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フォーミダブル「JKが水商売なんて聞いてませんわ!!!」《12,000文字》

 レディたるもの優雅であれ、可憐であれ、誰をも魅せる華であれ。ロイヤルにおいて王族貴族に連なるものならば、皆が等しく胸に刻む基本理念です。KAN-SENでありながら女性でもある私たちは、凛々しく華やかな出自に自負を持たされ、それに相応しい在り方が求められるのですわ。王家に仕えるメイドのひとりに至るまでが日々弛まぬ研鑽を積み、淑女たる自覚と誇りを育てますの。本音を言うならもう少し肩の力を抜いて楽に生きたいとは思うものの、それが当たり前。正直窮屈でしたけど、不満を覚えるようなことはありませんでしたのよ?  ですからその光景に私の常識は木っ端微塵に粉砕され、あまりの衝撃で今まさに言葉を失っているのですわ。 「おちんぽ様をイラつかせるしか能のないメスでっ、大変申し訳ございませんっ……❤︎」 「いたずらに劣情を誘う孕み頃のエロメスにっ、ご、ご教育お願いいたしますっ……❤︎」  ロイヤルメイド隊のシリアスとダイドー。少々変わったところもありますがメイドの所作は磨き抜かれており、当然淑女教育も行き届いているはず。王家に忠誠を誓い献身に励む、人柄まで見目麗しい女性ですわ。何より、彼女たちは私もよく知るふたりなのです。  自分の目が、耳が信じられません。品のない言葉遣いで目の前の男性に恭順を示し、あまつさえベッドに三つ指と額をつけて絶対服従を捧げているなど。己が尊厳を投げ打ったような姿、ロイヤルレディが、いいえ、人が明け渡していいものではありませんわ。なのに、ふたりは折り畳んだ背筋をビクビクと震わせて、尚も言葉を紡ぎます。 「シリアスは……ごくんっ……❤︎ 貴方様のような、いと尊き男性様に召し上がっていただくためっ……❤︎ 身体をいやらしく実らせながら生きてまいりましたっ……❤︎」 「制服は食べ頃のメスをっ……❤︎ お、美味しく魅せるためのっ、ラッピングでございますっ❤︎ ご遠慮なさらず、ダイドーを妊娠中退させてくださいませっ……❤︎」 (っ! しょ、正気ですの!? こ、こんな、こんなのっ)  私、指揮官に抗議の声をあげようとしたのですよ? 職業体験?の一環とはいえこれは許容できる範疇を明らかに超えています。悪ふざけが過ぎますわ。何を吹き込まれたか知りませんが、越権行為を押し通すなど間違ってます。  けれど熱っぽい吐息を漏らす惚けきった横顔を見てしまったら、私、頭の中が真っ白になってしまいまして。だってふたりとも汚辱に歪むどころか、この世のいちばんの幸せを噛みしめるみたいに蕩けきった表情をしているんですもの。心臓を大きな手のひらで鷲掴みされたみたいに胸の奥が苦しくなって、言葉が出てきません。 (おかしいですわ。だって、こんなのおかしいですわっ。面をお上げなさい。それは誇りを捨て去る行為なの。私たちが大切に育んできたレディとしての矜持を、どうして嬉々として差し出しているんですのっ。ロイヤルの女性は高貴で、優雅で、可憐で。下卑た情欲に摘まれるために美しく咲くわけではありません。踏み躙られるために足元に咲くわけではありません。なのにどうして、貴女たちそんなに幸せそうなのですのっ……❤︎ なんで、支配されて、悦んでるんですのっ……❤︎ それは『フリ』ですよね……?)  陣営間の相互理解を深める文化交流だとかで、私たちは重桜の『JK』という職業課程を履修し、良好な関係を国外にアピールするプロパガンダを仰せつかりました。しかし、それがまさか娼婦の類だとは。指揮官とダイドーたちが内容を抑えているならばと適当に相槌を返してホイホイ頷いていたから仔細はまるで記憶にございませんけれど、こんなトチ狂った男尊女卑な人権侵害が罷り通っているなんてマジですの? 頭イカれてるのではなくて? 「おい、もう一匹は?」  普段の指揮官らしくない、苛立ちを孕んだ声で現実に連れ戻されました。え、一匹? もう一匹とはまさか私のことですの? 私もやれってこと? ちょっとちょっと重桜ジョーク全然面白くありませんわ、流石に無作法が過ぎましてよ? などと冗談めかして言える雰囲気であれば良かったのに。指揮官は傲慢な態度でキングベッドの枕を占領して大の字で踏ん反り返っていて、下手(しもて)側で平伏する私たちへ“圧”を感じる視線を寄越しています。  もしやこの場で異端なのは……わ、私のほうなんですの? そんな自問の答えを明らかにしてくれるように、隣で三つ指をつくメイドたちが心の底から申し訳なさそうな声を絞り出しました。 「こっ、このメスも、乳や尻を重たく実らせすぎたせいで、頭が足りていないのですっ……❤︎ フォーミダブルはまだ自らが駄肉まみれの孕み袋だと自覚しておりませんっ❤︎ 男性様っ、どうかご容赦くださいませっ……❤︎」 「躾けが至らず、申し訳ございませんっ……❤︎ 申し訳ございませんッ……❤︎ おまんこ如きがお手数をおかけしますが、共々ご教育お願い申し上げますっ……❤︎」 「ぁっ、あぁ……っ❤︎ なに、を言ってますの、貴女たちっ……❤︎」  トンカチで側頭部をブン殴られたような鈍い衝撃で、視界がぐわんぐわんします。仕える立場であるメイドの口からすらすらと出てくる言葉の数々は、彼女たちの中に紛れもなく男尊女卑の意識が完全に浸透している示唆でしょう。あぁなんてこと。ロイヤルレディの誇りは、私たちの矜持は此処にはもう有りませんでした。  お行儀よくオスに降参することこそが本懐であり、本望であり、JKの存在価値であるという重桜の常識はとんでもないカルチャーショック。ですが、固まっている場合ではありません。だって彼女たちは私の不手際によって謂れなき憂き目、今にも女性として最低の辱めを受けていることは事実なのですもの。  こんなのおかしいに決まってますし、全然納得できません。しかし彼女たちばかりが踏みつけにされて私だけが恥辱を味わわずに済むことこそ、王家淑女の沽券に関わります。  ですから、これは仕方ないこと。仕方のないことなのですわっ……❤︎ フリをするだけ、この場限りのフリをするだけですっ。決して心まで明け渡すわけではっ——❤︎ 「身の程を弁えられず、大変申し訳ございませんっ……❤︎ 男性様を誑かす、み、淫らなっ、体つきをしており、大変申し訳ございませんっ……❤︎ じ、自分が恥ずかしいですわっ……❤︎」  身体を折り畳み恭しく額をベッドに擦り付けると、信じられないことに自らをいやらしく卑下する言葉がすらすらと出てきました。羞恥心がじゅくじゅくと音を立てて膿み、紡ぐ言葉の一言一句が潤んでしまいます。 (屈辱ですわっ……❤︎ 生き恥ですわッ……❤︎ 女性は、れ 、劣等種なんかじゃ、ありませんのにっ❤︎ 男性のオモチャなんかじゃありませんのにぃっ……❤︎)  ロイヤルレディたる貴族意識もろとも、女性としての尊厳を自分の手でくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に投げ捨てさせられたような感覚。頬も、目頭も、呼吸すら熱くって、頭の中が溶けるように茹だって、思考がまとまりません。背筋が粟立ち、びくんッ❤︎びくんッ❤︎と怒りと悔しさで跳ねてしまうのは仕様がありませんわ。  いつまでもこんな姿勢でいなければならないのか、そもそもこれは一体どういう了見なのか。本当は今すぐ指揮官を問い詰めたいところですが、彼らはどうやら役柄に没入しているようですし、異文化交流の機会を下手にぶち壊すわけにはいきません。不満を悶々と燻らせながらベッドに頭をめり込ませていると、隣からくぐもった喘ぎ声が聞こえてきました。 ぐり、ぐり。 「はぅっ……❤︎ ん、ぁ、あっ、あぁっ……❤︎」  怪訝に思って横目で様子を伺い、目を疑いましたわ。今度はあろうことか、ダイドーの頭が指揮官の足の裏で踏みつけにされているではありませんか。  は、え、信じられませんわ、人の、じょ、女性の頭を踏む? お待ちなさい、女にとって髪は命ですのよ? それをぐりぐりと踏まれて黙っていられるわけッ……❤︎ このッ、い、いい加減にッ❤︎❤︎ 「っ、あ❤︎ ダイドーのような卑しいマゾメスの頭を優しく撫でてくださってありがとうございますっ……❤︎ しあわせですっ……❤︎ ダイドーはしあわせものですぅ……❤︎ っ、ぁ❤︎ イクッ……❤︎ 頭踏まれて嬉しイキきちゃいますぅ……❤︎❤︎」 (——ま、まって。ダイドー、貴女なにを)  びっっくんッ❤︎❤︎ びくっっ❤︎❤︎❤︎  プシャッッ❤︎❤︎❤︎ しょわぁ……❤︎ 「イッ❤︎❤︎ ひ、ぁ……❤︎ イクぅ……❤︎ っ、ぁ❤︎ ごめんなさいっ、ダイドー悪い子ですぅ、ごめんなさいぃ……❤︎ 嬉ション我慢できませんでしたぁ……❤︎❤︎ マゾでごめんなさいぃ……❤︎❤︎」 「う、そ……❤︎」  平伏するせいで突っ張ってしまったスカート丈ではダイドーの豊満な臀部が覆いきれていません。紺色のプリーツスカートの下にある水色のショーツ、それを勢いよく飛沫が貫通してベッドを汚す瞬間を目撃してしまいました。ビチャビチャになったおもらしショーツから雫を滴らせて、土下座のまま固まるダイドー。見てはならないと思いつつも、彼女の痴態目を離せません。だって彼女、あまりにも気持ち良さそうな顔をしているから。毎晩丁寧に手入れしている、その絹のような銀髪がくしゃくしゃに踏みにじられているというのに足を跳ね除けるどころか、お尻を左右にくねくねと艶めかしく踊らせて、悦びを表しているのですもの。 「マゾでごめんなさいっ……❤︎ 勝手にイク雑魚まんこで申し訳ございませんっ……❤︎ す、捨てないでくださいっ……❤︎ お願いしますっ……❤︎ おねが……あっ❤︎ なでなでありがとうございますぅっ……❤︎」 (ダイドーっ……❤︎ 気をしっかりお持ちなさいッ……❤︎ お、お願いだからっ……❤︎)  げし、げし。ずりずり……。 「はいっ……❤︎ ダイドー、『まんこ』に生まれられてしあわせですっ……❤︎」 (貴女の性別は『女性』っ……❤︎ 誇りあるロイヤルレディっ……❤︎ そ、そんな卑猥な呼び名で自分を卑下しては……❤︎) 「従順なお利口おまんこちゃんでいますぅっ……❤︎」 (だめぇ……っ❤︎❤︎)  長姉の威厳を容赦なく踏み砕いた指揮官の足は浸り続けるダイドーを捨て置いて横にスライドし、今度はその妹の後頭部に狙いを定めたようです。  げしっ。 「は、ぁん……❤︎ ん、んんっ……❤︎」  くぐもった声を漏らしたシリアスは、ダイドーほどすぐに快楽に苛まれるわけではありませんでした。けれどこの時もう既に、ゆるやかに私の倫理観も緩んでいたのですわ。だってたった数分前まで女性の頭を、髪を踏みつけられることに憤りを覚えていましたのに。今や、踏んづけられて呆気なく達しない姿にほっとしてしまっているだなんて。 ぐり、ぐりぐりっ……❤︎ 「ん、ぐッ❤︎ ふーっ……❤︎ ふぅーっ……❤︎」  一定の間隔で電圧をかけられているみたいに、シリアスが痙攣しています。顔を深くシーツに埋めているため表情は伺えませんが、耳まで真っ赤にして深い息を吐く様は女の私にとっても、ひどく卑猥だと感じてしまうほどです。踏んづけて虐めれば虐めるほど、淫らな空気を醸し出すお香のよう。普段からメイドの役割を曲解したような言動で懲罰をねだる末路がこれならば、当たり前の帰結なのかもしれませんわね。 「破廉恥な身体で、男性様の学園生活を犯してしまい、申し訳ございませんでしたっ……❤︎ ふぅぅっ……❤︎ は、ぅ、ぁ……❤︎ 食べごろ盛りな未成年まんこの正装をっ……❤︎ 節操のない乳や尻でパツパツに膨らませてしまいっ……❤︎ 交尾欲を煽り立ててしまったこと、心の底から反省しておりますっ……❤︎」  シリアスの言葉は、まるで私たちを代表するような懺悔でした。優美で素晴らしい華と持て囃されていた、私たちロイヤルレディの肢体はどうやら男性の怒りを買う淫猥なものらしいのです。女性の威光を示す大きな胸は男性の前では『デカ乳』だの『爆乳』だの『握り心地の良い駄肉』に成り下がり、これが大きいメスほど淫らな個体。遺伝子レベルで種付けを唆す、メスの中でもとりわけ生意気な、生まれながらの劣等種扱い。  女性としての誇りある価値観が根本から破壊され、『まんこ』としての自覚を叩き込まれていく感覚に、脳裏で何度も何度もフラッシュが瞬きます。私まで倫理観を手放すわけにはと必死に踏みとどまっているものの、メイドふたりの熱い吐息交じりの降参謝罪と部屋中に充満する甘ったるいメス臭さで思考がまとまりません。  ごり、ごり。 「はいっ……❤︎」  パツンッ❤︎  踵でつむじを小突くことが合図だったのでしょう。そのままの姿勢で背中に手を回したシリアスは、金具が弾ける音をさせて制服の中からごそごそとそれを抜き取ります。  乙女の身だしなみは見えないところにこそ気を配るもの、その最たるが下着です。真紅の生地に花柄の刺繍が入った一級品のドレスのような高級ブラが、男性様への献上品として差し出されました。本来は生涯寄り添う契りを交わしたたった一人の殿方のみが独占できるはずのそれを、自分の意思で呆気なく人目に晒してしまうなんて。シリアス、貴女も逆らえぬよう男尊女卑を刷り込まれてしまっているのですね。本当に嘆かわしいですわ……っ❤︎  「106cmのJカップを、ぶら下げておりましたっ……❤︎ こちらが、その、乳支えとなります……❤︎ 私は、このような卑猥な装飾の布切れに吊られていないと、ち、乳が弾け回って、まともに暮らすこともままならないっ……❤︎ まっ……マゾメス、ホルスタインですっ……❤︎ また、爆乳まんこに少しでも孕ませがいを感じていただくため、制服に身を包みましたっ……❤︎ いかがでしょうか——あっ❤︎ ありがとうございますぅっ……❤︎❤︎」  指揮官の足が何の躊躇もなく脱ぎたてのブラを踏み潰しました。私たちの下着、特にブラジャーは全て特注品ですわ。けれど片方数キロはくだらない巨乳を支えるためのワイヤー入りの丈夫なブラカップでも、男性の体重には耐えかねて、ぐにゃり❤︎ぐにゃり❤︎と無慈悲にも変形させられていきます。『こんなものに頼って生きているなんてメスは可哀想』とでも憐れまれているようで、途端にブラジャーをつけていることが恥ずかしいことに思えてなりません。  JKの正装であるというセーラー服は、私たちが普段着用している畏まったドレスに比べると、お世辞にも良い織り物とは言えませんわ。ですからこうして着用すると、通気性の悪さから汗ばんだ布地が透けて背中の肌色と下に着込んだカラフルな下着が、その柄や刺繍はもちろん、三連ホックや分厚いストラップまでしっかり確認できてしまいますの。ああ、やっとこの低防御力な制服の意図がはっきりしました。こうしてメスの……あっ❤︎ じょ、女性のっ……❤︎ 膝をより屈辱的にへし折るためでしたのねっ……❤︎ 男尊女卑が浸透したこの御誂え向き猥褻衣装を姿見の前で合わせて「なかなか悪くなくってよ♪」などと上機嫌に鼻歌を鳴らしていた1時間前の私は、なんてマヌケだったのでしょう。 「おい」 「っ!? ぁッ——❤︎❤︎」  下唇を噛み締めていると、ドスの効いた低い声にたちまち現実に連れ戻されてしまいました。たった一言でドヤしつけられて心が怯んだせいで返答に窮してしまった、それが癪に触ったのでしょう。げし、げし。頭ひとつで支えられる以上の重みが脳天から容赦なくのしかかってきました。ベッド深くへと顔全体が沈められていくその最中において、やっと、いよいよ、ようやく。私は悟ってしまったのですわ。  この場の雰囲気に当惑しながら、それでも実のところまだ半分くらいは、いざ自分の番になったらどんなふうに鬱積を晴らして差し上げるかを考えていました。人間の膂力程度、その気になればKAN-SENが振り払えないわけがありません。けれど、ダイドーやシリアスが屈したのは物理的な質量にではなかったのですね。  足蹴にされたその瞬間、子宮が稲妻に撃ち抜かれた、そう勘違いしてしまうほどの衝撃が腹の奥に落雷しましたの。たぶん、今、私、一瞬気をやってしまったのですわ。瞼の裏が真っ白になって、じわじわと何かがせり上がってくる感覚に怯えが止まりません。 (な——んですの、これっ……❤︎ おなかのおく、あっっづぅっ……❤︎❤︎ びりびりして、しつづけてっ……❤︎ やだ、とまりなさい、とまっ、とまってぇ……❤︎❤︎ 小刻みにびりびりがっ……❤︎ おなか、おくっ……❤︎ し、子宮っ❤︎ 子宮が、これ、痺れて、痺れてるんですわっ……❤︎❤︎ なんで、なんでぇっ……❤︎❤︎ おなかのおく、ぐじゅぐじゅになってぇっ……❤︎❤︎)  骨盤の周りの神経を直接撫でられているみたいに、ゾクゾクが背筋から後頭部を行ったり来たり。わけもわからないうちに頭の中はほつれて、焦点がぼやけて、視界も滲んで。そのくせ、自分の吐息ばかりうるさくって。 「ふ、っぐ……❤︎ はーっ……❤︎ はーっ❤︎ は、ふ、ぅぅん……❤︎ っ、ぐ、ぁ……❤︎ はふっ、はふぅっ……❤︎❤︎ へぅぅ……❤︎ ぅ、ぅぅ……❤︎」  今までの人生で一度たりとも聞いたことのない、発情しきったメスの息遣い。それが意図せず自分の口から漏れ出ている。ああ、女性というのはいくら言葉や姿や思い込みで綺麗に美しく気高く着飾ろうとしても、その本質はなんと浅ましくってみっともないのでしょうっ……! こんなの、こんなのっ、女に生まれた時点で『負け』ではありませんかっ……❤︎ 「こいつちゃんと躾けてやれ」 「「は、はいっ……❤︎」」  隣から蕩けきった返答ふたつ。巷では品のない下卑た男を揶揄して、男は下半身でモノを考えるとの言い方がありますが。一方、女は子宮が日和って従順になってしまうのですね。今はっきりとこのお腹の中にある器官の存在が確認できます。  きゅん❤︎きゅん❤︎ と怯えたように一定間隔で収縮を繰り返し、ずっしりと重たさを生じているこれは女という生物に備わった、もうひとつの脳とも言えるのではないでしょうか。それが囁くのです。『オス様ぁ……❤︎ この劣等種の哀れなメスを、かわいがってくださいましぃ……❤︎』などと。レディの誇りもへったくれもない男尊女卑が浸透しきった媚び声がっ……❤︎❤︎ 「あぁ、お嬢様、ご立派です……❤︎ もう踏まれていないのに、土下座の姿勢を崩さないだなんて……❤︎ 大変お行儀の良いマゾメスの模範、ダイドーも見習いたいですっ……❤︎」 「はい、とても卑猥でいらっしゃいます、お嬢様❤︎ 無理やり身体を折り畳んでいるせいで、上半身と腿との間でひしゃげたお乳のシルエットが黒セーラーに浮き出て、映えておられます……❤︎」  『マゾメス』や『卑猥』は決して褒め言葉なんかではありませんのに、そんなに嬉々として賞詞を聞かせないでっ……❤︎ ただでさえ理性がぐじゅぐじゅですのに、私の感覚までチューンナップされてしまいますっ……❤︎ っ、と、いうか、もう、頭をあげていいんですのっ……?❤︎ まだ男性様から許可をいただいておりませんのに、勝手に降参をやめてしまってっ……❤︎  オスに一度ドヤしつけられた子宮は、抵抗の意識を根こそぎ削がれてしまうようです。さっきまであんなに威勢がよかったのに、今や目の前の男性様のご機嫌を損ねないことが最優先。 「正しいご挨拶の仕方をお教えいたしますね……❤︎」 「男性様への媚びの売り方、おちんぽ様のイラつかせ方でございます……❤︎」  私はJK三人組の真ん中に据えられ、両隣のメイドJKたちからお膳立ての作法を学ぶようです。うっすいカッターシャツ越しにふたりの爆乳が私の乳に押し付けられていますが、その存在感はやはり圧巻。というか、他人の身体ってこんなに卑猥に感じますのね。私も、オス様の情欲を知らず知らずのうちに煽っていたのでしょうか。遺伝子レベルでセックスに最適化された、そう考えると途端にこの身体つきがいやらしいものに思えてなりません。  ロイヤルレディのプライド? 優美? 可憐? 何を勘違いしていたのでしょう。ただただ卑猥で淫猥で下品。繁殖欲を掻き立て、犯され、支配されるべくして生まれてきた、それが私たちマゾメスですのね……❤︎❤︎ 「JKが着せられている、生地の薄いシャツは下着を透かすデザインのものが多いです。これはいうまでもなく男性の情欲を掻き立てるためなのですが、ダイドーのそれとは違い、お嬢様や私が着ているようなセーラー服も存在します。私のはともかくとして、お嬢様の黒セーラーは中身が透けません。ですが……くすっ❤︎ ご安心くださいませ」 「たわわに実らせた乳房を持つJKだけが、この制服を着こなすことができるんですよ……❤︎ ほら、胸の膨らみに合わせてなだらかにセーラーが膨らみ、腰のくびれに従って収束しています。本来、おへそが丸見えになるほどの丈ではないんですよ……❤︎ お嬢様がお乳をだぷたぷさせすぎてるから……❤︎ ふふ、ブラの献上とサイズ報告まで済ませちゃいましょうか……❤︎」  同性である彼女たちに再定義され認識の上書きが行われていくその言葉ひとつひとつが、脳のシワひとつひとつに染み込んでいくみたい。美味しく食べられるためにできるだけ、私という肉は身も心も柔らかく調理されていきます。  襟ぐりの隙間からダイドーの指先がセーラーの中へ侵入したかと思えば手慣れた手つきでストラップを外し、気づかないうちに背中のシリアスがホックを弾いてしまっていました。そのまま、あまりに呆気なく私のブラジャーが抜き取られてしまいます。 「ご立派です、羨ましい……❤︎」 「素晴らしいです、お嬢様……❤︎」  ダイドーが両手で持ち、紫のそれを指揮官の前で大きく広げます。ひとつひとつ乳を収めるためのカップが手のひらよりずっと大きいそれは、ともすればチャンピオンベルトとも見間違うようなサイズで。刺繍やレースをふんだんに施しているとはいえ、私自身の密かなコンプレックスの露呈でもありますから。恥ずかしくないわけがありません。  や、いやぁ……❤︎ ひろげないでぇ……❤︎ わたくしのぶら……❤︎ かえしてっ……❤︎ みせものにしないでぇ……❤︎ 「お嬢様……❤︎」 「お嬢様、バストのサイズ報告を……❤︎」 「っ、ぁ、……❤︎ うぅ……❤︎ ひゃ、ひゃく、120センチの、Oカップですわ……❤︎」  私共を見下ろす、男性様はたったひとこと。 「バカだろ」 「っ、あ——❤︎」  びくんっっっ❤︎❤︎❤︎❤︎  下着を見られたのも、胸のサイズを殿方に申告したのも、その知られたくなかった乙女の秘密を『バカ』と形容されたことも何もかもが初めての衝撃で。ゆるーくボディブローをもらったような感覚がせり上がってきて、花火みたいに炸裂しました。こ、これっ……❤︎ 癖になってしまいそうっ……❤︎ 「お嬢様、お足元失礼いたします……❤︎ ん、しょ……❤︎ ふふっ、お召し物、もうびしょびしょ……❤︎ おもらしだなんて、ダイドーとお揃いですね……❤︎」 「育ちのいいおまんこは、己が役割をすでに理解していらっしゃるようで何よりです……❤︎」  脱力しきった体では咄嗟に抵抗することもかなわず、私の足は二人に一本ずつ抱えられて、ひっくり返されてしまいました。排泄を介助される幼児のように足を投げ出した、大股開きの姿勢。正面にいる男性様にスカートの中を公開する、だらしのないM字開脚を強制されていると言えば伝わりますでしょうか。女に『穴』としての自覚を持たせるための屈伏のポージングなのでしょう、自然と呼吸が荒くなってきました。そして、次に何をさせられるか本能的に理解してしまいました。 「お嬢様、くぱぁ……❤︎ ですよ、くぱぁ……❤︎」 「くぱぁ……❤︎ は媚売りの基本です」 「「せーの……❤︎」」  理性だとか、常識だとかそういうものはもう私の手元にはありません。両隣から囁かれるものが、この場の空気が今の私の新しい常識。水分をひたひたになるまで吸い込んだショーツ越しの陰唇に指を添えて、『穴』を開きます。もちろん、掛け声と一緒に。 「く、くぱぁ……❤︎」 ぬぱぁぁぁ……❤︎❤︎❤︎  どろどろの粘膜まみれの膣内を人差し指と中指とで開くと、淫猥な水音を滴らせて肉が別たれました。オス様をしっかり上目遣いで見上げながら、か弱いメスであることをアピールするための『おまんこ』のポーズ。芸を仕込まれている犬のような滑稽さ。女性器を見せびらかすなど恥辱の極みであるはずなのに、自らの尊厳を貶めるほど恥ずかしい真似をさせられるほど、心臓は早鐘を打ってしまうのです。 すすす……❤︎ びっちゃあ……❤︎❤︎  ショーツの上をシリアスが指の腹で撫でただけで、その指先にはねっとりした粘液がたっぷり付着しました。それをネチャネチャと弄びながら、シリアスは『これ』がいかに優れたマゾメスであるかを男性様に語ります。 「べっちょりひたひたのローションいらずのお嬢様JKおまんこ❤︎ ご覧のとおり濡れやすく感度良好で繁殖行為に最適と思われます。クリトリスは包皮を被っていて、遊んでいる形跡は一切ありませんから、開発しがいもございます❤︎ 性欲の強さはこの通り、折り紙つきかと……❤︎」  ダイドーもまた商品の展示さながらに剥ぎ取ったブラを私の顔の横に並べて私の胸を制服の上から弄び、オス様に向けて紹介を始めてしまいます。 「顔より大きな爆乳持ち、こんな逸材JKは滅多に食べられないのではないでしょうか……❤︎ 既に乳首も立ってて感度は良好。触感は……ふふ、結構伸びますね……❤︎ ダイドーやシリアスよりも立派な、メートル越えの恥ずかしい爆乳Oカップ……❤︎ 手に張り付くようなふわふわもちもちのお乳のくせに、指の間からこんなにはみ出てる……❤︎ おっっもたぁい……❤︎」  男性へ媚びへつらうことは屈辱的で、そして脳内が快楽のスモッグで充満するぐらい気持ちいいこと。この蜜の味を一度覚えたら、きっと元に戻ることはできないのでしょう。いえ、果たして退屈な日常に戻る必要なんてあるのでしょうか。だってここは、この男尊女卑の世界はこんなに刺激的ですのに。  流石は元メイドたち、私のそんな不安を見抜いたのか、彼女たちは男性に向けてマゾメスのプレゼンをしながら、耳打ちをしてくれます。 「男性様に身も心も明け渡して、おちんぽ様に躾けていただきましょう……❤︎」 「大丈夫です、お嬢様……❤︎ みんなで妊娠すれば、怖くありませんよ……❤︎」 「や、やぁ……っ❤︎ JKが身重なんて、そんなっ……❤︎ と、取り返しがつきませんわっ……❤︎」 「あぁ、ふふ……❤︎ 男性様に望まぬ妊娠を強いられる、そういうテイなのですね……❤︎ お射精欲を煽る、とても素晴らしい心がけと存じます……❤︎ ダイドー、感激です……❤︎」 「ち、ちがうのっ……❤︎ これ、ごっこ遊びじゃ、職業体験じゃなくなっちゃ……❤︎」 「女が無様で哀れな結末をたどるほど、殿方の支配欲を満たして差し上げることができますから……❤︎ 妊娠を理由に学校を中退……❤︎ その最たる結末でございます……❤︎」 「三匹のマゾメスホルスタインJKの妊娠記録……❤︎ とっても、楽しみですね……❤︎❤︎」  ——あ、もうダメですのね❤︎ 手遅れですのねっ❤︎ このまま私たちまとめて本気の膣内射精キメられて、はじめての受精体験までさせられてしまうんですのねっ❤︎ 「お前の言葉で挨拶しろ」  ドスの効いた低い声は、地響きみたいに子宮深くに響きました。メスの浅ましい本性を見抜く鋭い眼光、私たちとは違う筋骨隆々の逞しい身体は生物的絶対上位者の風格を漂わせていて。そんな相手にどやしつけられては、卑猥卑劣な下品言葉がすらすらと出てきてしまうのも仕方のないことなのです。 「わ、わたくし、フォーミダブルはっ……❤︎ メートル超えのデカ乳Oカップをバカみたいにゆさゆさ揺らす、マゾメスホルスタインですっ……❤︎ セックスを誘うために生まれてきた、いやらしい身体を制服でラッピングいたしましたのでっ、どうぞ、処女膜と産みたて卵子ごと、お召し上がりくださいませぇ……❤︎❤︎」 「バキバキになるわ。おい三人でピースして今から何するか言え」 「はい、ピース❤︎」 「ピース……❤︎」 「ぴ、ピースっ……❤︎」 「……お嬢様」 「っ、ぁ……❤︎ 今から、私たち、に、妊娠させられちゃいまーす……っ❤︎」 《続》

Comments

大変遅ればせながら続編が仕上がりましたので、ご査証くださいませ!! おチソチソさまに合うと良いのですが……。

おはこ

是非とも続きが早く読みたいです!! 続編よろしくお願いいたします!! 首とチソチソを長くして待ってます!!

うおおぉ……ありがたや……。 愛のある陵辱とでも申しましょうか、普段扱わない類で内心恐々としておりましたが、フォーミダブルちゃんには似合う!!と思ったのでとても嬉しいです……!! またお口に合うものをお届けできましたら、幸いです。☺️

おはこ

おはこさんのたまに書かれる「強いオス」の話しめちゃエロくて好きです!フォーミダブルも好きなので嬉しい…続きも待ってます!

zgame300

やったー!! ありがとうございます!!😊 己の内なるマゾを掘り起こされてしまう女の子ってひょっとしてかわいいのでは?と試験的に書いたものなので、内心震えておりました。 知らず知らずのうちに、嬉々として美味しく食べられるための準備をしてる……いいですよね……。えっち。

おはこ

あ゛り゛がどうござい゛ま゛ず! プロットの段階で文字数が膨らみすぎる見立てがついてしまったので(アホ)、前後編に分けたつもりだったのですが前中後編になるかもしれません……(ど阿呆) お気に召していただけたなら、めちゃめちゃ嬉しいです。ごゆるりとお待ちいただければ、と。

おはこ

真に迫るマゾメス描写流石です! JK制服はメス用ラッピング、画期的な概念で感動いたしました

これは是非とも続きが読み゛だ゛い゛です!

TR


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