【小説】転生したら精神操作能力持ちの女の子だったので好き放題やっていこうと思ったんだがやばい上位互換能力者に見つかった
Added 2025-01-10 13:00:09 +0000 UTC【こちらはskebリクエスト作品です。ご依頼ありがとうございました】
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「……んあ? なんだ、ここは?」
気がつくと俺は周り一面真っ白の変な場所に立っていた。
人もいなけりゃ物もない。
本当になにもない謎の空間が目の前に広がっていた。
「おいおいおい……なんなんだこりゃ? 俺はいったいなんだってこんな場所に……」
「貴方は命を落としたのです。佐川六郎さん」
「あ!? 誰だ!?」
すると、どこからともなく女の声が聞こえてきた。
周りを見回して声の主を探すと、突然俺の目の前が光り輝き始めた。
あまりの眩しさに薄目になりながら光の方を見ると、そこから白いドレスを着たやけに神々しい女が現れた。
「私は死を司る神、ケル」
「神だぁ? お前が俺をここに連れて来たのか?」
「いいえ。貴方は現世で命を失い、ここに導かれたのです」
「はあ!? なんだそりゃ!? 俺が死んだってのか!? そんなわけ……」
「よく思い出してください。貴方の最期のときを」
神を名乗った女がわけのわからないことを言ってくる。
そもそも記憶が朧げでここに来る前のことを全然思い出せない。
いったい俺になにがあったんだ?
「……仕方ありませんね。私から説明しましょう。こちらをご覧ください」
女がそう言うと、いきなり俺の前に映像が浮かび上がってきた。
よく見ると、そこに映っているのは俺の家のようだ。
散らかった部屋の中には俺の姿も見える。
「これは死の直前の貴方の様子です」
「俺の……死の直前?」
普通に家で休んでるようにしか見えねえが、ここから死ぬっていうのか?
いったいなにが起こるんだ?
『へっ、へっ……エロすぎんだろ……』
映像の中でスマホをいじっていた俺が呟いた。
すると、いきなりズボンを脱いでチンコをシコり始めた。
なんだよこれ、オナニーの映像じゃねえか。
なにが死の直前だよ、ふざけてんのか?
この女、神だかなんだか知らねえが他人のオナニーを覗く趣味でもあんのか?
『はぁっ、はぁっ…………うッ!?』
そのとき、いきなり映像の中の俺が胸を抑えて苦しみ始めた。
身体が痙攣しており、明らかにヤバそうな雰囲気だ。
『あ、あがッ…………ぐゥッ!?』
ビクンッと大きく震えた瞬間チンコから勢いよく精子が飛び出す。
その直後から映像の中の俺はぴくりとも動かなくなった。
まさか、本当に死んだのか?
そ、そんな……俺が……。
「と、このように貴方は自慰中に心筋梗塞を引き起こし射精と同時に死亡しました。非常に情けない死に方ですね」
「お前死んだ人間に対して配慮が足りねえと思わねえのか?」
ショック受けてる人間になんて言い様だ。
コイツ本当に神か?
「この真冬で冷え切った部屋の中でいきなり衣服を脱ぎ自慰を始めたことで血圧の急激な変化を引き起こしたのでしょう。これに懲りたら心臓に負担のかかる自慰はしないように気をつけてください」
「気をつけるもなにも死んでんだよこっちは。活かす次がねえんじゃボケ」
そもそも心臓に負担のかからないオナニーってなんだよ。
オナニーするときにそんなの意識したことねえよ。
「安心してください。今年度一哀れで情けない死に方をした貴方には特別に異世界への転生チャンスを与えます」
「一々言葉が余計だなコイツ。というか、転生チャンス?」
異世界への転生って、なんか聞いたことあるな。
アニメだか漫画だかでそういうのが流行ってるだのもう廃れただの一周回って今熱いだの喧嘩してるやつをネットで見たことがある気がする。
「貴方はもう一度、別の世界で人生を謳歌することができるのです。惨めな虫ケラの如き存在である貴方にはこれ以上ないほどの幸運だと言えるでしょう」
「だからなんで一々辛辣なんだよ素直に感謝させろよ」
この女の口の悪さは放っておくとして、人生をやり直すチャンスが得られたってのは悪くねえ。
正直ろくでもない人生だったのは間違いないし、次こそは満足のいく人生にしたいところだ。
「しかも今回は特別に一つチート級のスキルを貴方に付与しましょう。掃き溜めに湧いたウジの如き貴方でも英雄に並び称されるほどの力を持った存在となることができます。それを使って悪を討つのも私利私欲に尽くすも貴方の自由です」
「もうナチュラル罵倒だがそのスキルはありがたく使わせてもらうぜ」
チートスキルってのはアレだろ、なんかすげえ特殊能力みたいなやつだ。
苦労もせずにそんな能力が使えるってんならそれに越したことはねえ。
「私からの説明は以上です。では、よきセカンドライフを楽しんでください」
「は? いきなり? というかこれ以上説明ねえのかよ」
女が俺に向かって手を振る。
その瞬間、白かった世界が急に真っ黒に染まっていき、俺は暗闇の中に飲まれていった。
「今度は無意味で無価値で塵芥のような人生を送らないようお気をつけくださいね。私は心から貴方のことを応援します」
「心にもねえだろ応援とか。お前俺のこと嫌いなんだろ? オナニーしながら死ぬのがそんなに悪いのかよ? ええおい? なんとか言えよこの野郎ぉぉぉ…………」
どんどん闇に包まれていく世界の中で俺の声だけが反響する。
やがて闇と一体になるかのように、俺の意識も深く暗い場所に堕ちていった。
────────
「んっ……? 今度はどこだ……?」
俺が目を開くと、晴れ晴れとした青空の下、緑の生い茂る原っぱが目に入った。
どうやら芝生の上で寝ていたらしい。
ここが、転生した先の異世界ってやつか?
周りを観察してみても全く見覚えがない場所だ。
遠くに見える街並みも、現代日本の建物には見えないレンガ造の家ばかりだ。
「どうやら本当に異世界に来ちまったらしい……って、ん? なんだ、この声……?」
そのとき、俺は自分の喉に違和感を覚えた。
なんか、声がやけに甲高い。
まるで子供、いやそれよりも更に高いような……。
「って、なんだこりゃ!?」
俺は自分の身体を見て驚愕した。
リボンのついた服にヒラヒラしたスカート。
とてもじゃないが男の着るような服ではない。
例えるならアニメのヒロインが着ているようなそんな服だ。
いや、本当に驚いたのはそんなことではない。
その服を着ている俺の身体そのものだ。
やけに細く華奢な上に胸元だけは何故か膨らみを持って前に出ている。
手足はスベスベできめ細やかさを感じる繊細な肌をしていた。
髪も普段の自分から想像もできないほどに長く、さっきから視界の端に金色の髪がチラチラと入ってくる。
声といい、この身体といい、まさかこれは……。
「俺、女に転生しちまったのか……!?」
可愛らしい少女の声で、俺はそう呟いた。
転生なんて言うからには元の自分とは違う人間になることは予想できたが、まさか性別から変わっちまうとは。
「全く……俺は男だぞ? 勘弁してほしいぜ……」
男として長年生きてきたっていうのにいきなり女になれなんて言われたって無理に決まってるだろ。
こんなヒラヒラしたスカートなんか履かされて恥辱の極みだ。
胸だってこんなに大きくて柔らかく……。
「………………ふむ」
俺は両手で自分の胸を揉んでみた。
ふにっとした柔らかさが服の上からでもわかり、つい夢中になって揉み続けてしまう。
前の人生では女の胸なんて触ったことすらなかったが、まさかこんな形で触ることができるとは。
意外と、女の身体も悪くねえかも……?
「そういえば、俺はどんな顔なんだ? もしかして結構可愛かったりすんのか? うーむ、どっか鏡とかねえかな……」
俺は服の中を色々まさぐってみたが、鏡らしき物は見つからなかった。
くそっ、この身体のことがもっと知りてえってのに。
そう思った瞬間、俺の目の前に突然謎の表示が現れた。
「うおっ、なんだこれ!? ……ん? 『名前:セーレ・アルフロア』……これ、もしかして俺のことか?」
ゲームのシステムウィンドウのような表示に、名前、ステータス、キャラクター詳細といった記述が書き込まれている。
名前の横には金髪の少女の顔写真が表示されていた。
髪の色や服を見るに今の俺と見て間違いない。
あどけなさの残る穏やかそうな雰囲気の美少女だ。
そうか、これが今の俺の顔なのか。
「へっへっへ……俺がこんな美少女になっちまうとは……悪くねえな……」
自分の顔に満足した俺は他の記述も見ることにした。
ステータスのところには文字通り俺の身体能力がパラメーターで表示されていた。
なんかあんまり高そうに見えないが、まだガキの女の身体と考えればこんなもんなのかもしれねえな。
正直見てもよくわからねえからもう一つのキャラクター詳細のところを見るとしよう。
そこには、今の俺、セーレ・アルフロアという人間の詳細が書かれていた。
「なになに……『アルフロア家の一人娘。穏やかで心優しい少女。両親は元冒険家で、自分もいつか旅に出てこの世界を冒険するのが夢』……へえ、ふうん……」
どうやらこの身体には今の俺になる前に生きてきた人生があるようだ。
なんかそう考えると、この身体……セーレという人間を俺が乗っ取ったみてえでなんか興奮するな。
「俺が穏やかで心優しい少女ねえ……くっくっく……ま、これからは真逆の人間になっちまうだろうな」
キャラクター詳細のところには他にも細かくセーレという人間についての記述があった。
ここを参照すればとりあえずセーレとして生きるのには困らなそうだ。
このステータス表示画面、この世界では当たり前のものなのかもしれないが転生してきたばかりの俺としては非常に助かる。
あるいは俺みてえな転生者のための機能だったりするんだろうか。
「なるほどな、だいたいわかったぜ。今は両親の畑仕事の手伝いを終えて、このお気に入りの原っぱで休憩してたってとこか。さて、それじゃあこれからどうすっかな……ん? そういえばあの神とかいう女が言ってたチートスキルってやつはどうなったんだ?」
俺は改めて自分のステータスを確認してみた。
すると、普通の少女らしい凡庸なステータスの中に一つだけ目を引く項目があった。
「『精神操作:S+』……これか!」
明らかに普通ではないそのスキル名にワクワクしながら俺は詳細を読んだ。
「『対象の精神に干渉し、あらゆる命令に従わせる能力。人間、亜人、動物、植物、鉱物、モンスターを対象に取ることができる。対象の精神系状態異常耐性を無視する。射程距離:100m 持続時間:無制限』……な、なんだこれ!? チートじゃねえか!?」
そのあまりにも強すぎるスキルに俺は開いた口が塞がらなくなった。
あらゆる命令に従わせるって、俺が言えばそれが例えどんな無茶なことだろうと言うことを聞かせることができるってことだろ?
しかも耐性無視だとか、時間無制限だとか、書いてあることがどれもヤバすぎる。
「おいおいおい……とんでもねえ力じゃねえか……へっへっへ、ありがとうよ神様」
どうやらあいつはただの罵倒女ではなく正真正銘本物の女神様だったようだ。
俺は改めて感謝を述べつつ、急ぎ街の方へ向かった。
こんな能力が手に入ったならやることは一つだ。
いい女を見繕って俺のオモチャにしてやろう。
あんなことやこんなことも全部俺の思い通りにできるんだ。
興奮でおかしくなりそうだぜ。
俺は美少女の顔でニヤニヤと笑いながらこれからのバラ色の人生を妄想して胸を躍らせた。
────────
街中まで来るとそれなりの人で賑わっており、活気があるのを感じさせた。
並んでいる街並みや店はどれも中世のような雰囲気で俺の知る世界とは程遠いものばかりだが、そこかしこで魔法やら特殊スキルやらを使っている人間がいて現代日本とはまた違った発展を感じさせてくる。
こういうのを見てるだけでもそこそこ楽しめそうだが、悪いが今はそんなことをしている場合ではない。
「さて、俺もこのスキルを使わせてもらうとするか。どいつで試してやろうか……」
この俺のチートスキル『精神操作:S』の実験台となる最初のターゲットを探す。
すると、前からちょうど可愛い二人組の娘が歩いてくるのが見えた。
片方は茶髪を三つ編みにしている大人しそうな娘で、もう片方は黒いショートカットのクールな雰囲気の娘だ。
よし、こいつらで試すぞ。
「おい、そこの二人」
「ん?」
「え?」
俺に声をかけられ二人が反応する。
よし、ここでスキルを使って……。
って、スキルってどう使うんだ?
なにか前動作が必要なのか?
でもそんなことは書いてなかったよな……。
とりあえず、命令してみればいいのか?
「……お、俺について来い」
俺がそう言うと、二人は顔を見合わせてから静かに頷いた。
「……いいけど」
「……わかりました」
俺はそのまま人気の少ない路地裏に向かって歩き始めた。
先導する俺に、二人は黙って着いてくる。
これは、どっちだ?
俺の命令に従ってるのか?
それともスキル関係なくただ言うことを聞いてくれているだけなのか?
くそっ、こんな命令じゃ判断できねえ。
もっと従うはずがないようなあり得ない命令にしねえと。
薄暗くて人の気配が全然しない場所まで辿り着いてから、俺は二人の方に振り返った。
「えっと、そうだな……お前ら、今すぐそこでションベンしろ」
これなら普通の人間は絶対に従わない。
さあ、どうなるんだ?
「…………」
「…………」
娘たちは無言だった。
気まずい沈黙がその場を支配する。
あ、あれ……?
もしかして、効いてない……?
するとそのとき、娘たちのスカートの股間部分に急にシミが現れた。
そこから更に、足元に急に液体が流れ始め、ピチャピチャと音を立てながら水溜りができた。
「……んっ……した、けど」
「……わたしも、んっ……しました」
娘たちはスカートを自分のションベンでびしょびしょにしながらそう言った。
ま、マジかよ。
本当に従ったぞこいつら。
「お、お前ら、こんなところでションベンしてなんとも思わないのか?」
「……そんなわけないでしょ。死ぬほど恥ずかしいに決まってるじゃない」
「……わたしだって、顔から火が出そうです」
「え? そうなのか? じゃあなんでそんなことを……」
「なんでって……それは……」
「あなたに言われたから、仕方なく……」
娘たちは本当に嫌そうな顔をしながらそう言った。
な、なるほど。
こういう感じになるのか。
どうやら命令に従うといっても機械的に従うわけじゃないらしい。
本人たちは普通の常識を持った上で嫌悪感もしっかり抱きながら、でも命令には躊躇なく従うようになっているようだ。
ただ普通に従わせるよりもずっとエロく見える。
いい能力じゃねえか、これは。
「次は……服脱いで全裸になれ」
「……はぁ。わかった」
「わかりました」
ため息をついて嫌そうな顔をしながらも、二人は迷わず身にまとっている服を全て脱ぎ捨てた。
俺の目の前に全裸の女二人佇んでいるという異常な状況ができあがった。
二人とも綺麗な肌で、思わず生唾を飲み込みながら見惚れてしまう。
茶髪三つ編みの方が胸はでかいな。
でも黒髪短髪の胸もいい形でこちらも悪くない。
まったく、女の裸ってやつは見てるだけで眼福だな。
前の人生ではエロ動画ぐらいでしか見たことなかったものがこうも簡単に見れてしまうとは転生さまさまだ。
「次はどうすっかな……よし、お前らレズセックスしながら自己紹介しろ」
すると、二人は俺の命令に従っていやらしい手つきでお互いの身体を触り始めた。
胸や股間を撫で回す手はそのままに、二人は口を開く。
「……あたしはラスタ。街で雑貨屋をやってる……んっ……」
「わたしは、あっ……リアン、です。ラスタの雑貨屋を手伝っています……」
「ふーん、職場の同僚ってわけか。お前らお互いに相手のことはどう思ってんだ?」
「んっ……どうって、普通に友達、だけど……」
「はい、家が近かったので、昔からの顔馴染みですし……んんっ……」
「そんな相手とセックスするのはどんな気分なんだ?」
「……最低の気分に、決まってるでしょ……あっ……友達と、こんなことさせられて……」
「ラスタのことは、好きだけど……女同士ですし、こういうのは、ちょっと、気持ち悪いというか……あんっ……!」
すげえ気持ちよさそうに絡み合ってる割に嫌悪感は普通にあるようだ。
まあ同姓の知り合いといきなりこんなことやらされたらそりゃそう思うか。
しかし、見てるこちらかしたらそんなの関係なくエロいとしか思えない。
こんな極上のオカズが目の前にあったらシコらずにはいられ……。
「……ん? あれ……ない……? あっ! そうか、俺今は女だからチンコねえんじゃねえか!」
可愛らしい女の声で思わず叫んでしまう。
とんだ誤算だった。
せっかくこんなチート能力を手に入れたってのに肝心のシコるチンコがないんじゃ話にならない。
俺はカモシカのような細い足でその場に地団駄を踏む。
「ちくしょう、こんなことならあの神に男にしてくれってちゃんと言っておけば……待てよ? 別に女でもオナニーできるよな?」
俺はスカートの上から自分の股間に手を当てた。
男ならあるはずの棒が影も形もなく、ただのっぺりとした股の間をすりすりと撫でる。
だが、それだけの行為に俺はゾクゾクとした快感と興奮を覚えていた。
「あ〜、なんかジワジワ気持ちよくなっていくな……チンコ扱く感じとは違うが、これも悪くねえ……」
股間の気持ちよさに気分を良くした俺は、今度は左手を胸に移動させた。
先ほども少し触った柔らかな乳の脂肪がそこにあった。
俺はそれを小さな手のひらでにぎにぎと揉みしだいた。
女の胸を揉む感覚と揉まれている感覚を同時に味わうことができるこの状況もまた、俺を更に興奮させた。
「へっへっへ……いいじゃねえか、女の身体。気に入ったぜ」
右手で股間を、左手で胸を、それぞれ弄り続けるだけで身体の奥から快感が込み上げてくる。
熱に浮かされたみたいにふわふわした気分のまま、動かす手が止まらねえ。
「レズセックスをオカズにオナニー……とんだ変態女になっちまったな、へっへっへ……」
「あっ……んっ……!」
「はぁっ、んんっ……!」
目の前で淫らに絡み合う二人も息を乱して快感に喘いでいる。
それぞれがもう果てそうになっているのは明らかだ。
やがて、二人は身体を震わせながら大きな声で喘いだ。
「あっんッ、んんんぅッ!!」
「はぁっ、あッ、あぁッ!!」
相手の股間に指を突っ込んだまま、二人はビクンッと震え上がった。
どうやら絶頂を迎えたようだ。
嫌悪感があるとは言ったが、二人とも緩みきった表情で蕩けており、かなり気持ちよさそうだ。
女の絶頂ってのはそんなにいいもんなんだろうか。
男の射精みたいにわかりやすくないからなんとも想像がつかない。
だが、かなり期待はできそうだ。
「おい、お前ら。次はこっちにきて俺に奉仕しろ」
「……っ……ふぅ……わかった」
「はぁっ……んっ……はい」
二人は息を整えながら俺の方に寄ってくると、そのまま俺の身体を弄り始めた。
短髪の女……ラスタは俺のスカートを捲って股間を指で弄り、茶髪の女……リアンは俺のシャツを捲って直接胸を揉み始めた。
「おぉ、他人に触られんのもいいなぁ……んっ……」
さっきまで自分のペースで触っていたときとは違い、自分の意思とは関係なく快楽を与えられる。
オナニーとは全く違う快感に俺はどんどんテンションが上がっていく。
「おい、お前、俺のマンコを舐めろ。お前は俺の乳首を吸え。あとついでにオナニーしろ」
「ん……れろっ、ぴちゃっ……んんっ……」
「あむっ、んっ、ちゅっ……」
俺の命令通り、ラスタは俺の股間に舌を這わせ、リアンは俺の乳首に赤ん坊のように吸い付いてきた。
その両手は自分の胸や股間に当てられオナニーを始めている。
女二人が俺に奉仕しながらオナニーしている。
やべえな、これ。
エロすぎんだろ。
どんどん昂っていく俺の身体は、徐々に限界に近づいていく。
初めての女の快楽。
目の前で繰り広げられる痴態。
奉仕してくる女たちの舌使い。
この異常な状況の倒錯感。
全てが俺の興奮を助長し、やがて、それは爆発した。
「んッ、やべっ、イクっ、イクウゥぅッ!!?」
その瞬間、熱い快感の塊が腰から脳に向かって突き上げるように湧いてきて、俺は甲高い嬌声を上げながら大きく身体を仰け反らせた。
膝がガクガクッと痙攣したように震え、力が抜けてその場に倒れ込みそうになるのをなんとか堪える。
しかし、快感の余韻はいつまでも引かず、身体の奥の熱がなかなか冷めやらない。
す、すげえ。
これが女の絶頂ってやつか。
男の身体で射精するよりずっと気持ちいいじゃねえか。
「はぁ、はぁ……へっへっへ……最高だぜ、この新しい人生」
チートスキルも、女の身体も、何もかも最高だ。
前のろくでもねえ人生とは全く違う、薔薇色の人生だ。
これからのことを考えるだけで笑いが止まらなくなっちまう。
さーて、次はどんなことしてやろうか。
「……あらあら、女の子が三人で、ずいぶん楽しそうだこと」
「……あ?」
すると、背後から何者かの声が聞こえてきた。
振り返ると、そこには全身黒尽くめの髪の長い女が立っていた。
黒いローブに黒いトンガリ帽はさながら魔女のようだ。
「こんな昼間から外でお楽しみだなんて、とても仲良しなのね。クスクス……」
女は袖で口元を隠しながら笑っている。
なんだこいつは?
その変な格好はこの世界の人間たちの中でも浮いてるように見える。
街中をこんな奴が歩いていたら明らかに異質だろう。
裸でまぐわっている俺たちを見ても特に動揺せずやけに余裕そうな態度でいるところも、普通の奴とはどこか違う空気を感じさせる。
……まあいい。
こいつがどこの誰かなんてのは俺にとってはどうでもいい話だ。
俺にとって大事なのは、こいつが美人で胸のでかい女だってことだ。
ローブの上からでもわかるくらいにでかい胸と妖艶な笑みを浮かべている整った顔。
次にオモチャにするのはこいつにしよう。
俺は舌舐めずりをしながら女に声をかけた。
「おい、お前今すぐ服全部脱いでオナニーしろ」
「…………」
俺の言葉は女の耳に届いた。
……はずだった。
だが、女は笑みを浮かべたままいつまで経っても行動に移らない。
あ?
なんだ?
こいつ、なんで命令に従わないんだ?
「おい、早く俺の命令に従え。聞こえねえのか?」
「……なるほど。貴女、精神操作スキルを持っているのね。やけに自信たっぷりだったから何かと思えば」
「っ!?」
こ、こいつ……!?
俺の命令を受けてるってのに全く言うことを聞かねえ……!?
それどころか、俺のスキルまで言い当ててやがる……。
「残念だけど、私にその手のスキルは効かないの。私の『精神操作:EX』の効果であらゆる精神干渉をシャットアウトできるから」
「なっ!?」
『精神操作:EX』だと!?
なんだよそれ!?
S+が一番上なんじゃねえのかよ!?
わけわかんねえよ、なんだよEXって!?
「貴女たち全員私についてきなさい。可愛がってあげるから。クスクス……」
「はい」
「はい」
「っ、くっ……はい」
女に言葉をかけられた瞬間、俺の中に妙な強制力が働き、その言葉に逆らえなくなった。
絶対に命令に従わなくてはいけない。
命令に従うのは当然のことなのだから。
そんな強迫観念から俺は足を動かす。
周りにあらゆる命令を従わせることができる絶対的主の立場にいたはずの俺は、一転して目の前の素性も知らない女に従うただの小娘に成り下がっていた。
────────
「そうそう、貴女上手いわね」
「ぺろ……ぺろ……」
魔女みてえな女の自宅と思われる豪邸に連れ込まれた俺たちは、女のオモチャにされていた。
ラスタは椅子として全裸のまま四つん這いに屈んで背中に女を乗せ、リアンはその後ろで背もたれとして自分の胸に女の頭を寄りかからせている。
そして、俺は女の命令に従い、その股間を舌で舐めていた。
「ああ、やっぱり可愛い女の子におまんこを舐めさせるのって堪らないわね。この椅子の座り心地も悪くないし、こっちのおっぱいも枕にできそうなぐらい柔らかい。こんな収穫があるなんて、散歩しててよかったわ。クスクス……」
女は上機嫌で股間を舐める俺を見下ろしている。
なんたる屈辱だ。
チートスキルを手に入れてこの世界で好き放題生きるはずだったこの俺が、こんな女なんかにいいようにされるなんて。
さっきは俺が舐めさせる側だったというのに、なんなんだこの立場の落差は。
「次は何して遊ぼうかしら。せっかくだしこっちの子たちでも遊びたいわね。うーん……あっ、そうだわ!」
女は俺の頭を退けて立ち上がると椅子にしていた二人に命令した。
「私、前々から猫を買いたいと思っていたのよ。貴女たち、猫になりなさい」
「……はい」
「……わかりました」
すると二人はその場に蹲って猫の真似を始めた。
その動きには恥ずかしさと照れが滲み出ている。
「にゃ、ニャー」
「にゃー、っ……」
「違う違う、そうじゃないわ。猫の真似をしろって言ったんじゃないの。猫になれって言ったのよ。貴女たちは人間じゃなくて猫なの。人間として生きてきた記憶を全て忘れて猫として生きなさい。心まで完全に猫になりきるの。さあ、やってみなさい」
女にそう言われた瞬間、二人の表情が変わった。
数秒前までの理性ある人間の顔ではなくなり、ただ本能に従って動く動物のそれになった。
二人は身を寄せ合って毛繕いでもするような仕草でお互いの身体を舐め合い始めた。
「にゃぁ」
「んみゃぁ」
鳴き声も、先ほどまでの猫の真似事と違って自然に喉を鳴らしている。
ここにいるのは、人の姿をしたただの猫だった。
「クスクス……可愛い猫ちゃんたちね。ほら、ミルクよ。飲みなさい」
「……チロチロ」
女が餌入れに注いだミルクを、二人はペロペロと舌で舐めとっている。
最早人間の尊厳すら感じられない姿だ。
ああはなりたくない。
「貴女は、そうねえ……」
すると、今度は女が俺に視線向けていた。
ま、まずい。
俺にも何かさせる気だ。
「よし、貴女はマネキンになりなさい」
ま、マネキン?
どういうことだ?
女の命令の意味がわからず、俺は困惑する。
「そこに全裸で立って、可愛らしいポーズを取りなさい」
俺は言われた通りに服を脱ぎ、笑顔を浮かべながら頬に手を当てて精一杯可愛らしく振る舞った。
「もうちょっと股を開いて。おまんこが見えるように。……そう、そんな感じよ」
女に言われるまま、俺は恥ずかしいポーズを取り続ける。
くそっ、なんなんだよこれは。
「はいストップ。もうそこから動いちゃ駄目よ。貴女はマネキンなんだから」
俺はその場でピタッと動きを止めた。
笑顔を振りまいて可愛らしさをアピールしながら、足は大きく開いて下品な立ち方をしているというアンバランスなポーズだ。
命令だから動くことはできないが、ずっと同じポーズを維持しているというのも楽ではなく、次第に手足がプルプルと震えてくる。
くっ、いつまでこうしていればいいんだ?
「……さっきも言ったけど、私は貴女にマネキンになれって言ったの。ポーズを取ったまま動くなって言ったわけじゃない。貴女は動かないのではなく動けないの。マネキンは動けないのだから。そもそもマネキンはただの物なのよ? 絶対に自分から動くはずがないの。当然何かを考えたりもしないし、心だってない。貴女は完全なマネキンになったのだから。さあ、ほら」
そう言われた瞬間、俺の動きが完全に停止した。
もうピクリとも動かない。
俺は命令によってマネキンになったのだから。
いや、違う、マネキンはこんなこと考えない。
マネキンは物だから、何も考えたりしない。
俺はマネキン。
俺はマネキン。
俺は……。
マネキン……。
…………。
……。
「…………」
「そうそう。いい感じよ。クスクス……可愛いマネキンが手に入って嬉しいわ。しばらくは鑑賞用として飾ろうかしら」
「んみゃぁ」
「あら、猫ちゃんたちもこのマネキンが気になるの? 貴女たち、仲良しだったものね」
「にゃぁお」
「…………」
「マネキンに寄り添って戯れる猫ちゃん……絵になるわね。さて、私は紅茶でも淹れてゆっくりしようかしら、クスクス……」
「…………」
────────
「…………」
「もう動いていいわよ」
「……はっ!?」
耳に声が届いた瞬間、俺は意識を取り戻した。
ここはいったい?
俺は何をしていたんだ?
前を見ると、やけに高級そうな椅子に座った女が、足元で猫のように丸まっている二人の女を撫でながらこちらを見ていた。
そうだ、俺はこの女にマネキンにされていたんだ。
命令のせいで自分のことをただのマネキンだと思い込んでいたが、俺は普通に生きた人間だ。
ふと外を見ると、朝日が昇ろうとしているのが見えた。
まさか、俺は半日以上もマネキンとして過ごしていたのか?
「可愛いマネキンを飾っておくのも楽しかったのだけど、そろそろ貴女の話でも聞いておこうと思ってね。貴女、お名前は?」
「俺は、セーレ・アルフロア……」
俺は命令に従って名前を言った。
まだあまり慣れ親しんでいない、この身体の名前だ。
「昨日はあそこで何をしていたの?」
「手に入れたチートスキルを試すために、道端で会った女二人に命令してレズセックスをさせた後、俺に奉仕させてた」
「あら、じゃあ貴女たち三人はお友達じゃなかったの? それなのにあんな淫らなことをさせて、酷いことするのね」
女が二人を撫でながら言う。
自分だって俺らに命令してオモチャにしてるくせによく言う。
「ところで、チートスキルを手に入れたっていうのはどういうこと? スキルの習得は生まれつきか特定の高難易度クエストをこなした場合にしかできないはずだけど?」
「俺は、元々別の世界の人間で、この世界に転生したときにチートスキルを付与された」
「……ああ、貴女転生者なのね。どおりでさっきから可愛い容姿にしては品のない喋り方をすると思ったら……あの邪女神め、またろくでもない人間をこっちに送り込んで……」
あの邪女神っていうのは俺を転生させた神のことを言っているのだろうか。
あいつのことを知っているということはもしかしてこの女も俺と同じ転生者なのか?
「はぁ……事情はだいたいわかったわ。もう十分遊んだし、この子たちは解放してあげましょう」
女はそういうと自分の足元で丸まっている二人に目を向けた。
「貴女たちはここであったことを全て忘れて元の生活に戻りなさい」
「……はい」
「……はい」
二人はその場にスッと立ち上がると自分の服を着て何ごともなかったかのようにその場を立ち去った。
俺もその流れに乗じてさりげなく出口に向かおうとした。
……が。
「貴女は駄目よ。ここにいなさい」
「ぐっ……」
命令を受け、俺は足を止めた。
どうやらこの女は俺だけは逃す気がないらしい。
女は俺を見てニヤリと笑った。
や、やめろ。
やめてくれ。
これ以上俺に命令しないでくれ。
だが、そんな俺の心境を無視するように、女は無情にもその口を開く。
「貴女、結構強力な精神操作スキルを持っているようね。私のものと比べたら下位互換でしかないけれど、それでも厄介なことに変わりないわ。今後は一生、私の命令を受けたとき以外の使用を禁ずるわ」
「……はい」
これでもう、俺は自分の意思でスキルを使えなくなってしまった。
せっかく譲り受けたチートスキルが……。
「それと、これから貴女は生涯召使いとして私に忠誠を誓いなさい。私の命令に従い、私に奉仕することだけを考えて生きるの。いいわね?」
「はい」
その言葉で、俺の中に召使いの烙印が深く刻まれた。
もう俺はこの女に従うしかない。
今後一生、死ぬまで……。
「ああ、あともう一つ。その品のない喋り方をやめなさい。ちゃんと可愛げのある女の子としての振る舞いを身につけるの。上部だけでは駄目よ。心の中まで、完全に女の子になりなさい」
「はい、わかりました」
その瞬間、頭の中が無理やり別のものに矯正されるのを感じた。
口から出る言葉が勝手に女性らしい喋り方になってしまう。
わたしはもう男性らしい喋り方はできなくなってしまったようだ。
って、わたしって、これ、頭で考えることまで女性らしいものになっちゃってる……!?
「クスクス……その調子よ。そうだ、自己紹介していなかったわね。私の名前はマルティア・ラーグベッツェ。貴女の主人の名前よ。しっかり覚えなさい」
「はい、マルティア様」
わたしはマルティア様に深々と頭を下げた。
最早考えなくても自然に身体が動く。
それは、わたしがマルティア様の召使いとして完全に隷属した証だった。
────────
「おはようございます、マルティア様」
「おはよう、セーレ。朝食は?」
「できております。こちらに」
「あら、美味しそう。貴女、料理上手くなってきたわね」
日々のルーティンをこなすように、わたしはマルティア様を起こして朝食を用意した。
この生活が始まって少し経つけれど、ようやく慣れてきた気がする。
マルティア様に用意していただいたこのメイド服も、最初は恥ずかしかったけれど今となっては自身の一部のように思える。
「セーレ、今日は貴女に頼みたいことがあるの」
「なんなりと」
「最近ザラモン伯爵が部下に私を捜索させているようなの。“市民を誑かす姦悪な魔女”ですって。失礼しちゃうわね。確か伯爵家には一人娘がいたはずよ。彼女を拉致してここに連れてきなさい。スキルの使用を許可するわ」
「承知いたしました」
わたしは命令に従い、ザラモン伯爵の娘を探しに出かけた。
ザラモン伯爵家と言えば、この国の警察組織のトップを牛耳る一族だ。
前々からマルティア様のことを指名手配していたようだけれど、その手を伸ばしすぎていよいよマルティア様の逆鱗に触れてしまったらしい。
ともあれ、わたしは命令どおりに娘を捕まえるだけだ。
難しいことは何もない。
ただ聞いてまわればいいだけだ。
「失礼します。ザラモン伯爵の娘を探しているのですが」
「ああ、レリーナ様のことか。彼女なら今日はギルドの修練場に行っているはずだよ」
「ありがとうございます」
町の役場でありがたく情報を提供してもらったわたしはその足でギルドの修練場に向かった。
中に入り何人かに話を伺い、わたしはついにその人の元に辿り着いた。
「レリーナ・ザラモンですね?」
「え? ……誰よアンタ」
金髪のツインテールが特徴的な勝気な女の子が不機嫌そうに返事をする。
弓の練習をしていたようで、矢をつがえた弓をその手に持っている。
警戒心をこちらに向けたレリーナはその弓をそっと構えながらこちらを見ている。
「その弓を置いてこちらに来てください」
「……わかったわ」
レリーナは素直にわたしの命令に従い、弓をその場に捨ててわたしの方に歩み寄ってきた。
すると、彼女の周りにいた屈強な男たちが一斉にわたしたちを取り囲んだ。
「待て。貴様、何者だ? レリーナ様を連れて何処へ行く?」
「退いてください」
「わかった」
わたしに一言告げられただけで男たちは一斉にわたしに道を譲った。
わたしはレリーナを連れて何事もなかったかのようにその場を後にする。
こうして、わたしはいとも簡単にレリーナをマルティア様の元に連れて帰るのに成功したのだった。
「ありがとうセーレ。よくやったわ」
「お褒めのお言葉、ありがとうございます」
レリーナをマルティア様に差し出すと、わたしはマルティア様からお褒めの言葉を預かった。
そんなわたしたちのやり取りを、レリーナは少し不安げな顔で見ている。
「アンタたち、あたしをどうするつもりなの……!?」
「貴女はザラモン伯爵との交渉に使わせてもらうわ。大切な人質だもの、丁重に扱うから安心して。まあそれはそれとして、貴女で遊ばせてはもらうけどね」
そう言うとマルティア様はお気に入りの高級椅子に腰を下ろして靴を脱いだ。
「レリーナ、私の足を舐めなさい」
「……はい」
直前まで反抗的な顔をしていたレリーナが、迷うことなくマルティア様の足元に跪き右足をペロペロと舐め始めた。
伯爵の一人娘として敬われていた存在がなんとも無様だ。
「セーレ、貴女もよ。こっちの足を舐めて」
「かしこまりました」
わたしはマルティア様の命令に従い、マルティア様の足元に跪いて左足に舌を這わせた。
マルティア様のスベスベの足を、わたしの唾液が汚していく。
「そうよ、いい調子よ二人とも。やっぱり可愛い女の子に足を舐めさせるのは最高ね、クスクス……」
マルティア様は恍惚とした表情でわたしたちを見下ろしている。
チラッと隣を見ると、必死にペロペロと足を舐めるレリーナが目に入る。
従順に従ってはいるけれど、その顔からは確かに嫌悪が感じられる。
「ありがとう、もういいわ。次は、そうね……貴女たち全裸になってキスをしなさい」
「はい……」
「かしこまりました」
わたしたちは命令に従って服を脱いだ。
そして、裸のままお互いに向き合う。
少し恥ずかしそうに顔を赤くしているレリーナの方に顔を近づけ、口付けを交わす。
最初は優しく、そこから徐々に激しくキスを交わしていく。
レリーナの口をこじ開け、中の舌を引きずり出して自分の舌と絡ませ合う。
先ほどまでマルティア様の足を舐めていた舌同士が、熱く絡み合う。
「いいわ、いいわよ貴女たち。そのまま相手のおまんこを気持ちよくしてあげなさい」
わたしたちはキスをしながらお互いの股間に指を這わせた。
ピクンッと震えるそこを嬲るようにジワジワと弄っていく。
レリーナの方もたどたどしい手つきでわたしの股間を撫でてくる。
慣れてないようだけれど、熱く濡れそぼっているわたしの股間はしっかりと快感に震えていた。
「んちゅ、んっ……!」
「れろっ、あむっ……!」
キスを続けているせいでどんどん酸素が薄くなっていく。
でも、それがかえってわたしたちの興奮を高めているようにも感じた。
もうすぐ、イッてしまいそう。
「あ、まだイッては駄目よ。我慢しなさい」
「っ!?」
レリーナの身体がふるふると震える。
もうイキそうになっていたのだろう。
でも、マルティア様の命令には逆らえない。
わたしたちは普通ならイッているにも関わらずイク直前の状態で止まっていた。
快感が込み上げたまま行き場を失って身体の中留まっている。
早くイキたい。
頭の中はただそれだけでいっぱいになっていく。
でも身体はイけない。
イキたいのに、イッているのに、イけない。
拷問のような快楽地獄にわたしとレリーナは囚われていた。
「いい? 貴女たちは我慢した分だけこれからイクことになるわ。……いえ、我慢した十倍の快感をイッた瞬間に感じることにしましょう。私が今からカウントダウンをするから、0になった瞬間貴女たちはイクわ。いい? いくわよ? 3……」
マルティア様の言葉に目の前のレリーナが青ざめていくのがわかる。
既に何度もイッてしまうぐらいの快感を我慢している。
これの十倍もの快感がイッた瞬間に訪れるのだ。
いったいどうなってしまうのだろう。
「2……」
早くイキたくて苦しい。
でもイクのが怖い。
矛盾した気持ちと留まり続ける快楽で頭がおかしくなりそうだった。
「1……」
もう終わる。
何もかも終わる。
だめ、ダメ、あっ……。
「0」
「ンギッ!? アッ、アガあアあぁアァあァぁぁァッ!!?」
「ッ、グギッ、オッ、オ゛オぉオォぉォオォッ!!」
頭の中でバチバチと火花が飛び散る感覚がした。
気付くとわたしたちはその場に倒れてのたうち回っていた。
全身を痙攣させて、手足をピンッと伸ばして快感を何処かに逃がそうとし、けれども破壊的な絶頂からは全く逃れられず、獣のような咆哮を上げ続けることしかできなかった。
「あらあら、レリーナもセーレもはしたないわよ。そんなに大きな声を上げて……クスクス……」
「アッ……アッ……カヒッ……」
「ッ……ァ……」
呼吸すらまともにできない、死をも感じるレベル絶頂の中、わたしは思った。
ああぁっ、きもちいいぃっ!
さいっこうに、きもちいいっ!
マルティア様の与えてくださった絶頂!
死ぬほどきもちいい!
マルティア様に隷属するようになってから、何度もオモチャのように弄ばれてきたけれど、本当にきもちいい。
ときにはマルティア様の気まぐれで弄ばれ、ときには連れて来た女のついでに弄ばれ、最初の頃は辛く苦しいなんて思ったりもしたけれど、今はもうこの快楽さえあれば他のことなんてどうでもいいとさえ思える。
マルティア様の召使いとして生きる今の私の新しい人生は、充実感で満ちていた。
「ほら、セーレ。しっかりしなさい。貴女には夕食を作ってもらわないといけないのだから」
「は、はひっ……ひつれい、しましたぁ……あひゃっ……」
壊れたように笑みを浮かべるわたしを、マルティア様は心底楽しそうに見下ろしている。
ああ、マルティア様。
これから一生ついていきます。
ですから、わたしを一生気持ちよくしてくださいね。