬にとってまさに地獄絵図だった。 「こちょこちょに弱いやつからしたら、私たちのこと悪魔に見えるみたいだよ」 ヒトミが長身に見合った大きな手を突き出し、長い指をこちょこちょと動かす。 他の女たちもその、細長くて器用そうな指をウネウネとくねらせながら風馬の身体に近づけてくる。 「ちょっ!!ちょっと待って!!待ってって!!」 十人。つまり百本の指にくすぐられることになる。それも奈々瀬いわくくすぐり激ウマの指に。 「待って欲しいならごめんなさいしたら?」 奈々瀬が首を曲げた。 「うっ…!!」 そう。それさえ言えばある程度は刑罰が軽減される可能性がある。 だけど、それだけは、嫌だ。 もしここで女子相手に降参なんかすればその事実は一気に校内に流れるだろう。 将来の番長を目指している風馬からするとそれは最悪のパターンだ。 「へぇ…こんな状況でもまだごめんなさいが言えないんだね…いいよ…じゃあ…こしょこしょ地獄の刑に処すしかないね」 奈々瀬が両手を出し、くすぐりに長けた長い指をワキッワキッワキッと見せつけるように曲げ伸ばしする。 「ぐっっ!!?」 色白だったり、小麦色だったり、褐色だったり…様々な百の指が、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと蠢きながら風馬のウィークポイントに迫ってくる。 風馬は歯が潰れるほど強く食いしばった。 嘘に決まってる。 百の指が全て…奈々瀬と同等かそれ以上のこちょこちょテクニックを有しているなど。 嘘に。嘘に。嘘に──。 こぉちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ〜!! こちょこちょの大合唱と共に、百の指が一斉に風馬の腋の下、胸、肋骨、横っ腹、お腹、脇腹、太もも、足の裏に喰らい付き、暴れ出した。 「うわぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!!?あは!?あはははは!!?あははははははははは!?ちょっ!?おっ!?死ぬっ!!死ぬぅぅぅぅっっ!!?」 想像を遥かに絶するくすぐったさが四方八方から注がれ、風馬は狂ったように首を振り回した。 腕にのしかかっている長身のヒトミは、風馬の腋の下を鏡面のような銀色の爪でガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!!こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!っとくすぐり掻き… 風馬を挟むように座っている二人の女子の左右から伸びる手の指先は、肋骨の隙間に嵌め込まれ、コリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリっ!!こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとほじるようにほぐすようにくすぐる。 「ぐえへへへへへへへへへへへへへっ!!?ごめっっっ!!ごめんなさぃっっ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさぃぃぃぃぃっっっ!!!っっひひひひはははははははははははーっ!!?」 脳では処理し切れないくすぐったさにより風馬は気づけば、最も口にしてはならない言葉を漏らしていた。 肋骨に両サイドからコリコリと注がれるくすぐったさが、腋の下に刻まれる爪によるこそばゆさ…そして他の部位に走り回るくすぐったさがあまりに強烈だったのだ。 「なんて言ってんのか全然聞こえないよ?ほら…ちゃんと聞こえるように言おうね?」 黒髪のアキがケラケラと笑いながら言って、脇腹を親指でしっかりと揉み込む。 同時に、足にのしかかっている二人が足の裏の土踏まずを長い爪の先っちょでゾリゾリゾリゾリこちょこちょこちょこちょと処した。 「なっ!?ぎゃははははははははははははははははは!!?言っでるっ!!いっでるっでぇぇっ!!ごめんっっっ!!なざぃっっ!!ごめぇぇぇへへへへへ!!」 ほとんど全身を埋め尽くす指や爪どもによるくすぐったさで肉体からは力が抜け、風馬は涙や鼻水を垂らしたままの無様な顔で悶え続ける。 無数の指たちが織りなすくすぐったいという概念に飲み込まれ、溺れていく。 「ねぇ今"ごめん"って言った?言葉遣いどうしたの?」 ヒトミはそう言うと、腋の下に爪を食い込ませモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョモジョーっとお仕置きした。 「ちっ!!?違ぁぁぁぁああああああはははははははははははは!!?あはは!?ははははは!!?ははははははははははははは!!?それやめっっ!!?死ぬっ!!死ぬぅぅぅっっ!!」 大嫌いな腋の下の窪みに銀色の爪を潜り込まされ、モジョモジョモジョモジョと掻きむしられて絶叫する風馬。 「こっちもお仕置きしとこうねぇ」 他の女が、風馬の胸に爪を立ててワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!!っと引っ掻き回した。 「ぐぁぁぁああああああああああ!!?うへへへへっ!!?うへ!?うへへへへへははははははははははははははは!!きついっっ!!きついっっ!!きついぃぃぃぃっ!!」 敏感な胸を長い爪でワシャワシャと掻き回され、ゾクゾクとした冷たいくすぐったさが染み込んでくる。 風馬の細い身体を埋め尽くす百の指指は、止まることなくこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと無限のくすぐったさを風馬に浴びせていく。 「いやぁぁぁぁあはははははははははははははははははははははは!!?ギブっ!!ギブギブぅぅぅぅっっっ!!ぁぁぁぁあははははははははははははははははーっ!!?」 笑っても笑っても、くすぐったさは全く発散できない。 このままでは、くすぐったさに溺れて死んでしまう。 「早いうちにごめんなさいしといた方が良いよ? "伊月"が帰ってきたら…マジしゃれにならないから」 横っ腹をコショコショカリカリカリカリカリカリカリカリと嬲っている奈々瀬はそう言ってさらに指を加速させた。 「たしかに。伊月のこちょこちょ…大人も泣くからね」 「そうそう。この前もここに乗り込んできたチョー若い教師…伊月一人でこちょこちょで半殺しにしてたし」 伊月。そう。彼女は奈々瀬たちよりさらに一つ年上の女で、このグループのボスである。 伊月がえげつないくすぐりをするというのは以前に奈々瀬からも聞いたことがある──気がした。 ならばこれ以上、ここにいてはならない。 プライドなんて、どうでも良い。 風馬がプライドを捨ててごめんなさいとはっきり叫ぼうとした時だった。 百の指が止まった。 「はははははっ!!?はっ!?」 突然、死刑のようなくすぐり地獄から解放された風馬はまるで状況が飲み込めなかった。 だが、奈々瀬たちの視線の先を見て全てを理解した。 一人の背の高い制服姿の女がこちらに向かって歩いてくる。 美しく染められたダークブラウンの長い髪。長い手脚。モデルのような抜群のスタイル──奈々瀬たちの属するグループのボス…伊月だ。 「い、伊月っ…!?早かったね!?」 奈々瀬は慌てて立ち上がり、ボスの元へ駆け寄った。 「話は聞いたよ。タバコ盗られたって?情けないね」 伊月はちらりと風馬を見た。 目を奪われるほどの美人だ。恐ろしい経歴さえなければ。 「まぁちょっとうちの弟がね…でも、もうシメておいたから…これから最後のヤキ入れて返すところ」 奈々瀬は落ち着きなく身振り手振りで答えた。 「ふぅん」 伊月はつまらなそうにジッと奈々瀬を見下ろす。 奈々瀬の顔は、心なしか引き攣っているように見えた。 「奈々瀬」 伊月が奈々瀬の名前を読んだかと思うと── 伊月の両手が、奈々瀬の腋にずくりと差し込まれた。 「へっ…!?」 奈々瀬の顔が戸惑いに染まる。 そしてその顔は、伊月の長ぁい指がこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょーっと暴れ出したのと同時に悶絶顔に変わった。 「ひっ!?ぎゃぁぁぁあああああああああああああははははははははははは!!?」 奈々瀬は絶叫し、ふにゃふにゃと地面に崩れ落ちた。 それでも、伊月は腋に差し込んだ手を抜くことはなく、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと指を動かし続けている。 「ぎゃははははははは!?死ぬっ!!死ぬぅぅぅぅぅっっっ!!?」 ジタバタと脚をはげしく振り、吐きそうなほど嗚咽し、笑い悶えている奈々瀬。 「シメが終わったかどうかを判断するのは…私だよ?そこのところ…分かってる?まさか…弟だからって私から守ろうとしたとかじゃないよね」 伊月は床でのたうち回っている奈々瀬に覆い被さるようにし、耳元で囁きながら腋の下をこれでもかと言うほどにこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと処している。 「ち、違っっ!!?あははははははははははははははは!?くるじっっ!?い、いつぎぃぃぃっ!!!死ぬ死ぬぅぅぅぅっっっ!!!」 まるで首でも絞められているかのように…奈々瀬は苦しげにもがいている。 伊月のくすぐりは、陸上で相手を溺れさせるほどの力があるようだ。 「容赦は無用。それがうちらの掟。それを破るなら…死刑だって散々言ったよね」 伊月はぐいぐいと指先と爪の先を脇の下に食い込ませ、奈々瀬の腋の下をさらに犯していく。 「くかっっ!!?かはははははははははははははははははは!!?ははははははははははははは!!?あっ!!?ああああああっ!?」 奈々瀬はぶくぶくと泡を拭き、気を失った。 あの奈々瀬が赤子同然だった。 たった数秒こちょこちょされただけで気絶している。 「さて…悪い子は…君かな」 伊月は奈々瀬を放ったまま、未だに人力拘束されている風馬に近づいてくる。 伊月のその手を見ただけで、風馬は凍りついた。 ヤバい。 長身に見合った大きな手に生え揃うすらりと長い指は、ピアニスト顔負けである。 あの指が大人を半殺しにし、あの奈々瀬を瞬時にシメて気絶させたのだ。 「ちょーっとキツいかもだけど…我慢してね。っていうか死なないようにそっちが努力して?私、手加減できないから」 伊月は風馬の腰の少し下あたりに座り込み、その手で風馬のお腹の辺りに触れた。 「うぎぃぃぃっ!!?」 触れられただけで、飛び上がるほどくすぐったい。 一体、どういう指の仕組みなのかまるで分からない。 「どこくすぐられたい?」 「へっ!?」 予想もしていない質問だった。 「希望聞いてあげる。いいんだよどこでも。強いところでも、敢えて弱いところでも」 伊月は長い髪を後ろで纏めながら言った。 その余裕が、ひたすら不気味だった。 「じゃ、じゃあ…腰とか…」 風馬の知る限り、腰にくすぐったい部位はない。 「ふぅん。そこでいいんだ」 伊月は、腰骨のあたりをすりすりと撫でた。 それだけで、やはりムズムズする。 「ここ強いんだ?」 伊月はそう言って、親指で腰骨にある窪みを押した。 「あぎゃっ!!?」 じゅくっとくすぐったさが注入され、風馬は腰を浮かせた。 「えっ!?ちょっ…!?なっ…!?」 未体験の鈍くて重いくすぐったさに、風馬は戸惑いを隠せない。 だらだらと冷や汗が吹き出す。 「じゃあここ…グリグリしとこっか」 伊月の長い親指がグチュッと腰骨のツボを押す。 「くぁぁぁぁっ!!?」 「いくよ?」 伊月は腰骨の窪みに親指を食い込ませたまま、グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリっ!!!っと神経を指圧した。 「はっ!!?わっ!?うわぁぁぁぁぁぁあははははははははははははははははははははは!!?うわぁぁぁぁぁあははははははははははははははははは!!?やっ!?やばっっ!?やばぁぁぁぁあああああははははは!!?」 発狂しそうなくすぐったさが親指から文字通り腰骨のツボに注入され、風馬は目をぎょろりと剥いて叫び散らした。 「君はここをして欲しかったんだもんね。こうやって…親指でグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリぃーってさ」 伊月は容赦なく親指を食い込ませ続け、指の先と腹で神経の塊を揉み潰す。 「ぎゃっ!!?ぎゃはは!?ははははははははははは!!?ちがっっっ!!?うわぁぁぁあはははははははははははははははははははは!!?やめっっ!!?やめでぇぇぇぇ!!!」 涙が勝手に溢れ出す。 風馬は金切り声を上げた。これくらい叫ばないと、狂ってしまいそうだった。 堪えようのないくすぐったさが腰骨のツボ一点にじゅくじゅくと注入され続け、ついに風馬の意識はぷつんと切れた。 …が。 「うわぁぁぁぁあああああああああっ!!?」 鼠蹊部のあたりをグニュグニュと揉まれたそのくすぐったさで目を覚ました。 「なに寝てんの?お仕置きしとこうか?」 伊月は一切笑みを浮かべずに恐ろしいことを言って、鼠蹊部を大きな手で鷲掴みにし、指先でグチャグチャと揉み込んだ。 「ちょっっ!!?うわあああああはははははははははははははははははははははははは!!?やめっっ!?あっ!?ごめんなさいごめんなさぃぃぃぃぃぃっっっ!!!」 下半身から強制的に力を奪い取られるようなくすぐったさに風馬はただひたすら謝り続けた。 「言葉じゃなくて態度で示そうね」 伊月は鼠蹊部のくすぐったいツボにしっかりと親指を押し込んで、グチャグチャと器用に揉んでいる。 ひと揉みされるだけで、おしっこが漏れそうだった。 「ふあああああはははははははははははははははははははははは!!?しないっっ!!!もうしないからぁぁぁぁあああははははははははははははははは!!?」 指先が鼠蹊部のスジや窪みに食い込むたび、風馬はメスのように叫んだ。 「それじゃあ…処刑に行こっか」 「はぁはぁっ…!!へっ!?」 「まさか…さっきので終わりとか思ってた?ほら、シャツ脱がして」 伊月の命令で、女たちは風馬のシャツを強引にべろんと捲りあげた。 「うん…かなり汗ばんでるね。ちょうど良かった」 伊月は、どこからか円形の缶を取り出し、蓋を開けた。 缶の中には、真っ白いパウダーがびっしりと詰まっていた。 「これ…ベビーパウダーって言うんだよ。お肌をサラサラにするんだけど…まぁあとは言わなくても分かるよね?これをまぶされたお肌を、パウダーまみれの手で触られると死ぬほどこちょぐったいってこと。これさ…弟にパウダー塗ってる時に発見したんだよね」 伊月はそこで初めてくすりと笑った。 伊月は手にたっぷりとパウダーをふりかけ、それをゆっくりと風馬の汗ばんだボディに塗り広げていく。 「ぎゃぁぁぁああああああ!?なっっ!!?んぁぁぁあはははははははははははははは!!?いひひひひひ!!?これっ!?これぇぇぇへへへへはははは!?」 極小の白い粒が表皮に擦れるだけで風馬はその身を悶えさせた。 風馬の上半身はあっという間に真っ白になった。 「なにか言い残すこととかある?」 伊月は、くすぐったいパウダーまみれになった白い手を向け、長い指をこちょこちょうねらせた。 悔しかった。 これから、本当に女に屈服させられるのだと思うと。それも幼稚な方法で。 「はぁはぁっ!!くそっ!!くそっ…!!絶対…絶対に…いつかお前ら全員…ぶちのめしてやる…!!」 どのみち、もう助からないのだ。風馬は怒りと悔しさを全てぶちまけた。 「おっけー。じゃあくすぐり殺すね」 伊月はさらっとそう言うと、パウダーでコーティングされた指を風馬の上半身に近づけた。 爪の先が、こちょりっと腋の下の近くを引っ掻く。 「ひっっ!!?」 鋭利で濃度の高いくすぐったさが脳を貫く。 そして。 伊月の白い指がふわりと脇の下に滑り込み──こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!っと腋の下を処刑した。 「はっ!!?あっ!!?うぎゃぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!?あはは!?あはははははは!!?ちょっ!!?あっ!!?これやばっっ!!?やっっ!!?うあああああああああーっ!!!」 スベスベの肌を、スベスベの指がこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと這い回り、風馬の身体は激しく波打った。 これまでのくすぐりが、可愛く思えるレベルのくすぐったさだった。 「ほーらこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉー」 伊月の細長い指が、人間とは思えないような動きでうねり、爪の先と指先で腋の下をこちょこちょこちょこちょこちょこちょと蹂躙する。 「ひぃぁぁぁぁあははははははははははははははははははははははははは!!?きつっっっ!!?うわぁぁぁぁあははははははははは!!!やめでやめでやめでぇぇぇぇぇぇっっ!!?」 パウダーをたっぷり塗り込まれた肌は摩擦を軽減し、ツルツルと爪の先と指先を滑らかに滑らせる。それが…とてつもなくくすぐったい。 「そろそろ…本気で行こっか」 「はぁっ!!?」 「下手に手抜いたら…将来ぶちのめされちゃうかもだもんね?」 伊月はくすくすと笑うと、さらに両手にパウダーをまぶし、お腹のあたりに爪を立てた。 「うぎぃっ!!?」 伊月はすぅっと息を吸い込んだ。 「必殺…"ソロこちょこちょリンチ地獄"」 伊月の長ぁい十本の指がこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!っと激しく素早く獰猛に風馬の上半身を這い回った。 「ぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああっ!!?あはは!?っっっ!!?ぐぁぁぁぁぁぁあああはははははははははははははははは!!?なんだこれぇぇぇぇ!!?」 それはまるで数十人から同時にくすぐられているようなそんなくすぐりだった。 腋の下をこちょこちょ掻きむしられたかと思えば、次の瞬間にはもう胸をワシャワシャとされており、その直後には腹部をゴチョゴチョと引っ掻かれ、脇腹をグニュグニュと揉み殺されている。 「ああああああああああああああああああああっ!!?あはははは!!?ごべっっ!!?ごべんっっなざぃぃっ!!ごべんなさぃぃぃぃぃぃぃっっ!!もうやめっっっ!!ゆるじでっ!!ゆるじでぇぇぇぇぇぇっっ!!!」 風馬が壊れたおもちゃのように首を振り、ぎゃあぎゃあと喚いても…伊月のこちょこちょ指は冷徹な機械のように止まることなく、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと上半身のウィークポイントを這い回り続けている。 「ぎぃぁぁぁぁぁあはははははははははははははははははははは!!じぬっっ!!じぬっっっ!!死ぬぅぅぅぅっ!!!もう嫌だぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!」 風馬の絶叫が、虚しく廃工場に響き渡った。 数時間後、 風馬の姿は、汗と尿の溜まりの上にあった。 手足は痙攣し、その身にはくすぐりの恐ろしさがしっかりと染み込んでいる。 風馬は二度と、女たちに楯突かないことに決めたとか…。

Comments

Thank you very much! Groups like this may still exist somewhere in Japan!

Kara

I like at this story the intro of the girl group, that they do whatever the person hates most :3

YDalfgan


More Creators